コーヒー豆と水さえセットしておけば、スイッチ一つで淹れたてのコーヒーが楽しめるコーヒーメーカー。メーカーによって様々な製品が出ていますが、製品によるサイズ差も大きく「どうやって処分していいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はコーヒーメーカーを処分する方法を7つに分けて解説します。自治体ごとの処分方法についてもご紹介しますので、コーヒーメーカーの処分について悩みの方はぜひ参考にしてください。
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コーヒーメーカーを処分する7つの方法
コーヒーメーカーを処分する方法を、7つに分けてご紹介します。製品のサイズやメーカーによっても処分方法は違ってくるので、お手元の製品サイズや製造メーカーを確認し、適切な方法で処分してください。
大型製品は粗大ゴミへ
大型サイズのコーヒーメーカーは、粗大ゴミとして処分することになります。粗大ゴミとして扱われるサイズの目安は、自治体によって異なります。
例えば東京都23区や大阪市であれば、最長辺が30cm以上のものが粗大ゴミとして扱われますが、茨城県宇都宮市では50cm以上のものが粗大ゴミとなります。北海道札幌市や愛知県名古屋市では指定の袋に入らないサイズのものを粗大ゴミとして扱いますので、お住まいの地域の規定を確認してから手配してください。
粗大ゴミとして処分する場合は、自治体に収集の予約を行います。申込時に回収の日時を伝えられるので、それまでに手数料分のゴミ処理券を購入し、コーヒーメーカーに貼り付けておきましょう。
ゴミ処理券は市役所の他、地域のコンビニやスーパーで購入できます。
デメリット
- 地域によって基準が違うのでわかりにくい
- 申込から回収日まで数日かかる
小型製品は不燃ごみで処分できる場合も
粗大ゴミの規定以下のサイズのコーヒーメーカーであれば、不燃ゴミとして無料で処分できます。ただし自治体によって分別ルールに差があるので、お住まいの地域の分別ルールを確認しておきましょう。
ほとんどの地域は不燃ゴミとして分別しますが、素材によっては可燃ごみや金属ゴミとしての分別が必要な地域もあります。
小型家電リサイクルボックスに投入する
各自治体には、使用済みの家電をリサイクルするための「小型家電ボックス」が各所に設置されています。小型リサイクルボックスに投入できれば、不要な家電を無料で処分することが可能です。
家電リサイクルボックスは、市役所や支所、自治体によっては地域の図書館や体育館、ホームセンターや大型スーパーなどの商業施設にも設置されています。
自治体ごとに投入できる製品や投入口のサイズは異なります。コーヒーメーカーが回収の対象ではない自治体もあるので、事前に対象の品目や投入口のサイズを確認しておきましょう。
投入口に入らないサイズのものは、粗大ゴミとして処分してください。
デメリット
- 設置場所が限られている
- コーヒーメーカーを投入できる自治体は少ない
メーカーの回収サービスを利用する
一部の製造メーカーでは、使用済みとなった製品の回収サービスを行なっています。
デロンギでは、再資源化システムとして使用済みのコーヒーメーカーを回収しています。回収自体は無料で行なっていますが、サービスセンターまで送る送料は自己負担となりますのでご注意ください。
回収されたコーヒーメーカーは素材ごとに分別し、それぞれ再資源化されます。
参考:デロンギ 再資源化システム
デメリット
- 回収を行なっているメーカーは限られる
- 梱包に手間がかかる
家電量販店の回収サービスを利用する
家電量販店では、使用済みの家電を有料で回収するサービスを行なっています。コーヒーメーカーも回収の対象となっているので、近隣に店舗があるなら利用を検討してみましょう。
エディオンやヤマダ電機、ケーズデンキなどは、直接店舗に持ち込むとその場で回収の手続きを行なってくれます。店頭での引き取り対応を行なっていない店舗もあるので、事前に確認してから持ち込むようにしてください。
デメリット
- 持ち込みでの引き取りに対応していない店舗もある
- 処分するのに費用がかかる
リサイクルショップやフリマアプリで売却する
費用をかけずに処分したいのであれば、リサイクルショップやフリマアプリで売却するといった方法もあります。ただしコーヒーメーカーは細部までメンテナンスが難しく劣化しやすいため、中古品の需要はそれほど高くありません。
デロンギやネスプレッソ、ネスカフェドルチェグストといった人気メーカーの製品、もしくは未使用品以外は買い手がつきにくいでしょう。
リサイクルショップの場合は、その場で買い取ってもらえるため即日現金化できるのがメリットです。出品や交渉に手間はかかりますが、フリマアプリの方が自分で値段を設定できる分利益は得やすいので、売却しやすい方を選んでください。
メリット
- リサイクルショップは即日現金化できる
- フリマアプリは利益が得やすい
不用品回収業者に依頼する
大型のコーヒーメーカーのように運び出しが難しい場合は、自宅まで引き取りに来てくれる不用品回収業者の利用が便利です。粗大ゴミの回収や家電量販店の引き取りサービスに比べると利用料金は高めですが、その分処分にかかる労力を省けます。
コーヒーメーカー以外の不用品を、まとめて回収してもらうこともできます。連絡したその日に回収に来てくれる業者も多いため、急な引越しで処分品が多数出た場合に非常に便利です。
複数の不用品を処分する場合、定額プランを利用すればトータルの処分費用を抑えられるでしょう。
メリット
- その他不用品もまとめて回収してくれる
- 即日回収できる業者もある
- 自宅まで来てくれるので運び出しの必要がない
デメリット
- 料金は他の処分方法に比べると高め
- 一部悪質な業者もある
悪質な業者にご注意ください
不用品回収業者の中には、突然訪問して無理やり高価な品を買い取ろうとしたり、不当に高額な費用を請求されたりする悪質な業者が紛れています。
「無料回収」と謳っている場合も注意が必要です。後から追加費用を請求されたり「回収費用と処分費用は別」といったように言葉巧みに費用を請求されてしまいます。
こういった悪質な業者を避けるためにも、不用品回収業者を利用する際はホームページなどで会社情報をチェックしてから依頼しましょう。自治体の許可の有無、料金設定や回収実績がしっかり記載されているなど、営業実態がわかるところに依頼するようにしてください。
街中を走る廃品回収車や、突然訪問してくる業者のように会社情報が不明瞭な業者には依頼しないようにしてください。
コーヒーメーカーを処分する費用
コーヒーメーカーの処分費用を、処分方法別にまとめました。粗大ゴミの手数料は自治体によって違いますが、およそ300〜500円ほどです。
家電量販店の引き取りサービスを利用する場合は、それほど変わらず550円で利用できます。
コーヒーメーカーを処分する費用(※2024年1月現在) |
粗大ゴミとして処分する |
300〜500円ほど |
不燃ゴミとして処分する |
無料 |
家電リサイクルボックス |
無料 |
メーカーの回収サービス |
デロンギは無料(送料は自己負担) |
家電量販店の引き取りサービス |
550円 |
不用品回収業者 |
単品 1,000〜2,000円ほど
定額プラン 10,000円〜 |
不用品回収業者を利用する場合、業者によって料金設定が異なります。3社ほどから見積もりを取り、比較すると良いでしょう。
相見積もりを取ることで、相場から外れた業者を避けることもできます。
自治体ごとのコーヒーメーカーの分別方法
コーヒーメーカーの分別方法は、自治体によって違います。粗大ゴミとなる大きさの基準にも差があるので、下記の自治体の分別方法や粗大ゴミの基準についてまとめました。
一例として、参考にしてくだささい。
大田区
東京都大田区では、最長辺が30cmのものが粗大ゴミにあたります。30cm未満の製品であれば、不燃ゴミとして処分可能です。
30cm以上のものは、粗大ゴミとして処分しましょう。粗大ゴミの手数料は300円です。
大田区では、家電リサイクルボックスの回収品目にコーヒーメーカーは含まれていないため対象外となります。
大田区のコーヒーメーカーの分別方法(※2024年1月現在) |
最長辺が30cm以下のもの |
不燃ごみ |
最長辺が30cm以上のもの |
粗大ゴミ |
小型家電リサイクルボックス |
対象外 |
参考:大田区 ごみ分別辞典
大阪市
大阪府大阪市では、最大の辺が30cm以上のものは粗大ゴミ、それ以下のものは普通ゴミとして処分します。粗大ゴミの手数料は200円です。ただし幅・奥行き・高さの合計が1.5mを超えるものに関しては400円となります。
大阪市では、小型家電リサイクルボックスの回収品目にコーヒーメーカーは含まれていないため、投入できません。
大阪市のコーヒーメーカーの分別方法(※2024年1月現在) |
最大の辺が30cm以下のもの |
普通ゴミ |
最大の辺が30cm以上のもの |
粗大ゴミ |
小型家電リサイクルボックス |
対象外 |
参考:大阪市 品目別収集区分一覧表
横浜市
神奈川県横浜市では、素材によって分別方法が異なります。
金属製のものは、30cm以下のものであれば小さな金属類に分別し、30cm以上であれば粗大ゴミとして処分します。プラスチック製のものは、50cm以下のものであれば燃やすゴミ、50cm以上のものは粗大ゴミとして処分してください。粗大ゴミの手数料は、200〜500円です。詳しい手数料は、製品のサイズや材質を確認し、粗大ゴミ受付センターへ問い合わせてください。
30×15cmの投入口に入る大きさであれば、小型家電リサイクルボックスの利用も可能です。
いずれの場合も、ガラス製のポットは取り外して燃えないごみに分別してください。
横浜市のコーヒーメーカーの分別方法(※2024年1月現在) |
金属製 30cm以下のもの |
小さな金属類 |
金属製 30cm以上のもの |
粗大ゴミ |
プラスチック製 50cm以下のもの |
燃やすゴミ |
プラスチック製 50cm以上のもの |
粗大ゴミ |
小型家電リサイクルボックス |
投入可能 |
参考:横浜市 ごみと資源物の出し方一覧表
福岡市
福岡県福岡市では、指定袋に入る大きさのもので、片手で持ち上げても袋が破れなければ不燃ゴミとして処分できます。一番大きい容量の指定袋は45Lなので、45L袋に入らない場合は粗大ゴミとして処分しましょう。
粗大ゴミの手数料は300〜500円ほどです。
福岡市では、小型家電リサイクルボックスでコーヒーメーカーは回収していません。
福岡市のコーヒーメーカーの分別方法(※2024年1月現在) |
45Lの指定袋に入る、なおかつ
片手で持ち上げても袋が破れない |
不燃ゴミ |
45Lの指定袋に入らないものまたは
片手で持ち上げた時に袋が破れるもの |
粗大ゴミ |
小型家電リサイクルボックス |
対象外 |
参考:福岡市 品目一覧
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コーヒーメーカーを処分する方法 まとめ
コーヒーメーカーはサイズによって処分方法が違います。自治体で粗大ゴミの規定に当てはまる大きさのものは、粗大ゴミとして処分してください。
小型のものは、地域の分別ルールに従って処分します。多くの場合は不燃ゴミですが、可燃ごみや金属ゴミになる地域もあります。
小型家電リサイクルボックスに投入できる地域もあります。
買取は中古需要が低いため、人気のメーカーや未使用品でないと難しいでしょう。
他にも処分したい品がある場合や、急いで処分したいのであれば不用品回収業者の利用が便利です。
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