珪藻土マットはどうやって捨てる?何ゴミに出せばいいのかわからない…
珪藻土マットは不燃ゴミまたは陶器類に分類される自治体が多いです。可燃ゴミでは処分不可の自治体が多いので気をつけましょう。
日常生活で処分する機会の少ない珪藻土マットは、処分方法に迷いがちです。実は、珪藻土マットでアスベストが含まれている商品については多くのメーカーが自主回収を実施しています。
そこで、本記事では珪藻土マットの処分方法や具体的な処分手順について詳しく解説します。
処分予定の珪藻土マットが商品に該当しないか確認しつつ、珪藻土マットの正しい処分方法を確認してください。
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珪藻土マットにアスベストが含まれている場合の処分方法

珪藻土マットにアスベストが含まれている場合の処分方法について解説します。
珪藻土マットは一部の製品をメーカーが自主回収していますので、対象製品でないか確認してから処分してください。
珪藻土マットにアスベストが含まれている場合の処分方法
アスベストが含まれていないか確認する

一部の製品には健康被害を引き起こす危険がある「アスベスト(石綿)」が含まれていることがわかり、メーカーが自主回収しています。珪藻土マットを処分する前に、まずはメーカーが自主回収している製品かどうかを確認しましょう。
| 回収対象となった主な販売店の珪藻土マット |
|
販売店
|
商品名
|
販売期間
|
| ニトリ |
カイテキサラサラバスマット 水色 (40×55㎝) |
2016年12月~2020年12月※一部回収の対象 |
カイテキサラサラバスマット 白
(29×39㎝・35×45㎝・40×55㎝) |
2017年5月~2020年12月※一部回収の対象 |
| カイテキサラサラバスマット 白(50×70㎝) |
2018年3月~2020年12月 |
| カイテキサラサラバスマット 水色(50×70㎝) |
2018年3月~2020年12月 |
| ヤマダ電機 |
無地グレーK バスマット (40×55㎝・35×45㎝) |
2020年7月~2020年12月 |
大理石柄K バスマット
(29×39㎝・35×45㎝・40×55㎝) |
2020年7月~2020年12月 |
ボタニカル柄K バスマット
(29×39㎝・35×45㎝・40×55㎝) |
2020年7月~2020年12月 |
| カインズ |
珪藻土バスマット 39×60 ホワイト |
2019年7月~2020年12月 |
| 堀木工所 |
バスマットcaraco |
~2020年12月 |
詳しくは石綿(アスベスト)を含む流通製品の情報について(厚生労働省)を確認してください。
大手家具販売店のニトリや大手ホームセンターのカインズで販売された珪藻土マットには、アスベストが含有された製品の存在が明らかになったので販売店や製造メーカーが自主回収を実施しています。
貝塚市のふるさと納税の返礼品となっていた珪藻土マットなども自主回収の対象です、対象期間中に珪藻土マットを購入した方は回収対象製品かどうかを確認してください。
対象商品を使用していたら健康被害を受ける?
厚生労働省は、通常使用している限りであればアスベストは飛散せず、健康被害を受ける可能性はないと回答しています。
ただし、表面を削った場合や割ってしまった場合にはアスベストが飛散する恐れも。
厚生労働省は販売メーカーに該当製品の回収を指示しているため、メーカーの自主回収を活用して処分してください。
厚生労働省が事業者向けの注意喚起している内容は、重量の0.1%を超えてアスベストを含む全ての商品について製造や輸入など一切を禁じるものです。
参考:石綿(アスベスト)を含む流通製品の情報について(厚生労働省)
自主回収対象品の処分方法
メーカーの自主回収品であった場合、一般ゴミとしては処分せず、販売店や製造メーカーの指示に従って回収してもらいましょう。
多くの場合、専用の回収窓口(電話・Web)から申し込み、回収キット(袋や梱包材)が送付され、指示に従って梱包・返送という流れです。具体的な回収方法にも違いがありますので、製造メーカーや販売店に問い合わせてください。
以下では主なメーカーの対応をまとめています。
| 各メーカーの対応 |
| ニトリ |
該当商品を回収の上返金
2重にしたビニール袋に入れて、テープで留めて最寄りの店舗に持ち込む |
ヤマダ電機
輸入元:不二貿易 |
該当商品を回収の上返金
2重にしたビニール袋に入れて、テープで留めて最寄りの店舗に持ち込む |
| カインズ |
該当商品を回収の上返金
ビニール袋に入れて、テープで留めて最寄りの店舗に持ち込む |
| 堀木工所 |
送付された回収用の梱包材に製品を入れて返送
※同時に相当品が同封 |
珪藻土マットを処分する3つの方法

珪藻土マットの処分方法を3つに分けて紹介します。お手元の珪藻土マットや状況に合わせて処分してください。
不燃ゴミで処分する
小型の珪藻土マットであれば、不燃ゴミとして処分できる自治体が多いです。自治体指定のゴミ袋に入れて収集日に出すだけなので最も手軽な処分方法でしょう。
ただし、自治体によってはサイズ制限が設けられており、ゴミ袋に入らない場合は処分対象から外れます。自治体によっては「割ってから出す」などのルールが設けられていることもあるため、事前に問い合わせて確認してください。
なお、過去にアスベスト問題があった製品については、不燃ゴミとして処分できないので注意が必要です。
粗大ゴミで処分する
サイズが大きい珪藻土マットは、不燃ゴミではなく粗大ゴミとして処分する必要があります。自治体の粗大ゴミ受付に申し込み、処理券を購入して指定日に出して処分してください。
他の粗大ゴミと同様に処分費用は数百円程度が目安ですが、居住する自治体や地域によって異なるので公式サイトから確認しましょう。
不用品回収業者に依頼する
珪藻土マットの他にも回収してもらいたいものが多数あるなら、あらゆる不用品をまとめて回収してくれる不用品回収業者の利用が便利です。
即日回収に応じてくれる業者も多いため、引越しなどで処分する期日が決まっているような場合も頼りになります。
メリット
- 他のものもまとめて処分してもらえる
- すぐに回収に来てもらえる
「無料回収」を謳っている業者には注意してください
不用品回収業者の中には、「無料回収」をアピールしながらトラックで町中を走る業者やチラシを配布している業者が見受けられますが、悪質な業者である可能性が極めて高いです。
不用品処分にはどうしても費用が発生しますが、処分費用が無料の場合には不法投棄など違法な処分方法を取っている可能性があります。
「無料と宣伝しながら相場よりかなり高い費用を請求された」という報告も少なくありません。悪質な業者は自治体の許可を得ずに運営しているところが多いため、「古物商許可証」や「一般廃棄物処理業許可証」などを取得し、自治体の許可を得て運営しているか確認してから回収してもらいましょう。
【自治体別】珪藻土マットの処分方法

珪藻土マットは、自治体によってわずかに指定する処分方法が異なります。
自治体例を紹介しますが、あくまで例として参考にし、お住まいの珪藻土マットの捨て方を確認しましょう。
| 自治体 |
珪藻土マットの捨て方 |
| 横浜市 |
石綿含有製品(収集不可)、燃えないゴミ(50cm以下)、粗大ゴミ(50cm以上) |
| 大阪市 |
普通ゴミ(30cm以下)、粗大ゴミ(30cm以上) |
| 宇都宮市 |
不燃ゴミ、石綿含有製品(収集不可) |
| 川崎市 |
生活環境事業所へ連絡 |
| 名古屋市 |
石綿含有製品(収集不可)、不燃ゴミ(30cm角以下)、粗大ゴミ(30cm角以上) |
| 神戸市 |
燃えないゴミ |
| 福岡市 |
燃えないゴミ(※アスベストを含むものは収集不可) |
| 伊丹市 |
不燃ゴミ/粗大ゴミ |
| 明石市 |
不燃ゴミ/粗大ゴミ |
ニトリの回収対象となっている珪藻土マットの見分け方は?

ニトリが販売している珪藻土マットの回収対象品は、見分け方がかなり複雑です。
そこで、以下のケース別に回収対象となる商品についてまとめました。
それぞれの項目について順番に解説します。
購入時期
ニトリで販売されている珪藻土マットで購入時期によって判別ができるタイプは白色の珪藻土マットで29×39cmサイズと35×45cmサイズの2種類です。
販売時期によって次のように分類されます。
| 時期で見分ける回収する珪藻土マット |
| 2020年5月22日以前 |
全て回収 |
| 2020年5月23日以降 |
マットの角が光沢加工してあれば合格。光沢なしは回収品 |
2020年5月23日以降の該当商品については、光沢に有無を見分ける必要があるため注意してください。
色や形
次に色と形別に回収が必要な珪藻土マットを一覧表にしました。
| 色と形で見分ける回収する珪藻土マット |
| 溝のある長方形 |
合格品 |
| 猫や白熊などの特殊デザイン |
合格品 |
| 長方形で溝なし(グレーとピンク) |
合格品 |
| 長方形で溝なし(水色) |
50×70サイズは回収/40×55サイズは判断が必要 |
| 長方形で溝なし(白色) |
50×70サイズは回収/29×39・35×45・40×55サイズは判断が必要 |
サイズ別で判断が必要な商品については、次の項目で判別方法を紹介します。
サイズ
最後に、サイズによって回収の有無を判別する方法を紹介します。
| サイズ別・回収が必要な珪藻土マット |
| 50×70(水色/白色で溝なし) |
回収 |
| 29×39(白色で溝なし) |
マットの角が光沢加工してあれば合格。光沢無しは回収品 |
| 35×45(白色で溝なし) |
マットの角が光沢加工してあれば合格。光沢無しは回収品 |
| 40×55(水色/白色で溝なし) |
対角線のサイズが65cm未満は合格、65cm以上は回収品 |
回収商品の見分けについて、より詳細な情報が知りたい場合は、ニトリが配布している「バスマットフローチャート切り分け版」もあわせて参考にしてください。
どこで買ったかわからない珪藻土マットの捨て方は?

購入元やメーカーが不明な珪藻土マットは、アスベスト含有の可能性もあるため通常のゴミとしてすぐに処分しないでください。
まずは、自治体の公式サイトや窓口で処分方法を確認し、それぞれの指示に従って対応しましょう。自治体によっては、二重に袋へ入れて分別するケースや専用の回収方法が指定されている場合があります。
珪藻土マットを割る・削るといった行為は粉じんが発生する恐れがあるため避けてください。安全性が確認できた場合のみ、不燃ゴミや粗大ゴミとして処分するようにしましょう。
珪藻土マットを処分する時にかかる費用

| 珪藻土マットを処分する時の費用相場 |
| 自治体の粗大ゴミに出す |
200~400円 |
| 不燃ゴミに出す |
無料 |
| クリーンセンターに持ち込む |
無料〜400円 |
| 不用品回収業者に依頼する |
珪藻土マット単品:500~1,000円ほど
軽トラック載せ放題プラン:10,000~20,000円 |
珪藻土マットの処分費用の相場を紹介します。
不燃ゴミとして出せるサイズであれば費用はかかりませんが、30㎝を超えるもの(地域によっては50㎝を超えるもの)であれば粗大ゴミとして処分することになるので200~400円ほどの費用がかかります。自治体によって費用は異なりますので、お住まいの自治体のホームページをご確認ください。
地域によっては直接クリーンセンターに持ち込むと費用が割引になるところもあります。
不用品回収業者を利用する場合、珪藻土マット単品でおよそ500~1,000円ほどです。
他にも不用品が多数ありまとめて回収して欲しいなら定額プランを利用しましょう。軽トラックに載せられる分のだけ回収してくれる「軽トラック載せ放題」であれば、費用の相場は10,000~20,000円ほどです。
業者によって価格は大きく違いますので、複数の業者から見積もりを取り、比較してから検討してください。
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珪藻土マットの処分に関するよくある質問

珪藻土マットを処分する時によくある質問や疑問点をまとめました。珪藻土マットの処分についてお悩みの方は是非参考にしてください。
珪藻土マットにアスベストが含有しているかの見分け方は?
珪藻土マットにアスベストが含有されているかは見た目だけで判別できません。色や質感では判断できないため、必ず「製品情報」で確認する必要があります。
パッケージや本体に記載されているメーカー名・商品名・型番を確認し、各メーカーの公式サイトで自主回収対象リストに該当するかをチェックしましょう。
ニトリやカインズなどでは対象商品の一覧が公開されており、該当する場合は回収対象となります。不明な場合は自治体に相談するか、「含有の可能性あり」として安全な方法で処分してください。
珪藻土マットを割って処分してもいい?
サイズが大きく粗大ゴミになってしまう珪藻土マットも、割って小さくすることで不燃ゴミとして処分できます。カッターナイフなどで切り目を入れてから力を入れると簡単に分割可能です。
割って処分する場合は、アスベストが含まれている製品でないかどうか必ず確認してください。そのまま使用する分には健康被害を受ける心配はありませんが、割ったり削ったりするとアスベストが飛散する恐れがあります。
珪藻土マットを処分する方法 まとめ

珪藻土マットは一部アスベストが含まれている商品があることがわかり、メーカーが自主回収を実施しています。2020年12月以前に珪藻土マットを購入した方は、処分する前に回収対象品でないかどうか確認しましょう。
回収の対象品であった場合は、一般ゴミとして処分せず、必ず販売店や製造メーカーの指示に従って回収してもらってください。
アスベストが含まれていない製品の場合、不燃ゴミとして処分します。30㎝以上の大型のサイズであれば粗大ゴミとなる地域もありますので、自治体のルールに従って処分しましょう。
他にも処分したいものが多数ある場合は、まとめて回収してくれる不用品回収業者の利用が便利です。連絡したその日に回収に来てくれるところもありますので、急いで処分したい時にも頼りになります。
回収対象品でないかどうかを確認し、状況に合わせて適切に処分してください。
記事の執筆者
日本不用品回収センター
関東や関西で年間20,000件の実績のある不用品回収業者(
第451910009933号)。不用品回収業界歴5年以上のプロが各記事を執筆。実際の回収作業で得た知識や経験をもとにわかりやすく伝えることを心がけています。
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