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カーペットを処分する際はどうすればいい?タイルカーペットの処分方法もあわせて解説

カーペットを処分する際はどうすればいい?タイルカーペットの処分方法もあわせて解説

「汚れがとれなくなってきた」「肌触りが悪くなってきた」など、カーペットの買い替えを考えた時に気なるのが古いカーペットの捨て方ですよね。引っ越しで新居に合わなくなるなど、意外と処分する機会は多いものの、どうやって処分するのがいいかわからないという方も多いです。

そこで今回は、カーペットを捨てる方法についてご紹介いたします。処分にかかる費用や、種類ごとの注意点についても合わせてお知らせいたします。

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カーペットを処分する7つの方法!

カーペットを処分する方法

カーペットの処分方法を7つに分けて解説いたします。それぞれの方法によるメリットやデメリット、カーペットの種類による処分方法の違いについてもご紹介します。

カットして燃えるゴミに出す


切断することができれば、一般のごみの日に出せるため無料で処分できます。カーペットをカットする際に繊維などが舞うことがありますので、マスクをして行うようにしましょう。

分厚いものはカットする時に力が入ってしまうので、ケガなどにご注意ください。カーペットは素材によって可燃のもの不燃のものがあります。

処分する素材によって可燃ごみとして出すか、不燃ごみとして出すか分別してください。

ごみ分別 素材
可燃ごみ 麻、綿、ウール、絹、イ草、竹などの天然の素材のもの
不燃ごみ ナイロン・アクリル・ポリエステル・レーヨンなどの合成繊維
タイルカーペットのようなゴム性素材のもの

ホットカーペットのように電熱線が入っているものに関しては、分断するのは大変危険です。感電する恐れもありますので、大型ごみとして処分してください。

メリット

  • 無料で処分できる
  • 処分する日を自分で把握できる

デメリット

  • 切断するのに手間がかかる
  • けがをする恐れがある
  • ホットカーペットは切断不可

自治体に粗大ごみとして回収してもらう

一番確実な方法は、自治体の大型ごみ回収の利用です。比較的処分費用は安くすみますが、自治体によって処分にかかる費用に違いがあります。

サイズや重量によっても費用が異なりますので、あらかじめサイズや重量を計っておきましょう。回収の予約を入れてから引き取りまでは、1週間~10日ほどかかるのが一般的です。

引っ越しシーズンや年末年始は引き取りが1ヶ月以上先になることもありますので、急いで処分したい時には不向きです。指定された場所まで運び出しが必要となりますので、持ち出しの方法についても考えておきましょう。

ホットカーペットのような電熱線が入っているものも、大型ごみとして回収してもらえます。

メリット

  • 費用が安い

デメリット

  • 運び出しが必要
  • 急ぎでの処分は不可

クリーンセンターに直接持ち込む

運ぶことが可能であれば、直接クリーンセンターに持ち込むといった方法もあります。直接持ち込みを行う方が、手数料が割引になる自治体も多くあります。

持ち込みの場合もあらかじめ予約が必要ですが、回収を依頼するよりは比較的早めに処分できます。

小売店に引き取りを依頼する

家電量販店家具販売店でカーペットやホットカーペットを購入した場合、古いカーペットを引き取ってもらえる店舗があります。家具の購入先として利用する方が多いニトリは、配送員設置サービスを利用できる家具以外の回収は行っていないため、たとえ新品でカーペットを購入していても引き取ってもらえません。

無印良品やベルメゾンなどでも引き取りを行っておらず、意外と引き取ってくれる家具販売店は少ないので注意してください。

【古いカーペットを引き取ってくれる主な家具販売店】
  • 東京インテリア

メリット

  • 処分の手間がかからない
  • 比較的費用が安い

デメリット

  • 多くの家具販売店では対応していない
  • 引き取りは新品購入時のみ

家電量販店に引き取りを依頼する


家電量販店でも、一部のカーペットの引き取りをおこなっています。
ホットカーペットであれば、ほとんどの家電量販店で引き取ってもらうことができるので、新品購入時は検討してみてください。
自宅まで回収に来てもらう場合は、別途出張費用がかかりますので事前に確認しておきましょう。

【古いホットカーペットを引き取ってくれる主な家電量販店】
  • エディオン
  • ヨドバシカメラ
  • ケーズデンキ
  • ジョーシン

メリット

  • 処分の手間がかからない
  • 比較的費用が安い

デメリット

  • 対応していない家電量販店もある
  • 引き取りは新品購入時のみ

ホームセンターに引き取りを依頼


近年では、日常で必要となる様々なアイテムをホームセンターで取り扱っていますので、家具の購入先として候補に挙がる人も多いのではないでしょうか。一部のホームセンターでは、新規でカーペットを購入した際に不要となったものを有料で引き取ってもらうことが可能です。

なかには無料で引き取ってくれる店舗もありますので、カーペットを購入する際は活用してみてはいかがでしょうか。

【古いカーペットを引き取ってくれる主なホームセンター】
  • 島忠ホームズ
  • ビバホーム

※いずれの店舗も購入した商品と同数であれば無料で引き取り

メリット

  • 処分の手間がかからない
  • 無料で回収してくれる販売店もある

デメリット

  • 対応していない販売店がある
  • 新規で購入した場合のみ

リサイクルショップで売却する

まだ使用感が少なく使えそうなカーペットであれば、リサイクルショップで売却するのもおすすめです。高級な素材を使用しているものや、ペルシャ絨毯中国緞通のようなブランド力があるカーペットであれば高値が付くこともあります。

店舗まで持ち込むのが難しければ、出張査定サービスを利用しましょう。ホットカーペットのように使用する季節が限定されるものは、熱い季節には買い取りを拒否されることもありますのでご注意ください。

メリット

  • 売却できれば収入になる
  • 出張買取を利用できる
  • 素材やブランドによっては高値が付くこともある

デメリット

  • 経年劣化しているものは売れない
  • 個性的なものは売れにくい
  • ホットカーペットは夏場に売れない

フリマアプリやネットオークションを利用する

売却する方法としては、フリマアプリネットオークションを利用する方法もあります。出品の作業や購入時の交渉、梱包の手間などはかかりますが、自分の好きな価格に設定することができます。

使う人を選ぶような個性派のラグはリサイクルショップ等ではあまり積極的に買い取ってもらえませんが、フリマアプリでは大きな強みです。一点物のラグなどは、ある程度高値でも売れることがあります。

メリット

  • 売却できれば収入になる
  • 価格を自由に設定できる

デメリット

  • 出品や交渉、梱包などに手間がかかる
  • 急いで処分したい時には不向き

不用品回収業者に回収してもらう

とりあえず手早く処分したいという方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。カーペットは大きく重量もあるため運び出しも容易ではありませんが、不用品回収業者に依頼すれば自宅まで処分に来てもらえます。

引っ越し遺品整理のように他にも不用品が多く出る時であれば、まとめて不用品を引き取ってもらうことも可能です。

メリット

  • 運び出しが不要
  • 手間がかからない
  • すぐに処分できる

デメリット

  • 価格が比較的高め
  • 悪徳業者が一部紛れている

不用品回収業者には一部悪徳な業者があります!

不用品回収業者に依頼する場合は、「古物商許可」もしくは「一般廃棄物収集運搬許可」を得ている業者を選んでください。自治体の許可を得て営業している業者は、どちらかを必ず取得しています。

自治体の許可を得ずに運営しているところは、悪質な業者が非常に多いです。トラックに積み込んでから法外な料金を請求するような業者もありますので、依頼する前に「古物商許可」もしくは「一般廃棄物収集運搬許可」を得ているかどうか確認を行ってください。

カーペットの処分にかかる費用は?

カーペットの処分費用

自治体の大型ごみや販売店での引き取りなど、実際にどのくらい費用がかかるのか一例をまとめました。カーペットを処分する際の参考にしてみてください。

自治体の大型ごみとして回収してもらうときの費用

大型ごみとして処分する場合、自治体によってかかる費用は異なります。東京都の場合も、市区町村によって違いがあります。一例をまとめましたので参考にしてください。カーペットの大きさによって処分費用は異なりますので、大きさを把握しておきましょう。

一部の自治体では持ち込みの場合手数料が割引になりますので、持ち込みが可能であれば検討しましょう。

 

カーペットを粗大ごみとして処分する費用
新宿区 1畳以下 400円
1畳以上 800円
練馬区 3畳以下 400円
3畳以上 800円
※持ち込みで手数料半額
板橋区 1畳以下 400円
1畳以上 800円
江戸川区 1畳以下 400円
1畳以上 800円
※持ち込みの場合1畳以下0円
1畳以上 400円
荒川区 1畳以下 300円
1畳以上3畳以下 400円
3畳以上 800円

販売店に引き取りを依頼するときの費用

カーペットを購入した場合、古いものを引き取ってくれる家具販売店はあまり多くありません。東京インテリアであれば、引き取りを行っています。

ホットカーペットなら、ほとんどの家電量販店で小型家電リサイクルとして回収してもらえます。

カーペットの引き取り価格
東京インテリア 2畳以下 2,000円
2~4.5畳未満 3,000円
4.5畳以上 4,000円
家具と同等・同数の家具

 

ホットカーペットの引き取り価格
ヨドバシカメラ 1,100円 ※3辺の合計が150㎝以下かつ20㎏以下
ケーズデンキ 1,100円 ※自宅まで引き取り依頼の場合は別途手数料がかかる
エディオン 2畳以下 550円
2畳以上 1,100円
ジョーシン 1,100円 ※一部対象外の店舗あり

不用品回収業者に回収してもらうときの費用

カーペットの大きさにもよりますが、不用品回収業者で処分を依頼する際の相場は2,000円~です。不用品回収業者は数多くあり、業者によってサービス内容や利用料金は異なります。

無料見積もりを行っているところも多いため、3社ほどから見積もりを取り条件に合うところを選ぶようにしましょう。

不用品回収業者には、一部悪質な業者が存在します。安い料金につられて依頼すると、後になってトラブルになるケースも報告されています。自治体から許可を得て営業しているところは、「古物商許可」または「一般廃棄物収集運搬許可」を取得しています。

依頼する前にいずれかを得ているかどうか、ホームページ等で確認しましょう。

タイルカーペットの処分方法は?


連結して使用するタイルカーペットは、ニトリのような販売店では回収を行っていません大型ごみとして処分するか、切断できる場合は不燃ごみとしてごみの日に出しましょう。

切断が難しく、急いで処分したい場合は不用品回収業者の利用がおすすめです。

主な処分方法
  • 自治体指定の指定ゴミ集積所へ出す
    ゴミ集積所は通常、家庭ゴミを出す場所と同じですが、注意が必要です。
    一部地域では別の場所に出すように指示されてることもあります。
  • ゴミ処理施設に持ち込む
    この場合、処理料金を支払って処分します。
  • 廃棄物処理業者に回収依頼する
    大量に処分する場合は、自治体ではなく廃棄物処理業者に依頼して回収・処分する必要がある場合があります。料金は業者によって
    異なりますので、事前に見積もりを取ることをお勧めします。

 

タイルカーペットを処分する方法
切断できる場合 不燃ごみとして出す
切断が難しい場合 自治体の大型ごみで出す
注意点

タイルカーペットの素材には、塩化ビニルやゴムが含まれているため、燃えるゴミとして処分できません
細かくカットしても燃えるゴミとしては出せませんので注意が必要です。

カーペットの処分なら日本不用品回収センターにお任せください

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なぜ不用品回収業者がおすすめなの?


不用品回収業者がおすすめされる理由をご紹介します。

不用品回収業者がおすすめの理由
  • 柔軟なスケジュール
    当日や早朝、深夜など、自分の都合のいい時間に対応してくれることが多いです。
  • 家の中から運び出す作業まで依頼できる
    大型の家具や家電を自力で運ぶのが難しい場合、不用品回収業者に依頼すると便利です。
  • 買取サービス
    不用品回収業者に買取を依頼すれば、回収料金から差し引いてもらえます。

地方自治体が行なっている粗大ゴミ回収でも、不用品を処分できますが、事前に申し込みが必要で指定の日時と場所に自分で運ぶ必要があります。
カーペットなどを処分する際は、不用品回収業者をうまく活用しましょう。

不用品回収業者に依頼するメリット

不用品回収業者を利用する上でのメリットを下記にまとめました。

不用品回収業者を利用するメリット
  • 幅広い品目の回収
    自治体のゴミ回収では受け入れが難しいアイテムも回収してくれます。処理が必要な家電製品や大型家具、リサイクルが困難な材料など、自治体では対応できないアイテムも処理をしてくれます。
  • 手間や面倒がない
    自治体に不用品回収を依頼する場合は、指定場所まで運んだり、申請手続きを行なったりする必要がありますが、業者に依頼することでその手間が省けます。
  • 回収日時を指定できる
    休日や連休中であっても引き取りに応じてもらえることが多いです。
    業者と交渉して、都合の良い時間に回収に来てもらうことが可能です。

不用品回収業者に依頼するデメリット

不用品回収業者を利用することでメリットは先程ご紹介しましたが、
正しい利用方法を理解し、安全に利用することが重要です。

不用品回収業者を利用するデメリット
  • 費用が高額
    自治体のゴミ回収よりも高額になる場合がありますので、しっかりと見積もりを出してもらいましょう。
  • 環境への影響
    通常、不用品回収業者はアイテムを適切に処理する専門知識を持っていますが、
    一部の業者は不適切な方法で処分しています。環境のためにも信頼性のある業者を選ぶことが重要です。
  • プライバシーの問題
    回収してもらう際、自宅に業者が入ることになりますので、プライバシーに配慮する必要があります。特に個人情報や大切な物品が含まれている場合、注意が必要です。

これらのことに注意し、不用品を効率よく処分しましょう。

カーペットの処分に関するよくある質問

カーペット処分に関する質問
カーペットを処分する時によくある質問についてまとめましたので、処分する際の参考にしてください。

カーペットを切断したら燃えるゴミで出せる?

ホットカーペット以外の電熱線を使用していないカーペットであれば、切断してごみの日に出すことが可能です。素材によって可燃ごみになるもの不燃ごみになるものがありますので、分別して処分してください。

厚手のものは切断にかなりの労力がかかりますので、ケガなどないように十分注意して作業を行いましょう。ホットカーペットは感電する危険性もあるため、絶対に切断しないでください。

可燃ごみとして捨てられないカーペット
  • ナイロン
  • アクリル
  • ポリエステル
  • レーヨンなどの合成繊維
  • タイルカーペットのようなゴム性素材のもの

カーペットはニトリなどの家具販売店で引き取ってもらえる?

家具販売店では家具を購入時に不要となったものを引き取るサービスを行っていますが、カーペットに関してはほとんどの販売店で対象外となっています。ニトリは配送員設置サービスを利用できる家具以外の回収は行っていませんので、カーペットの回収は対象外です。

東京インテリアであれば、有料となりますがカーペットの回収を行っています。島忠ホームズビバホームといったホームセンターであれば、新規でカーペットを購入した際に古いものを無料で引き取ってもらうことができます。

参考:ニトリ

まとめ|カーペットを処分する方法

まとめ|カーペットを処分する方法
ホットカーペット以外のカーペットであれば、切断することでごみの日に出すことができます。素材により可燃ごみになる場合不燃ごみになる場合がありますので、分別して出してください。

切断が難しいなら、自治体で大型ごみとして出すことで比較的費用を抑えられます。使用感や汚れがなくまだ使用できるものであれば、リサイクルショップフリマアプリを利用して売却するのもおすすめです。

新規で購入した場合は、家具販売店ホームセンターで古いカーペットを回収してもらえる場合があります。カットや運び出しが難しく、なるべく早く処分したい場合は不用品回収業者の利用がおすすめです。

引っ越しや遺品整理など他にも不要なものが多数ある場合は、まとめて回収してもらえます。ご都合や状況に合わせて、最適な処分方法を選んでください。

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日本不用品回収センター宮本隊長執筆者
回収隊長|宮本
日本不用品回収センターのスタッフであり、不用品回収や引っ越しに伴う粗大ゴミ回収サービスのプロフェッショナル。さまざまな現場で培った豊富な経験を活かし、不用品回収や収納ノウハウを中心とした記事執筆を行っている。
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会社情報

住所:東京都世田谷区駒沢1-13-12

代表者名:後藤真之介

古物証許可:第451910009933号

産業廃棄物収集運搬業許可証:第13-00-239927号

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