不用品回収の基礎知識
世田谷区で洗濯機を処分する際、粗大ごみとして扱うことができません。家電リサイクル料金の支払いの義務が発生します。できれば、洗濯機のような大型機器の処分は、手間をかけないように行いたいものです。
そこで今回は、世田谷区にて洗濯機を処分する際、効率よく行える5つの方法を中心にしながら、洗濯機処分の際に気をつけておきたい注意点も、併せて紹介していきます。
日本不用品回収センターの洗濯機の回収事例
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この記事の概要
- 洗濯機は粗大ゴミとして処分できない
- 洗濯機の処分は家電リサイクル法に基づいて行う
- 洗濯機を廃棄する前に水抜きをしておく
- 持ち運びが難しいときは業者に依頼するのが無難
- 日本不用品回収センターは当日予約も可能！
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世田谷区では家電リサイクル法により洗濯機を処分できない
世田谷区で洗濯機を処分するような場合、「家電リサイクル料金」を支払わなければいけません。
理由は、無料で引き取る業者の中には無許可で行っているものも横行し、環境汚染などの影響にかかわってしまうことが大きいからです。
悪徳業者との区別のため、正規の製造業者が廃家電4品目（エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機）を引き取る指定引取場所を設置し、各地のリサイクルプラントへ運んだ上で、リサイクル処理を行う費用が必要となります。
洗濯機に限らず、冷蔵庫・冷凍庫・乾燥機・エアコン・テレビといった大型家電も支払いの対象です。
また、どこのメーカーで製造された洗濯機なのかによって、処分の際に支払う料金が異なってくる場合も考えられます。
洗濯機の処分料金っていくら？
洗濯機の処分の際にかかる家電リサイクル料金は、製造メーカーによって金額が異なります。
一般的な大手メーカーなら2,530円に該当する場合がほとんどです。
支払方法は「販売店経由での支払い」「郵便局での支払い」の２通りがあります。
振り込みもしくは窓口での直接支払いのどちらかの方法です。
詳細については、家電リサイクル受付センターへ問い合わせてみるとよいでしょう。
また、世田谷区を含めた多くの地域での洗濯機の処分では、家電リサイクル料金の他に「収集運搬料金」もかかることがあります。
これは、家電販売店が回収体制を整備していて、引き取った洗濯機を確実に製造業者へ引き渡す際に必要な費用です。
収集運搬料金については各家電量販店によって金額が違います（下記見出し項目「家電量販店で廃棄する」を参照）。
| メーカーごとによる洗濯機処分の料金 |
| シャープ |
2,530円 |
| 東芝ライフスタイル |
2,530円 |
| パナソニック |
2,530円 |
| 富士通ゼネラル |
2,530円 |
| 三菱電機 |
2,530円 |
| サムスン電子ジャパン |
2,640円 |
| ヤマダ電機 |
2,805円 |
世田谷区で洗濯機を処分する5つの方法
家電リサイクル法に則って料金支払いする方法以外にも、世田谷区にて洗濯機を処分するには、以下の5つの方法が考えられます。
指定引取所へ持ち込みする
最もリーズナブルな処分方法として、世田谷区によって指定された引取所への持ち込みがあげられます。
業者や他人に依存せず、速やかに処分が可能でしょう。
世田谷区喜多見には指定引取所が1か所あります。
「(有)東南流通」へ問い合わせて、持ち込める日時を予約すれば可能です。
日程が決まったら、郵便局にて「家電リサイクル券」を購入し、あとは当日に洗濯機を持ち込めば完了します。
家電リサイクル券を渡すことも忘れないようにしましょう。
収集運搬料などが安く済むメリットがありますが、運搬は自身で行う必要と手間がかかります。
その点のリスクも踏まえた上で判断するようおすすめします。
家電量販店で廃棄する
古い洗濯機の処分は、買い替え時に家電量販店で引き取ってもらうとスムーズに済みます。
新購入との入れ替えは最もポピュラーなやり方でおすすめです。
その際、家電リサイクル料金と「収集運搬料金」が必要となり、合計4,000円～5,000円程度の負担があります。
注意点としては、配送先と引き取り先が同住所・同日であるかを決めておきましょう。
イレギュラーな対応の場合は、さらに2,500円～3,300円程度の追加料金が発生するからです。
そうなると、一般的な引き取りを上回る負担になります。
家電量販店での買い替えによる処分は、多少費用が高くなるデメリットはありつつも、手続きがシンプルで手間が一切かかりません。
また、収集運搬料金は各家電量販店で独自に決められています。
同じお店で買い替える場合は安くなりますが、他店で購入した洗濯機の引取は多少高くなる傾向です。
引き取られた洗濯機は、一旦は各家電販売店に収集され、やがて指定引き取り所・リサイクルプラントに運搬されて分解・リサイクルという流れを汲んでいます。
| 買い替えでの主な収集運搬料金 |
| ヤマダデンキ |
1,650円 |
| エディオン |
2,750円～3,850円 |
| ケーズデンキ |
1,650円 |
ホームセンターで処分する
各所に点在するホームセンターの中には、洗濯機引き取りサービスを承る店舗もあります。
カインズ、島忠ホーム、カーマなどは、有料引き取りを実施するホームセンターです。
店舗によって差はありますが、あくまでも買い替えが条件としている店舗が目立ちます。
また、家電リサイクル券をあらかじめ自身で購入しておく場合や、店舗で購入できる場合もあり、サービスや対応はさまざまです。
お近くのホームセンターへ問い合わせてみるとよいでしょう。
リサイクルショップで売る
指定引取所と同様に、リサイクルショップへ自身で持ち込む方法はリーズナブルでおすすめです。
出張手数料などが一切負担にならず、しかも買い取ってくれることになるので、お金を得る場合もあるのがメリットです。
ただし、査定金額は機種によりけりで、処分を受け入れてくれないこともあります。
渋々持ち戻ることにならないよう、事前に買取対象物かどうかを問い合わせて確認しておきましょう。
また、洗濯機の運搬は、必ず立てた状態にする必要があります。
洗濯機は横にする前提では作られていません。もし横にすると内部に負荷がかかり故障の原因になるかもしれません。
その点をあらかじめ踏まえて持ち込むことが大切です。
不用品回収業者に依頼する
上記の方法以外で的確な処分方法は、不用品回収業者へ依頼する方法です。
不用品回収業者とは、市区町村・都道府県にて、公安委員会から古物商の許可・免許を取得している専門職です。
そのため、不用品について正しい回収・処分とリサイクルが行えます。
概ねの場合、自社の店舗・事務所があり、見積書や契約書の作成もするでしょう。
スタッフへの教育なども完備されて、キャッシュレス決済など支払方法も充実している業者が増えています。
ただし、料金相場が6,000円～12,000円の高額になるのがデメリットです。
この内訳は、出張費用、スタッフへの人件費、車両のガソリン代などが含まれ、各業者によって詳細に差があります。
世田谷区で洗濯機を処分するときに気をつけるべきこと
洗濯機はリサイクル対象の家電の一つです。
そのため、粗大ごみと同様に処分する際には、一定のルールに則って行わなくてはなりません。
それを無視してしまうと不法投棄とみなされます。
場合によっては、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方の刑に処されてしまうでしょう（廃棄物処理法 第25条 第1項第14号 出典：法令リード)。
世田谷区で洗濯機を処分するのであれば、以下の内容を注意しておきましょう。
世田谷区で洗濯機を処分する際に気をつけたいこと
- 無料回収を謳う悪徳業者も存在する
- 保証期間であれば無料で修理できる
- 処分する前に水抜きをしておく
無料回収を謳う悪徳業者も存在する
まず最初に気をつけたい点は、無料回収の謳い文句で、無許可の悪徳業者が存在することです。
巡回車で周辺を回っている場合や、広告をポスティングして集客する場合など、廃棄物の回収・処分を無許可なまま行う違法業者も含まれていると思ったほうがよいでしょう。
本来、廃棄物収集・処分を行うには「一般廃棄物処理業」の許可が必要です。
「古物商」「産業廃棄物処理業」の許可だけでは行えません。
回収後になって高額費用を請求してくるといったトラブルも考えられるでしょう。
必ず、その業者への口コミなどを調べた上で依頼することが大切です。
保証期間であれば無料で修理できる
当初から新品へ買い替えを目的にするならいいのですが、故障などで仕方なく処分するのであれば、洗濯機の保証期間を確認しておきましょう。
もし、保証期間内に該当すれば、処分せずに無料修理を依頼する方法も選べます。
原則的に、市販されている洗濯機は購入後1年間が保証期間です。
ただし、大手家電量販店で購入した洗濯機であれば、メーカー保証に加えて長期保証も付いているケースが目立ちます。
その期間は店舗によって差がありますが、3年保証・5年保証などが多いでしょう。
買い替えや処分のための費用や手間を考えれば、保証を活用したほうがお得になることがあります。
| 主な大手家電量販店と洗濯機の保証期間 |
| ヤマダ電機 |
製品代金が30,000円以上・・・メーカー保証の1年を含んだ3年間
製品代金が50,000円以上・・・メーカー保証の1年を含んだ5年間 |
| ケーズデンキ |
製品代金が30,000円以上・・・メーカー保証の1年を含んだ3年間
製品代金が50,000円以上・・・メーカー保証の1年を含んだ5年間 |
| ビックカメラ |
製品代金関係なく、メーカー保証の1年を含んだ5年間 |
| ヨドバシカメラ |
製品代金関係なく、メーカー保証の1年を含んだ5年間 |
処分する前に水抜きをしておく
洗濯機の処分をする前に、必ず行ってほしい作業の一つが水抜きです。
水抜きとは、洗濯機内およびホース内に残った水を抜く作業の総称です。
引越し・買い替え・凍結対策などで、必要に応じた際に行います。
洗濯機の水抜き方法は、縦型洗濯機とドラム式洗濯機で差がありますが、約30分〜1時間くらいで簡単に実施できます。
どうしても難しいような場合は業者にお願いすればやってくれますが、その際には追加料金がかかると考えておきましょう。
洗濯機の処分は日本不用品回収センターへ
もし洗濯機の処分にお困りのようなら、日本不用品回収センターへ問い合わせてみてはいかがでしょうか。
即日回収にも対応しているのが特徴で、場所によっては最短30分で自宅へ伺うこともできます。
製品の査定次第で買取の対応しています。
処分対象の洗濯機が、まだ新品だとすればお得な方法となるでしょう。
また、日本不用品回収センターでは出張料金・見積もりが無料です。
洗濯機以外の家電の処分にも対応できるため、一緒に不要なものがあれば相談してみることをおすすめします。
洗濯機を処分するときによくある質問
洗濯機の処分について、以下のようなよくある質問が目立ちます。
大型家電の扱いであるため、後で困ったことが発生しないためにも、できるだけ事前に注意点などをチェックしておくようにしましょう。
自分で運べない洗濯機を処分するには？
洗濯機のような大型家電は、なかなか一人で運搬することができません。
とくに女性の一人暮らしの場合は、粗大ごみの回収場所へ持っていくことすら困難です。
この場合には、不用品回収業者へ処分を依頼する方法が妥当といえます。
ネット検索にて「不用品 回収 地名」など入力すれば、自宅周辺の不用品回収業者のホームページが閲覧できるでしょう。
その内容を調べて、一番信頼できそうな業者へ問い合わせるのが最適です。
見積もりを依頼して複数の業者を検討してみましょう。
正当な不用品回収業者なら、自宅まで来てくれて持ち運びをスタッフが全て行ってくれます。
中には、買取りサービスを行っている会社もあるので、それも含めて検討するのがポイントです。
他にも、フリマアプリ・ネットオークションへ出品し、買い手がつくのを待つ方法や、リサイクルショップへ問い合わせて買取査定をしてもらう方法もあります。
もし買取りが可能な洗濯機ならば、お金が手に入り負担が軽減されるメリットも生まれるのでおすすめです。
ただし、基本的に不良品回収業者へ依頼することは、多少の費用がかかることを念頭に入れておく必要があります。
洗濯機を無料で処分する方法は？
もし該当する洗濯機が十分に使用可能な状態で、コンディションが優良な場合なら、不用品回収業者の買取査定によって、実質無料で処分ができる場合も考えられます。
しかし、壊れている洗濯機であれば無料での処分は難しいものと考えておくほうがよいでしょう。
壊れた洗濯機の場合は、リサイクル料金・収集運搬料がかかるケースがほとんどです。
概ね5,000〜6,000円程度の処分費を用意しておくようにしましょう。
また、フリマアプリやネットオークションでの利用により、実質無料もしくはプラスになることも考えられますが、これも結果次第です。
世田谷で洗濯機の買取を依頼できる業者は？
世田谷区は「住みたい街ランキング」でも上位に入る人気の地域です。
そのため、引っ越しなどの人の流動も積極的なこともあり、大小さまざまなリサイクルショップがあります。
出張買取・宅配買取専門といった業者もあるので、どの事業所や店舗にお願いしたらいいのか困るくらいです。
そこでここでは、世田谷にて洗濯機を処分する際に買取も検討してくれる優良な業者を紹介します。
買取マクサス 世田谷砧公園店
家電と家具の買取を中心に行っている業者なので、洗濯機を含めた数多くの家電の買取もしてくれます。
かなり積極的な取引が期待できるでしょう。
洗濯機以外に複数の品物があるようなら、まとめて査定に出すことで買取価格も上がるシステムになっているのが特徴です。
しかも、家電だけではなく家具・ブランド品などの買取も行えます。
処分に手間がかかりそうなものなら、まずこの店舗を検討してみてはいかがでしょうか。
世田谷区内なら最短当日、出張買取が可能です。
東京リサイクルショップ インプション
都内をメインに総合リサイクルショップとして幅広く展開していて、６店舗中、祖師谷大蔵・下北沢・自由が丘・用賀・経堂の5店舗が世田谷区内で営業しています。
世田谷区に根付いたリサイクルショップとして信頼性が高いといえます。
家電に限らず有名ブランドの家具・洋服・バッグ・インテリアなども取り扱い、珍しいヴィンテージ品や限定品を見つけることができるのも特徴の一つです。
買取強化アイテムをサイトにて公開するので、チェックもしやすくおすすめです。
アシスト
本社は神奈川県横浜市にありますが、世田谷区に店舗を構えている買取専門店です。
ブランド品を中心に家電・家具・レジャー用品などジャンルが幅広く、店頭、出張、宅配のいずれの方法でも対応できます。
買取した製品については、ホームページにて買取価格を公開し、品質状態や付属品についても解説する親切さが魅力です。
洗濯機の買取の相場を確認したい時に役立ちます。
洗濯機の処分方法｜まとめ
かつては、裕福な家庭の象徴とされていた洗濯機でしたが、今は所有していることが当たり前に近い状態です。
徐々に最新型へグレードアップを繰り返していますが、家電としての寿命のことも考えなくてはなりません。
買換えなどを検討する際は、古い洗濯機の処分についてもスムーズに行う工夫をしていきましょう。
無料で不用品を回収することはかなり難しいものの、品質によっては、リサイクルや買取などの可能性も秘めています。
どこまでの範疇で対応できそうか各業者に問い合わせて、最終判断をしてみることをおすすめします。
執筆者