冷蔵庫は
家電リサイクル法により、粗大ごみに出すことができません。家電量販店か不用品回収業者に引き取ってもらう方法が適切です。まずは処分方法を決めましょう。
冷蔵庫を無料で処分したい方は、3つの方法を検討しましょう!
冷蔵庫を回収してもらう方法から安く引き取ってもらう方法までわかりやすく解説します。
日本不用品回収センターが回収した冷蔵庫例
- 冷蔵庫の運び出しや撤去にお困りの方はいませんか?
- 今すぐ冷蔵庫を処分したい方は、日本不用品回収センターにお任せください!
冷蔵庫の処分を依頼する
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冷蔵庫を無料で回収してもらうには?
まだ比較的新しい冷蔵庫なら、無料で処分できる可能性があります。冷蔵庫を無料で処分したいときは、以下3つの方法をおすすめします。
人気メーカーの冷蔵庫なら予想外に高値で売れる場合もあるので、査定に出してみましょう。
家電量販店で引き取ってもらうときは、リサイクル料金や収集運搬料金を支払わなければいけません。ただし、下取りや買取であればお店でも無料で回収してもらえるでしょう。
冷蔵庫の7つの正しい処分方法!
不要になった冷蔵庫は、以下いずれかの方法で処分する必要があります。
どの方法を選ぶかによって料金も異なるので、自分に合う方法を選びましょう。
新しく購入する際に引き取ってもらう
新しい冷蔵庫に買い替えるときに、不要になった冷蔵庫を家電量販店に引き取ってもらえます。
家電量販店で冷蔵庫を引き取ってもらう流れ
- 新しい冷蔵庫の購入店舗に引き取りを依頼する
- 支払い方法を確認し必要に応じて家電リサイクル券を購入する
- 新しい冷蔵庫の搬入時に古い冷蔵庫を引き取ってもらう
メリット
- 自宅に新しい冷蔵庫を届けてもらうときに引き取ってもらえるので、店まで運搬する必要がない
費用は店舗ごとに異なるので注意が必要です。例えばヤマダ電機で冷蔵庫を処分する場合、5,390円〜7,800円程度の費用がかかります。
大手家電量販店で冷蔵庫を処分する時にかかる費用は下記のとおりです。
大手家電量販店の冷蔵庫処分費用 |
店舗名 |
リサイクル料金(170L以下) |
リサイクル料金(171L以上) |
収集運搬料金 |
ヤマダ電機 |
3,740~5,599円 |
4,730~6,149円 |
2,200円 |
ビックカメラ |
3,740~5,599円 |
4,730~5,060円 |
1,650円 |
ヨドバシカメラ |
3,740円~ |
4,730円~ |
550円 |
ケーズデンキ |
3,740円~ |
4,730円~ |
2,200円 |
ノジマ |
5,790円~ |
6,380円~ |
0円 |
エディオン |
3,740円~ |
4,730円~ |
1,100~1,650円 |
上新電機 |
3,740円~ |
4,730円~ |
1,100円 |
家電量販店によって料金を支払うタイミングは異なります。
現金以外の支払い方法に対応していなかったり、リサイクル料金にポイントが付かなかったりといった仕様の差があるので注意しましょう。
買い替えずに処分だけ依頼することも可能ですが、処分のみの依頼は料金が割高になる傾向があります。
また、冷蔵庫を持ち込んで回収してもらえば出張手数料がかかりませんが、リサイクル料金は必ず発生する点も覚えておきましょう。
冷蔵庫の主要メーカー
Panasonic
日立グローバルライフ
SHARP
東芝ライフスタイル
LG Electro
クリナップ
富士通ゼネラル
ハイアールジャパン
ツインバード
アクア
サムスン電子ジャパン
ハイセンスジャパン
良品計画
ホシザキなど
※こちらのメーカーはリサイクル料金が高くなっています。
一方で、ヤマダ電機は「良品買取」という制度を設けており、年式が新しく正常に稼働する製品を買い取ってくれます。
ほかにも冷蔵庫のメーカーや回収エリアによって料金が変わることもあるため、詳細を知りたい場合は、近くの店舗に問い合わせるのがおすすめです。
参照:ビックカメラ、ヤマダウェブコム、ケーズデンキ、ヨドバシカメラ、ノジマ、上新電機、エディオン、ヤマダ電機の冷蔵庫の処分
自治体が指定する業者に回収してもらう
自分が住んでいる地域の「家電リサイクル受付センター」を利用して処分できます。家電リサイクル受付センターとは、家電リサイクル法の対象4品目を回収するサービスのことです。
回収してもらう手順をご紹介します。
東京都23区では、冷蔵庫を粗大ゴミに出せません。ただし、自治体の指定業者に回収を依頼できます。
家電量販店で冷蔵庫を引き取ってもらう
- 品目やメーカー名を確認する
- 家電リサイクル受付センターに申し込む
- 収集当日に冷蔵庫を引き渡す
- 料金を支払い家電リサイクル券を受け取る
メリット
- 電話の受付時間は月曜~土曜、8~17時まで対応しており、インターネットであれば24時間365日受け付けているので、好きなタイミングで申し込める。
収集当日は、玄関先やマンションのゴミ置き場などに冷蔵庫を運び出しておきましょう。室内からの運び出しは依頼できないので注意が必要です。
引き渡す際にリサイクル料金と収集運搬料金を現金で支払い、家電リサイクル券の控えをもらっておきましょう。家電リサイクル受付センターへの申し込み方法は、以下2通りです。
指定引取場所に直接持ち込む
全国各地にある指定引取場所に冷蔵庫を直接持ち込んで処分する方法もあります。持ち込む場合は収集運搬料金がかからず比較的安い費用で処分できます。
指定引取場所に持ち込んで処分する手順
- 郵便局で家電リサイクル券の振込用紙を手に入れる
- 振込用紙に必要事項を記入する
- 郵便局窓口でリサイクル料金を支払う
- 指定引取場所に電話して持ち込む日時を予約する
- 指定引取場所に持ち込む
メリット
- 自分で持ち込むことができれば、費用をかなり抑えられる
一般財団法人家電製品協会で指定引取所検索を検索できます。持ち込む前に電話で事前予約して、持ち込む日時と料金の支払い方法を確認しておきましょう。
ただし、重たくて大きい冷蔵庫を指定引取場所まで運搬するのは手間がかかります。ご自分で対応するのが難しい方は、回収業者を利用しましょう。
不用品回収業者に引き取ってもらう
冷蔵庫以外にも処分したい不用品がたくさんあるなら、不用品回収業者に依頼しましょう。家電・家具などをまとめて引き取ってくれるので、引越しや大掃除で不用品がたくさん出たときに便利です。
不用品回収業者に依頼する手順
- 依頼したい不用品回収業者を探す
- 見積もりを依頼する
- 回収日時を指定する
- 回収当日に不用品を引き取ってもらい、料金を支払う
メリット
- 都合の良い日時に自宅まで引き取りに来てくれるため、利便性が高い
- 即日回収可能な業者に依頼すれば、依頼したその日に大量の不用品をまとめて処分可能
ただし業者選びを慎重に行わないと、トラブルに巻き込まれる可能性があるので要注意です。料金体系や口コミをチェックして、優良な業者に依頼しましょう。
冷蔵庫のみの回収依頼は料金が割高になるので、他の不用品と合わせて処分するのがおすすめです。
無許可で冷蔵庫を回収処分する業者に注意!
「不用品を無料で回収」などと謳って巡回している回収業者は、無許可で営業している業者の可能性があるので注意が必要です。
無許可で回収する業者の特徴
- 街中をスピーカーで宣伝しながら巡回している
- 空き地で回収している
- チラシを配布している
上記に該当する業者は悪徳業者も存在するので、利用は避けましょう。
必要な許可を得ずに回収している業者に依頼すると、不法投棄や不適正処理などのトラブルに巻き込まれる可能性がある為、
ホームページやチラシで許可の有無や追加料金の有無を確認しておきましょう。
参考:環境省
リサイクルショップに買い取ってもらう
リサイクルショップで売れやすい冷蔵庫の特徴
- 製造から5~10年(3年以内なら高値で売れやすい)
- 大手メーカー製造の冷蔵庫
- 付属品や取扱説明書がすべて揃っている
- 掃除が行き届いており見た目がきれい
メリット
- 売却した冷蔵庫は再販売されるため、リサイクル料金は不要
- 無料で出張買取を行っているリサイクルショップに依頼することで、手間が減る
ただし、古い冷蔵庫や壊れた冷蔵庫を売ることはできません。製造年が新しいものでも、汚れなどの使用感が目立つ場合は買取不可となる可能性があります。
フリマアプリ・ネットオークションで売却する
フリマアプリやネットオークションに出品して売る方法もあります。型が新しいものやスペックが高いものは、予想外の高値で売れるかもしれません。
フリマアプリやネットオークションに出品する手順
- 出品したい冷蔵庫をカメラで撮影する
- 説明文を記入する
- オークション開始時の金額と期間を指定する
- 落札されたら落札者に連絡する
- 入金を確認した後で発送する
メリット
- 出品するときの価格は自分で設定できるため、買い手が見つかれば臨時収入を得られる可能性がある
スマホで簡単に出品できる手軽さが魅力ですが、冷蔵庫は梱包や配送に手間がかかります。また買い手にクレームをつけられてトラブルになる可能性もあるので、初心者にはおすすめできません。
買い手が見つからずに処分まで時間がかかる場合もあるため、手早く処分したい人は別の方法をおすすめします。
知人・友人に譲る
処分費用はかかりませんが、知人や友人の家まで冷蔵庫を運ぶときに配送業者を利用する場合は費用がかかります。
サイズの小さい冷蔵庫なら自家用車で運ぶことも可能ですが、運搬中に水漏れなどが発生する場合があるので注意が必要です。しっかり梱包してから運ばないと、運搬中に故障などのトラブルが発生する可能性もあります。
知人や友人に譲る場合は、冷蔵庫の運搬方法についてよく話し合っておきましょう。
周りに冷蔵庫を欲しがっている人がいない場合は、地元の掲示板サービスに掲載する方法もあります。無料で譲る条件なら、多少古い冷蔵庫でも引き取り手が見つかるかもしれません。
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象だから粗大ゴミで処分できない
冷蔵庫は家電リサイクル法により、自治体の粗大ゴミとして処分することができません。なぜ粗大ゴミに出せないのか、その理由をここで確認しておきましょう。
家電リサイクル法とは、家電製品から有用な部品・材料をリサイクルして廃棄物を減らし、資源の有効利用を推進するための法律です。
特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)は、一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。
出典:経済産業省 家電リサイクル法とは
上記の家電は法律によってリサイクルすることが義務付けられているため、粗大ゴミとして回収してもらうことはできません。粗大ゴミ以外の方法で適切に処分する必要があります。
冷蔵庫を捨てるときのリサイクル処分料金
国内メーカーの冷蔵庫を処分するときの料金は以下のとおりです。
冷蔵庫のリサイクル料金 |
冷蔵庫のサイズ |
170L以下 |
171L以上 |
リサイクル料金 |
3,672円 |
4,644円 |
収集運搬料金 |
3,240円 |
3,240円 |
合計金額 |
6,912円 |
7,884円 |
冷蔵庫を処分するときは「リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかります。
参照:家電製品協会
冷蔵庫のメーカーごとにリサイクル料金が異なるので、事前に一般財団法人家電製品協会(家電リサイクル料金表)で料金を確認しておきましょう。
冷蔵庫の内ドア貼ってあるステッカーにメーカーや製造年式が記載されているので、見てみましょう。
冷蔵庫を処分するときにかかる費用
費用をかけずに、冷蔵庫を処分する方法を見つけたい!
冷蔵庫は捨て方によって、処分費用や手間が変わります。
処分費用を確認しておきたいという方のために、処分費用をまとめました。
処分方法 |
処分費用 |
自治体が指定する業者に回収してもらう |
4,000円〜(家電リサイクル料金+収集運搬料) |
指定引取場所に直接持ち込む |
4,000円〜(家電リサイクル料金+収集運搬料) |
家電量販店に引き取ってもらう |
5,000円〜(家電リサイクル料金+収集運搬料+手数料) |
不用品回収業者に引き取ってもらう |
5,000円〜(作業料) |
リサイクルショップに買い取ってもらう |
無料 |
フリマアプリ・ネットオークションで売却する |
3,000円程度(手数料・配送料) |
知人・友人に譲る |
無料 |
冷蔵庫を処分するときはリサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があるため、4,000円〜5,000円が処分費用の相場です。年式の新しい冷蔵庫であれば、買取サービスを利用して無料で処分することも可能です。
ただし、手数料や配送料で費用がかかることもあるので注意しましょう。
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冷蔵庫を廃棄する前にやること一覧
今まで使っていた冷蔵庫を捨てる前にしておくべきことがあります。
冷蔵庫を処分する前にやっておくこと
- 冷蔵庫の中身を空にする
- 給水タンクや製氷機の水を処分する
- 冷凍庫の霜を取る
- 前日に電源プラグを抜いておく
- パーツとドアをテープで止めて、棚板が動かないようにする
中身を空にするときは、製氷機内の水・氷も忘れずに捨てておきましょう。前日までに電源プラグを抜いて霜取りと水抜きを済ませておかないと、運搬中に水漏れして故障したり他の荷物を汚してしまったりするので注意が必要です。
冷蔵庫のコンセントを抜くと冷凍庫内の霜が溶け出し蒸発皿に溜まるので、溜まった水を捨てておきましょう。前日までにしっかり準備してから処分しましょう。
冷蔵庫の処分なら日本不用品回収センターにお任せください
冷蔵庫を今すぐ簡単に処分したい方は、日本不用品回収センターにお任せください。日本不用品回収センターは関東を中心にサービスを展開している不用品回収業者です。
年間20,000件の実績があり、電話だけでなく問い合わせフォームやLINEにて見積もりをご確認いただけます。年式の新しい冷蔵庫であれば、買取も対応させていただきます。
自治体では回収できない家電リサイクル法の対象製品も問題なく回収しております。引越しや大掃除でいらない冷蔵庫の処分にお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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冷蔵庫を処分されたお客様の口コミ
冷蔵庫の処分に関する質問まとめ
冷蔵庫を捨てるまでにやっておくべきことは?メーカーや内容量はどこを見る?など疑問に思うこともあるでしょう。そこで、冷蔵庫を処分するときのよくある質問をまとめました。
家電リサイクル料金は冷蔵庫を回収してもらう前に、郵便局で支払います。指定引取場所へ持ち込む場合は家電リサイクル券を用意しておかなければいけません。
家電量販店の引き取りサービスや不用品回収業者を利用するときは、サービス利用時に料金を支払います。
家電リサイクル券とはなんですか?どこで買えますか?
家電リサイクル券は家電リサイクル法の対象製品(冷蔵庫、洗濯機、冷凍庫、エアコンなど)を処分する時に必要な券です。家電リサイクル券を購入する方法は以下の通りです。
家電リサイクル券の購入方法
- 処分する冷蔵庫のメーカーと大きさを調べる
- 再商品化等料金一覧でリサイクル料金を確認する
- 郵便局で振替払込書と家電リサイクル券を記入する
- 郵便局かゆうちょ銀行の窓口でリサイクル料金を振り込む
- 払込証明書と家電リサイクル券を受け取る
- 冷蔵庫に貼り付けて処分する
ご自分で処理施設に持ち込みをする場合に必要です。家電量販店で冷蔵庫を引き取ってもらう場合、家電リサイクル券を購入する必要はありません。
また、自治体によっては回収時に家電リサイクル券を記入してそのまま処分できます。自治体のゴミ回収を利用する際は、事前にホームページを確認してくださいね。
購入したお店と別の電気屋でも冷蔵庫を回収してもらえますか?
ヤマダ電機で購入した冷蔵庫をケーズデンキで回収処分してもらうといったように、購入店と別の電気屋で処分してもらうことは可能です。家電リサイクル法に基づき、家電量販店には商品の購入店舗にかかわらず回収の義務が発生します。
冷蔵庫の処分方法まとめ
冷蔵庫を処分する方法についてご紹介しました。冷蔵庫やテレビなどは家電リサイクル法の対象になるため、自治体の粗大ゴミに出すことはできません。
この記事を参考にして、正しい方法で処分しましょう。冷蔵庫の引き取りには、決して安くない費用がかかります。
費用を節約したい場合は、指定引取場所への持ち込みがおすすめです。
国内メーカーの新しい冷蔵庫なら高値で売れる可能性があるので、廃棄する前にリサイクルショップに査定を依頼しましょう。
家の中にある家具・家電をまとめて処分したい場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。重たい荷物の運び出しや梱包作業などはすべてスタッフが対応してくれるので、面倒な手間がかかりません。
急な引越しや転勤などで時間がない場合は即日回収可能な場合もあるので、自分に合う業者を探してみましょう。
気になる業者を見つけたら、まずは無料見積もりを依頼してみてください。料金の内訳やサービス内容をしっかり確認してから依頼しましょう。
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