不用品回収の基礎知識
![取手市でゴミを捨てる方法](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2024/05/toride-trash-top.png)
地域ごとにごみの分別ルールや収集の頻度が違うため、引越し後は戸惑うことも。環境に合わせてルールが変更されるケースもあり、捨て方がわからなくなることもありますよね。
この記事では、茨城県取手市でのゴミの捨て方を解説します。2024年4月から変更されたごみ袋の名称や、環境センターへの持ち込みについてもご紹介しますので、正しく処分してください。
取手市で収集されているごみは?
![取手市で収集しているごみは?](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2024/05/toride-trash-way.png)
茨城県取手市では、ごみごとに指定された専用の袋に入れて、指定日の朝8:00までに集積所へ出します。指定袋に入らないサイズのもの、もしくは入っても口を縛れないものは一般ごみとしては出せないので、粗大ゴミとして処分します。
収集日や袋の種類については、下記の表を参考にしてください。
取手市の分別ごとの収集頻度と指定袋(2024年5月現在)
|
分別方法 |
捨て方 |
回収日 |
燃やすしかないごみ |
燃やすしかないごみ専用袋 |
毎週月・木曜 |
燃やせないごみ |
不燃ごみ専用袋 |
毎週金曜 |
ペットボトル |
資源物専用袋
(ペットボトルの欄に丸をつける) |
第1・3、もしくは第2・4火曜
(地域によって異なる) |
プラスチック製容器 |
資源物専用袋
(プラスチック製容器包装の欄にに丸をつける) |
第1・3・5水曜 |
缶 |
資源物指定袋
(あき缶の欄に丸をつける) |
第1・3、もしくは第2・4火曜
(地域によって異なる) |
ビン |
色分けしてコンテナへ |
第1・3、もしくは第2・4火曜
(地域によって異なる) |
古紙・古布 |
古紙は束ねて十字に縛る
古布は透明な袋 |
第2・4水曜 |
有害ごみ |
市の施設の回収ボックス |
常時回収 |
参考:取手市の家庭ごみの出し方はこちら
燃やすしかないごみの捨て方
可燃ごみは、燃やすしかないごみ専用袋に入れて出します。2024年4月から可燃ごみ専用袋から名称が変更していますのでご注意ください。
資源物や燃やせないごみは入れず、燃やすしかないごみだけを捨てましょう。
燃やせないごみの捨て方
セトモノやガラス製品のような燃えないごみは、燃やせないごみとして専用袋に入れて処分します。革やゴム製品、プラスチック製容器包装以外のプラスチック製品など、他の自治体では可燃ごみとなるものも、取手市では燃やせないごみとして扱うので要注意です。
燃やせないごみ
- セトモノ・ガラス製品
- 皮革・ゴム製品
- 傘
- 電球(水銀を含まないもの)
- 容器包装以外のプラスチック製品
- 小型家電 など
専用袋に入らない大きさの家電は、粗大ごみです。傘のみ袋から出ている状態でも回収されます。
ペットボトルの捨て方
「PET1」のマークがついたボトルのみを、ペットボトルとして回収します。資源物専用袋に入れて、ペットボトルの欄に丸をつけてください。
それ以外のボトルプラスチックボトルは、プラスチック容器包装で出します。汚れが落ちないものは、燃やせないごみに出してください。
プラスチック製容器の捨て方
「プラ」マークのついたものは、プラスチック製包装容器として回収します。主に商品の入れものや、商品を包んでいたものが該当します。
汚れている場合は、洗って水気を切ってから資源物専用袋に入れてください。汚れが落ちないものは、燃やせないごみです。
缶・ビンの捨て方
飲料缶や缶詰缶のあき缶だけでなく、鍋ややかんといった金属製品もあき缶として回収します。資源物専用袋に入れ、指定日に出しましょう。
ビンは、収集日になると集積所にコンテナが並びます。色別に収集しているので、ビンの色に合ったコンテナに入れてください。
化粧水のビンや乳白色のビンは燃やせないごみです。
あき缶
- 飲料缶・缶詰缶
- スプレー缶(使い切り穴を開けて)
- 鍋・やかん・フライパン
- 金属製のキャップ など
古紙・古布の捨て方
紙類や布類も資源物として収集します。新聞や雑誌、段ボールは紐で縛ってばらけないようにしてください。
牛乳パックは、市役所や取手市内の公民館でも回収しています。
古布は、リユース前提で回収しているので、汚れや破れのないもののみを透明な袋に入れてください。リユースできないものは、燃やすしかないごみです。
有害ごみの捨て方
乾電池や蛍光管、水銀体温計などの有害ごみは、取手市内の公民館や郵便局の他、一部の個人商店で回収を受け付けています。
ボタン電池や充電器は回収されないので、販売店の引き取りを利用してください。
常総環境センターでは草木も捨てられる!
![常総環境センターでは草木も捨てられる!](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2024/05/toride-trash-dump.png)
常総環境センターでは、ごみの自己搬入を受け付けています。処分に費用はかかりますが、粗大ごみも処分できるので、大量のごみを捨てたいときに便利です。
常総環境センターの手数料(2024年5月現在)
|
10kgまで |
157円
(以後10kgごとに157円) |
これまでは庭木や落葉など植物系のごみは搬入不可でしたが、2024年4月から受け入れを再開しています。小枝は50cm以内にカットして束ね、落ち葉は1週間以上乾燥させて燃やすしかないごみ袋に入れて搬入してください。
常総環境センターに搬入するためには、「家庭系一般廃棄物搬入許可証」が必要です。許可証は、市役所の環境対策課の窓口で申請できます。
申請後は搬入期間内に、受付時間を守って持ち込みましょう。
常総環境センター
|
守谷市野木崎4605 |
0297-48-2314 |
9:00〜16:00
土日祝・年末年始の搬入不可 |
参考:常総環境センターへの持ち込みについてはこちらから
取手市で収集されていないごみは?
![取手市で収集いていないごみ](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2024/05/toride-trash-ng.png)
取手市では、土やコンクリート、レンガなど土砂や建築資材は、環境センターでの処理が困難なため収集していません。家庭用のゴミと一緒に指定袋に入れないようご注意ください。
取手市で収集していないもの(2024年5月現在)
|
危険物 |
医療機器・農薬・塗料・火薬 など |
土砂類 |
石・土・砂 など |
建築資材 |
コンクリート・レンガ・瓦 など |
自動車部品 |
タイヤ・バッテリー など |
参考:取手市で捨てられないごみはこちら
収集されていないごみを捨てる方法はある?
建築資材や土砂類は、購入店で引き取りサービスがないか確認してみましょう。タイヤやバッテリーも、カー用品店で回収しています。
レンガや土はホームセンターでも回収していないところが多いので、その際は不用品回収業者を利用しましょう。
下記の記事では、取手市で回収していないものの処分方法を解説しています。
取手市の粗大ごみの捨て方
![取手市の不用品回収](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2022/06/totte-fuyouhin-kaisyu-1.png)
取手市では指定袋に入らないものを粗大ゴミに出さなければいけません。粗大ゴミは戸別収集または常総環境センターへの自己搬入の2つの方法で処分できます。
取手市で粗大ゴミに分類されるもの
- マットレス・カーペット
- 木製家具・金属製家具
- 家電リサイクル法に該当しない家電類
- 自転車
- タイヤ・畳
- 農機具類など
戸別収集では1度の申込につき10点まで処分できます。電話(0297-74-2141)または市役所環境対策課窓口で申し込みます。
申込時に料金や収集日を確認しましょう。
家電リサイクル法により、自治体では回収してもらえません。購入した販売店に相談するか、不用品回収業者の利用がおすすめです。
粗大ゴミを持ち込みする方法
粗大ゴミを持ち込みする方法
- 施設:常総環境センター
- 住所:茨城県守谷市野木崎4605
- 電話:0297-48-2314
- 搬入時間:9時〜16時(祝日・年末年始を除く)
- 手数料:10kgあたり143円(税抜)
- ルール:事前に環境対策課か藤代庁舎総合窓口課で申請書を記入する
常総環境センターで粗大ゴミの持ち込みを受け入れています。重量によって金額が変わるので、粗大ゴミ処理券を準備する必要はありません。
粗大ゴミを処分するときの料金
戸別収集にかかる手数料は、粗大ゴミ1点につき500円です。
粗大ゴミ処理券はコンビニエンスストア、薬局、スーパーなど一部店舗で販売されています。詳細は粗大ゴミ処理券取扱店一覧をご確認ください。
常総環境センターへ持ち込むときの手数料は、10kgあたり143円です。重量を計り、金額が決まります。
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