香水はどう処分すればいい？ふたが開かない・中身が出せないときの対処法！

最終更新日：2023/11/01

香水の処分は中身をどうすればいいか悩みますよね。「劣化して匂いが変わってしまった」「ギフトにもらったけれど好みの香りではなかった」といった理由から、お持ちの香水を使いきれないことも多いでしょう。
 
今回の記事では、香水の処分方法を3つに分けて解説します。中身が残っている場合の活用方法や処分方法についても合わせて紹介しますので、香水の処分に迷われているなら是非参考にしてください。

 

 

香水のふたが開かない時はどう処分する？

香水瓶の種類によっては、蓋が簡単に開かない仕組みになっていますよね。マイナスドライバーとニッパーを使用すれば、蓋が開かない香水ボトルを開けることができます。

 

 
香りが強いので、しっかり換気をした状態で行ってください。上記の手順でもふたをあけられなければ、びんを割るか他の方法で処分しましょう。
 

香水を処分する3つの方法！

 
香水の処分方法を、3つに分けてご紹介します。香水を処分する際には、是非参考にしてください。

自治体の指定の方法で処分する

自治体によって分別方法が異なりますので、お住いの自治体のホームページ等で確認し、その指示に従って処分してください。
 
ボトルの本体がガラスの場合は、ほとんどの自治体で「あきびん」「われもの」として処分されますが、一部の地域では「燃えないゴミ」扱いとなります。蓋のスプレー部分が金属製なら、「金属ゴミ」として分別する自治体が多いです。
 
中身が残っている場合は、袋に入れた紙や布に染み込ませ、口をしっかりと閉じて燃えるごみとして出してください。
 

自治体指定の処分方法のメリット・デメリット
【メリット】 無料で処分できる	【デメリット】 分別に手間がかかる 中身が残っている時もめんどくさい

フリマアプリを活用して売る

途中まで使用した香水であっても、「ちょっと試してみたかった」「相場より安いならお得」という方もいるためフリマアプリであれば買い手が見つかります。トラブルの原因にならないよう、出品する際には開封済みである点をしっかりと明記してください。
 
香水ボトルは割れ物ですので、エアーキャップで包むなどして破損しないよう丁寧に梱包しましょう。
 
未開封の状態で人気メーカーの香水であれば、リサイクルショップでも買い取ってもらえます。フリマアプリよりも利益が少なくなりますが、即現金化できるというメリットがあります。

 

フリマアプリを活用するメリット・デメリット
【メリット】 売れれば収入になる	【デメリット】 配送や出品に手間がかかる

不用品回収業者で処分する

不用品回収業者は、不燃ゴミ・可燃ゴミ、そして大小関わらず、あらゆる不用品を回収してくれます。香水瓶に関しても、そのまま引き取ってくれるため手間をかけずに処分できます。
 
即日対応可能な業者も多いため、急いで処分したい時にもおすすめです。香水以外にも処分したいものが複数ある時は、まとめて処分を依頼しましょう。

 

不用品回収業者で処分するメリット・デメリット
【メリット】 手間をかけずに処分できる	【デメリット】 処分に費用がかかる

 

悪徳業者にご注意ください

不用品回収業者の中には、残念ながら悪質な業者が紛れています。「無料回収」をアピールしている業者は悪徳業者の可能性が高いため、「無料回収」に惑わされないようにしてください。
 
不法投棄など違法不用品の処理方法をしているため、無料や格安で回収している可能性があります。
依頼する前に、ホームページ等で自治体の許可を得て運営しているかどうか確認しておきましょう。自治体の許可を得て運営している業者は、「一般廃棄物処理業許可」もしくは「古物商許可」を取得しているはずです。
 
口コミをあらかじめ調べておき、その業者の評判を知っておくことも大切です。あまりよくない口コミが多いところは、依頼しない方が良いでしょう。
 

香水を処分するときの注意点！

 
香水の処分方法を解説する前に、いくつか知っていただきたいことがあります。中身が残っている香水を捨てたいという時は、参考にしてください。
 

中身が残っている状態で処分しない

香水ボトルの中身が残っている状態でそのまま処分しないでください。香水にはアルコールが含まれているため、発火する恐れがあります。
 
ゴミの回収作業中にボトルが割れてしまうと、香りが立ち込めて周囲の迷惑になる可能性もあります。

香水が残っている時の中身の処分方法

香水の中身が残っている時は、そのまま処分せずに正しく分別して処分してください。中身が残っている場合の処分方法をご紹介します。
 
まずは、密閉できる袋のといらない布や新聞紙を用意します。

 

袋の中に布や新聞紙を入れ、香水の中身を注いで新聞紙や布に染み込ませます。注いだ後は、袋の口をしっかりと閉じて密閉してください。
 
袋に入れた香水の中身は、燃えるごみとして処分します。匂いがきついため、換気した状態で作業してください。

トイレや流しに流すのはNG？

簡単に処分できるように感じますが、トイレや流しに流してはいけません。香水には香りを良くするために油分やアルコールが含まれているため、配管が痛む原因になります。

ひどい時には、配管が詰まってしまうこともあります。
 
香りがキッチンやトイレの個室に充満し気分が悪くなることもあるため、たとえ残りが少量であっても紙や布に染み込ませて処分してください。

香水の処分にかかる費用

 
自治体で分別して処分するなら、手間はかかりますが無料で処分できます。フリマアプリで売却するなら売上が利益になりますが、下記の費用がかかりますので、費用を含めて利益が出るように売却金額を設定しましょう。
 
不用品回収業者に依頼する場合、香水の回収だけであれば数百円です。「トラック載せ放題」など定額プランを利用すれば、多くの不用品をまとめて処分できます。

 

香水の処分にかかる費用
自治体で分別して処分する	無料
フリマアプリで売却する	送料+梱包材費+手数料
不用品回収業者	単品　数百円 まとめて処分　10,000～20,000円

 

捨てるのはもったいない？余った香水の活用方法

 
中身が残っている香水を捨てる場合、中身の処分方法を上の項目でご紹介しましたが、「それではもったいない」と思ってしまいますよね。
 
香水は毎日少量しか使いませんから、なかなか使い切るのが難しいのも事実です。この項目では、「ちょっと捨ててしまうのは気が引ける」という方に向けて、香水の活用方法をご紹介します。
 

ルームフレグランスにする

お部屋の気持ちいい空間にするため、ルームフレグランスとして使用する方法があります。
 
そのままでは香りがきついので、程よい香りになるよう無水エタノールで薄めてください。あとは、リフューザーに使用されているリードスティックをボトルに指しておくだけでOKです。
 
さらにお手軽に楽しみたい時は、リードスティックの代わりに竹串でも代用できます。
 
コットンに染み込ませ、小袋に入れておけば、サシェとして楽しむこともできますよ。

アロマバスとして使用する

お湯を貼ったバスタブに余った香水を数的垂らせば、心地よいバスタイムが楽しめます。香りはリラックス効果もありますので、安眠も期待できます。
 
香りが強すぎると気分を悪くすることもあるため、入れ過ぎに注意してください。

ヘアオイルとして使用する

ベビーオイルやホホバオイルなど、キャリアオイルと合わせると香りのよいヘアオイルとして活用できます。髪の香りが良くなるだけでなく、オイルと合わすことで髪に艶が出てまとまりが良くなります。

おしゃれな瓶はインテリアにしても

香水ボトルはおしゃれなデザインのものが多いので、そのままインテリアとして飾っておくのも良いかもしれません。中身がない状態のボトルであれば、フェイクグリーンやドライフラワーを挿してみても良いですね。
 
窓辺や棚の隙間に置いておくだけで、素敵な空間に変えてくれます。

 

香水を処分するなら日本不用品回収センターにお任せください

 
香水の処分をお考えなら、日本不用品回収センターにお任せください。引越しや断捨離で香水以外の不用品が複数ある場合も、まとめて引き取ります。
 
即日の回収にも対応しており、お電話いただいてから30分で回収にうかがいます。深夜や早朝の時間帯の回収もご相談いただけますので、忙しい方でもご利用いただけます。
 
カゴ車載せ放題から軽トラック、2ｔトラックなど6種類の定額プランをご用意していますので、お客様の不用品の量に合わせて無駄のないプランをご提供できます。WEB割引をお使いいただくことでさらにお得にご利用いただけますので、是非ご活用ください。
 

＞＞日本不用品回収センターの料金プランへ

 

 

香水の処分に関するよくある質問

 
香水の処分に関して、よくある質問をまとめています。香水の処分について疑問のある方は、是非参考にしてください。
 

香水って燃えるゴミとして処分できる？

香水のボトルは、本体はガラス、スプレー部分は金属であることが多いため、それぞれ分別して捨てる必要があります。自治体によっては燃えるごみとして分別する地域もありますので、お住いの自治体の処分方法を確認してください。
 
中身が残った状態で可燃ゴミとして捨ててしまうと、発火する恐れがあり大変危険です。
あたりに香りが充満して付近の人に迷惑をかける恐れもありますので、きちんと分別して処分してください。
 
中身が残っている場合は、布や新聞紙などに染み込ませ、密閉できる袋に入れて燃えるごみとして処分します。

香水ってどうやって廃棄してる？

ボトルの形状によって、スプレー部分が開けられないタイプの香水もありますよね。その場合、マイナスドライバーやニッパーを使用してスプレー部分を外してください。
 
ボトルと蓋の境界線にマイナスドライバーを入れて隙間をあけます。その隙間にニッパーを入れて切込みを入れることで、蓋の部分を外すことができます。

香水って使用期限があるの？

香水に使用期限は記載されていませんが、やはり開封後は劣化していってしまいます。開封後は1年を目安に使い切ってください。
 
なるべく良い香りを長持ちさせるためには、高温多湿の場所や直射日光を避けて保存してください。しっかりと蓋を閉めておくことも大切です。

香水を処分する方法　まとめ

香水を自治体のゴミの日に捨てる時は、中身を出した状態で処分しましょう。自治体によって分別方法は異なりますが、ほとんどの場合ボトル本体はあきびん、スプレー部分は金属ゴミに分類されます。
中身は紙や布に染み込ませて密封し、燃えるごみとして処分してください。
 
捨てるのがもったいないという方は、アロマバスやヘアオイルとして活用するのもおすすめです。開封している香水であっても、プリマアプリであれば買い手を見つけることができます。
 
「急いで処分したい」「他にも多数処分したいものがある」という時は、不用品回収業者に依頼するのが便利です。
 
状況に合わせて、より良い処分方法を選んでください。