扇風機が壊れたから無料で処分したい…。どうすればいいの?
扇風機は市区町村が収集している粗大ごみで処分できますが、自己搬入や戸別収集の手続きはとても煩わしいですよね。分解して捨てたくても、羽根が固くて取り外せないことも。
今回は、扇風機の処分方を7つ解説します。できるかぎり安く費用をかけずに扇風機を捨てたい方は必読です。
日本不用品回収センターの扇風機の回収事例
- 扇風機の分解や処分にお困りの方はいませんか?
- 今すぐ簡単に扇風機を処分したい方は、日本不用品回収センターにお任せください!
![日本不用品回収センターの扇風機の回収事例](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2024/06/fan-nfc-collect.png)
扇風機の処分を依頼する
この記事を読んでわかること
- 壊れた扇風機は粗大ごみで捨てる
- まだ使える人気の扇風機は無料で手放せる
- 解体して不燃ごみに出せば処分費用は無料
- 作業に慣れていないと手間も時間もかかる
- 扇風機や不用品をかんたんに処分するなら不用品回収業者がおすすめ
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扇風機の捨て方7選!無料で処分する方法も徹底解説!
![扇風機を処分する方法](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/fan-syobun-houhou.png)
扇風機を処分する方法は、主に7つです。壊れているか、まだ使えるのか、あるいは人気のメーカーなのかなど捨てたい扇風機によって適切な処分方法が異なります。
市区町村で不燃ごみや燃やせないごみとして処分する
30cm以下の扇風機は、市区町村が収集している不燃ごみや燃やせないごみで捨てられます。
ほとんどの市区町村では、30㎝以下の燃えないごみであれば不燃ごみとして収集できますので、住んでいる市区町村のごみ収集指示に従って出してください。指定のごみ袋に入れる指示があれば、袋に入れて口を結んで捨てましょう。
注意点
乾電池式の扇風機は乾電池を抜いた状態で不燃ごみとして処分
充電式のバッテリーが内蔵されている扇風機は不燃ごみとして処分不可能
デメリット
- 30㎝以下(自治体によっては50㎝以下)に限られる
- バッテリー式のものは不可
市区町村で粗大ごみとして収集してもらう
ほとんどの地区では、30㎝を超えるサイズの扇風機は粗大ごみとして処分します。収集を管轄している課に収集の予約を入れ、指定されてた日時に必要な分の手数料券を貼り付け、収集場所に出しておきます。
収集の予約を入れてから引き取りまでは1週間~10日ほどかかります。引越しシーズンや年末年始などは混みあっており、1ヶ月以上先になることもめずらしくありません。余裕をもって収集を予約しましょう。
小型家電リサイクルボックスを利用する
バッテリー式の小型の扇風機は、市役所など市の施設やホームセンターに設置されている小型家電リサイクルボックスに投入しましょう。
小型家電リサイクルボックスが設置されている場所
- 市役所などの市の施設
- 家電量販店
- ホームセンター
- 大型スーパー
リサイクルボックスに投入できるサイズであれば、バッテリー式でない小型の扇風機も入れられます。
回収ボックスによって投入口のサイズは異なりますので、事前に確認しておいてください。
注意点
電池が入っている扇風機は電池を抜いてから投入するよう注意
デメリット
- 設置している場所が限られる
- 投入できる扇風機のサイズが決まっている
>エディオンの回収ボックスの詳細
家電量販店の小型家電リサイクルを利用する
家電量販店では、家電リサイクル法に則り、扇風機のリサイクル回収を行っています。扇風機は小型家電の回収対象としてリサイクル料を支払うことで引き取ってもらえます。
新規で扇風機を購入する場合は、手数料が安くなるサービスを導入している店舗もあります。自宅までの訪問を引取りを依頼する際は、別途料金が加算されますので事前に確認しておきましょう。
リサイクルショップを利用する
まだ使用できる状態なら、リサイクルショップで扇風機を売却すれば収入になります。ダイソンやバルミューダなど人気のメーカーであれば高額で引き取ってもらえる可能性があります。
扇風機は使用する季節が限られた製品ですので、売却する時期に気を付けましょう。気温が高くなる前が高値で引き取ってもらえるタイミングです。
冬場は扇風機の需要がないため、買取してくれないショップもあります。
デメリット
- 人気のメーカーや新しいものに限る
- シーズンを過ぎると引き取ってもらえない
フリマアプリやネットオークションで売却する
売却するのであればリサイクルショップよりも自分で価格設定できるフリマアプリの方が利益を得られる可能性があります。交渉や配送の手間がかかるうえ、売却できるまでの保管場所が必要になりますが、処分までの時間を急いでない方にはおすすめです。
扇風機は、需要が高まる気温が高い時期に取引が活発になります。
デメリット
- シーズンを過ぎると買い手が付かない
- 出品や発送に手間がかかる
不用品回収業者に依頼する
引越しや断捨離で扇風機の他にも処分したいものがあるなら、一括で回収してくれる不用品回収業者がおすすめです。燃えるごみや資源ごみなど分別する必要なくあらゆるものを回収してくれます。
連絡したその日に引取りに来てくれる業者も多く、扇風機を急いで処分したい、需要がない季節で売却できないといった時にも便利です。
メリット
- 急いでいる時にもすぐ回収してくれる
- 他の不用品も処分できる
悪質な業者にご注意ください!
不用品回収業者の中には、悪質な業者が紛れています。「無料回収」をアナウンスしながら町中を走っているトラックや、「無料回収」のチラシを配っている業者には注意しましょう。
後に不法投棄のトラブルに巻き込まれたり、無料のはずが法外な費用を請求されたりするケースがあります。
依頼する際には、しっかりと書面で見積もりを取り、おかしな点がないか確認しましょう。ホームページ等で自治体の許可を得て運営しているかどうか確認しておくことも大切です。
許可を得て運営している業者は、「一般廃棄物処理業許可」もしくは「古物商許可」を取得しています。
扇風機の処分にかかる費用は?
![扇風機の処分にかかる費用](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/fan-syobun-cost.png)
扇風機を処分する際にかかる費用をまとめました。処分方法を決める時に参考にしてください。
自治体で粗大ゴミとして処分する
小型家電リサイクルボックスに投入する時や、不燃ゴミとして出す時は費用がかかりませんが、粗大ゴミとして回収してもらう時には費用がかかります。かかる費用は自治体によって異なりますので、自治体のホームページなどで確認してください。
一例として、札幌市や名古屋市など一部の地域の扇風機を粗大ゴミとして処分する費用をまとめました。自治体によっては、持ち込みをすると費用が安くなったり無料になります。
扇風機を粗大ごみとして処分する費用 |
練馬区 |
400円 |
※持ち込みで手数料半額(200円) |
札幌市 |
200円 |
※持ち込みの場合10kg200円 |
名古屋市 |
250円 |
– |
浜松市 |
310円 |
※羽根が20cm以下であれば無料 |
福岡市 |
300円 |
– |
家電量販店の小型家電リサイクルを利用する
主な家電量販店で扇風機を引き取ってもらう費用をまとめました。
家電量販店だけではなく、コーナンといったホームセンターでも引き取りに対応しています。
どの販売店でも基本的には550円での回収となります。タワー型のものなど扇風機の中でも大型のものであれば、中型家電に分類されリサイクル料が1,100円に上がりますので、扇風機のサイズをあらかじめ確認しておいてください。
引取りのみの場合は、別当出張手数料として1,000~2,200円ほど費用がかかります。新規購入の場合は運搬料が安くなるショップもありますので依頼する際は確認してみましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼する場合、扇風機を回収する費用はおよそ2,000~2,500円ほどです。
他にもまとめて処分したいものがある場合は、定額プランなどを利用するのがおすすめです。比較的利用しやすい「軽トラック載せ放題プラン」だと、費用は10,000~20,000円ほどとなります。
扇風機の処分費用の相場
扇風機の処分する際の費用の相場をまとめました。比較して検討する際は参考にしてください。
不燃ゴミとして出す・回収ボックスに入れる無料
扇風機の処分にかかる費用相場 |
粗大ごみとして処分する |
200~400円
(自治体によっては持ち込みで無料) |
家電量販店に引き取ってもらう |
550~1,100円
(配送を依頼すると+1,000~2,000円) |
不用品回収業者 |
単品 2,000~2,500円
まとめて処分 10,000~20,000円 |
粗大ゴミとして処分すると一番手数料が安くすみます。家電量販店では運送まで依頼すると費用がかなりかさみますので、出張費無料で回収してくれる不用品回収業者の方が安くなるケースもあります。
扇風機を無料で処分できる方法って?
![扇風機を無料で処分する方法って?](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2023/03/disposal-fan-free-1.png)
小型の扇風機であれば、不燃ごみの日に出すこともできますし、小型家電リサイクルボックスに投入できれば無料で処分することができます。
粗大ごみとなるサイズの扇風機は基本的に無料で処分できませんが、一部の地域はクリーンセンターに直接持ち込むことで処分費用がかからないところがあります。
壊れていないダイソンやデロンギの羽なし扇風機なら、リサイクルショップで数百円から数千円で売れるかもしれません。お金にならない場合も、回収を申し込むより安くなるケースがありますのでなるべく費用を抑えたい方は利用すると良いでしょう。
「無料回収」を謳っている不用品回収業者もありますが、悪質な業者である可能性が高いです。後にトラブルになるケースもありますので、無料に惑わされないようにしてください。
扇風機を処分する時の注意点
![扇風機を処分する時の注意点](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/fan-syobun-tyuui.png)
扇風機を処分する時は、次のような内容にご注意ください。
扇風機を売却する時の注意点
- バッテリー内蔵の小型扇風機はリサイクルボックスへ
- 売却するなら時期に注意する
- 扇風機の耐用年数は約8年
バッテリー内蔵の小型扇風機はリサイクルボックスへ
USBで充電数する小型扇風機など、リチウムイオン電池が内蔵されているタイプは発火する恐れがあるため、不燃ゴミとして処分できません。
「発火性・有害ゴミ」の回収がある自治体であれば有害ゴミとして処分し、発火性ごみの回収がない地域であれば「小型家電回収ボックス」を利用してください。
乾電池式の扇風機も、必ず乾電池を取り除いてから処分してください。
売却するなら時期に注意する
扇風機は夏の気温の高い時期に主に使用されるため、それ以外の季節には需要がほとんどありません。新しく美品の扇風機でも冬であれば買い取りしてくれないリサイクルショップも多いため、売却する季節に注意しましょう。
フリマアプリ等も同様に、冬の寒い時期には買い手が付きにくいです。
扇風機の耐用年数は約8年
使用頻度や機種によって差がありますが、扇風機の耐用年数は約8年です。使用期間が過ぎたら必ずしも買い替えなければいけないというわけではありません。
しかし何年も使用していると異音がしたり、発熱したりする恐れがあります。不具合のある扇風機を無理やり使い続けると、発火する可能性があるため危険です。
扇風機に異常が現れたら、使用を中止するようにしてください。扇風機の後ろ側に耐用年数が記載されているので、製造年やモデルを確認してみましょう。
扇風機を分解して処分するには?
![扇風機を分解して処分するには?](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2024/06/fan-disposal-disassembly.png)
不燃ゴミとして出すために、30㎝以下に解体して処分するという方法もありますが、無理やりの解体は大変危険です。ケガをする恐れもありますので、そのまま処分することをおすすめします。
![扇風機を解体する方法](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2022/08/dispose-fan-dismantling.png)
扇風機を分解して処分する方法
- 前ガードを取り外す
- 真ん中のカバーを外し羽を外す
- 後ガードを取り外す
どうしても解体したい場合は、ドライバーを用いてばらせる範囲だけ分解しましょう。内部の配線はくっついた状態でも、既定のサイズに収まれば不燃ゴミとして処分できます。
必ずコードを抜いた状態で作業を行ってください。タワー型のタイプや羽なしのタイプは解体できない製品が多いです。解体後も粗大ゴミとして扱われる自治体もありますので、事前に確認してから解体を行ってください。
扇風機を処分するなら日本不用品回収センターにお任せください
![不用品の回収は日本不用品回収センターへ](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2022/07/nihon-fuyouhinkaisyu-center.png)
扇風機を売却するなら、日本不用品回収センターにお任せください。断捨離や遺品整理で扇風機以外にも処分したい不用品があるなら、まとめて回収いたします。
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扇風機を処分する方法 まとめ
![扇風機を処分する方法 まとめ](https://fuyouhin-center.jp/wp-content/uploads/2024/06/fan-disposal-summary.png)
解体して既定のサイズに収まれば不燃ごみとして処分できますが、ケガをする恐れもありますのでドライバーで外せる程度にとどめておきましょう。30㎝(自治体によっては50㎝)を超えるものは、粗大ごみとして処分してください。
比較的新しいものや人気のメーカーのものはリサイクルショップやフリマアプリで売却するのもおすすめです。家電量販店でも引き取ってもらえますので、新規購入時などは手間をかけずに処分できます。
急いでいる方は即日回収可能な不用品回収業者に依頼しましょう。他にも処分したいものがあれば、分別不要でまとめて処分できるため非常に便利です。
状況に合わせてより良い方法を選択してください。
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