子供が小さな頃は重宝するベビーカー。子供が大きくなったら使う機会がなくなり、置いておくにも邪魔になってしまいますよね。
本記事では、意外と知られていないベビーカーの処分方法を紹介します。
この記事を読んでわかること
- 急いでいる場合は不用品回収業者がおすすめ
- お金を掛けたくないなら解体して不燃ごみに!
- A型タイプは生後7か月ごろから処分を検討する
- B型タイプは4~5歳くらいに処分を検討する
ベビーカーはいつ処分する?何歳くらいがおすすめ?

ベビーカーはいつごろ処分したらよいのかわからないというお悩みを抱えている方もいるかと思います。ベビーカーを処分するのに最適な時期は下記の通りです。
ベビーカーを処分するのに最適な時期
- A型タイプのベビーカーの場合:7ヶ月ごろ
- B型タイプのベビーカー:4〜5歳ごろ
A型ベビーカーは生後7か月ごろ以降に買い替えを検討
A型ベビーカーを利用していて、7か月ごろにB型を購入される方が多いです。
生後7か月ごろになると、B型タイプのベビーカーに乗れるようになるためです。
生後7か月ごろに子供がB型タイプのベビーカーに乗れるようになったら、買い替えと同時にA型タイプのベビーカーの処分を検討してみましょう。なお、子供の成長には大きな個人差があるため7か月を過ぎてしまった場合にも必要だと感じた場合は、焦って捨ててしまわずに子供の成長を待ちましょう。
7か月を過ぎたら絶対に手放さなければいけないわけではないため、焦る必要はありません。
B型ベビーカーは4~5歳ごろに処分を検討
B型ベビーカーをお使いの方は、生後4~5歳以降であれば処分しても問題ありません。
なぜB型タイプのベビーカーは、生後4~5歳ごろが処分の目安なのかというと、生後4~5歳ごろには自分の力で長時間歩けるようになる子供が多いからです。
歩けるようになるタイミング自体は2~3歳の場合が多いですが、歩けるようになったすぐはまだ長時間歩くと危険です。2~3歳のころは歩けるようになっていたとしても念のためベビーカーを捨てずにとっておきましょう。
なお子供の成長には大きな個人差があります。5歳を過ぎてしまった場合にも必要だと感じた際は、焦って捨ててしまわずに子供の成長を待ってあげましょう。
参照:Nice Baby Lab
ベビーカーの寿命は平均5年
ベビーカーの寿命は購入してから5年といわれています。※
ただし、使用頻度や保管状況によって使用できる年数は異なります。
二人目のお子さんが生まれた時に使用するためにとっておく方もいますが、安全に十分に配慮して適切に使用するようにしましょう。
※出典:ベビーカーの標準使用期間について|コンビ株式会社
ベビーカーの処分方法9選を紹介!

ベビーカーを処分する方法は大きく分けて9つあります。処分するための方法は下記の通りです。
ベビーカーを処分するための方法
- 自治体で粗大ゴミとして捨てる
- 解体し不燃ごみとして捨てる
- 知り合いや施設へ譲る
- 必要な団体へ寄付する
- ベビー用品専門店へ買い取ってもらう
- フリマアプリで販売する
- リサイクルショップへ持ち込む
- メーカーに引き取ってもらう
- 不用品回収業者へ依頼する
自治体で粗大ゴミとして捨てる
おすすめの処分方法1つ目は、自治体で粗大ゴミとして捨てる方法です。自治体で粗大ごみとして捨てる方法には、あまり費用をかけずに処分できること、壊れている物でも処分できることなどのメリットがあります。
そのため、手放す際にできるだけお金を掛けたくないと考えている方や壊れているベビーカーの処分を考えているという方に最適です。ほとんどの自治体では、戸別の回収と処理場へ直接持ち込んでの回収に対応しているため、自分の都合に合わせた方法で回収してもらうことが可能です。
なお、予約や料金を前払いしなければいけない手間があるため、時間に余裕がない方には向いていません。急ぎでとにかく早く手放したいと考えている方は、他の方法を検討してみてください。
ベビーカーを粗大ごみで処分する際にかかる費用はこちら>>
解体し不燃ゴミとして捨てる
おすすめの処分方法2つ目は、解体して不燃ごみとして捨てる方法です。解体して不燃ごみとして捨てる方法には、粗大ゴミとして処分に出すよりも費用を安く抑えられることや自分のタイミングで処分できるというメリットがあります。
とにかく手放す際にお金を掛けたくないと考えている方や、週に1度の粗大ごみの回収日を待つ余裕がないという方におすすめです。
しかし、解体する必要があるため、身体に負担がかかる点や時間がかかることなどのデメリットもあります。
デメリット
- 相当な負担がかかる
- 素材によって分別しなければならない
メリットだけではなく、デメリットをよく確認したうえで処分方法が自分に合っているか考えてみてください。
知り合いや施設へ譲る
おすすめ処分方法3つ目は、知り合いや施設へ譲る方法です。もしも知り合いに子供が生まれたばかりの人がいる場合には、捨てるのではなくプレゼントすることで処分をするという選択肢もあります。
ベビーカーはノーブランドの物であってもそれなりの値段がするため、無料で譲ってもらえるなら譲ってほしいと考えている方が多いです。ベビーカーを手放そうと考えているタイミングで知人に子供が生まれた場合は、まず必要としていないか聞いてみましょう。
デメリット
- 清潔にしてから譲渡する配慮が必要
- 劣化が激しい場合は不可能
必要な団体へ寄付する
おすすめの処分方法4つ目は、必要な団体へ寄付する方法です。ベビーカーはノーブランドの物であってもかなりの値段がするため、無料で譲ってくれる人を探している子育て支援団体が多いです。
そのため、まだ普通に使える状態の良いベビーカーを手放す際は、捨ててしまうのではなく寄付することがおすすめです。寄付をするとお金を掛けずに処分できる上に社会貢献にもつながります。
お金を掛けずに手放したいと考えている方、まだまだ普通に使えるベビーカーを手放そうと考えている方は、寄付を募っている団体への寄付を検討してみましょう。なお、寄付の場合にも団体指定の場所までベビーカーを送る送料などで処分費用が掛かってしまうケースがあります。
寄付をしたら必ず無料で処分ができるというわけではないので注意してください。
デメリット
- 遠方であれば配送料がかかる可能性もある
- 清潔にしてから寄付する配慮が必要
- 劣化が激しい場合は不可能
ベビー用品専門店へ買い取ってもらう
おすすめの処分方法5つ目は、ベビー用品専門の買取店で買い取ってもらう方法です。
ベビー用品買取専門店では、状態が良いベビー用品の買取を行っています。もしも手放そうと考えているベビーカーの状態が良ければ、捨ててしまうのではなく買取で処分するという選択肢もあるので検討してみてください。
買い取ったベビーカーは、途上国に寄付されるほか、リユース品として再利用されます。ベビーカーだけではなく、ハイローチェアやチャイルドシートも買取してもらえます。
主なベビー用品買取専門店は、次の通りです。
査定までは無料で試すことができるため、迷っている方は査定だけでも依頼してみましょう。
フリマアプリで販売する
おすすめの処分方法6つ目は、フリマアプリで販売する方法です。手放したいと考えているベビーカーの状態が良ければフリマアプリで販売することでお金をかけずに処分する選択肢もあります。
買い手を見つけることができなければ売却することはできませんが、取引が確定するまでは無料で利用できるアプリが多いため、迷っている方は出品だけでも試してみることがおすすめです。
配送料がかかる点も確かめておきましょう。
配送方法 |
費用目安 |
ゆうパック170サイズ |
2,340円~ |
ヤマト200サイズ |
2,542円~ |
飛脚ラージサイズ260サイズ |
5,995円~ |
デメリット
- すぐに処分できない
- 劣化が激しい場合は不可能
- 自分で梱包する必要がある
なお、買い手が見つかり取引が成立した際には、利用手数料が発生するため注意してください。
リサイクルショップへ持込む
おすすめの処分方法7つ目は、リサイクルショップへ持ち込む方法です。もしも手放そうと考えているベビーカーの状態が良ければ、リサイクルショップへ持ち込むことでお金を掛けずに処分する選択肢もあります。
リサイクルショップで買い取ってもらうことができれば、処分費用をプラスにすることもできるため、手放す際にお金を掛けたくないと考えている方はリサイクルショップへの持ち込むがおすすめです。
買取の査定までは無料で依頼できるケースが多いため、迷っている方は査定だけでも持って行ってみましょう。
デメリット
- 自分で運搬しなければならない
- 劣化が激しい場合は不可能
なお、リサイクルショップごとに買取に対応している品は違っているため、買取に持ち込む際は事前にリサイクルショップに対応しているのか確認してください。
メーカーに引き取ってもらう
おすすめの処分方法8つ目は、メーカーに引き取ってもらう方法です。あまり知られていませんが、各メーカーでは自社で製作しているベビーカーの引き取りに対応しています。
もちろんすべてのメーカーで引き取りに対応しているわけではなく、メーカーによっては引き取りに対応していないケースもあるのでメーカーを利用した処分をする際は、しっかりとメーカーの対応を確認するようにしてください。
ベビーカーの引き取りを実施しているメーカーは次の通りです。
※2023年8月31日をもって本サービスは終了しています。
不用品回収業者へ依頼する
おすすめの処分方法9つ目は、不用品回収業者へ依頼する方法です。不用品回収業者とは、使わなくなった家具や壊れてしまった家電を有料で回収・処分してくれる業者です。
電話やホームページ上のお問い合わせフォームから予約をすることですぐに回収に来てもらうことができます。いつでも簡単にすぐに回収に来てもらうことができるため、処分を急いでいる方や手間をかけずに手放したい考えている方に最適です。
また買取サービスに対応している業者を選んだ場合、回収だけでなく買取も依頼することができます。なお、他の処分方法と比べて回収の費用が高くなってしまう傾向があるため、お金を掛けたくないと考えている方は注意しましょう。
メリット
- 最短即日で処分できる
- 買取してもらえる可能性もある
- 運搬する手間がない
ベビーカーの処分費用を方法別に解説

手放すならできるだけお金を掛けずに処分したいですよね。そこで下記からは粗大ゴミとして捨てる場合、不燃ごみとして捨てる場合、メーカーの引き取りに出す場合、不用品回収業者を利用する場合の4つの処分方法別にかかる処分費用を紹介します。
粗大ゴミ
まずは粗大ゴミとして処分する場合の費用を紹介します。粗大ゴミとして処分する場合の費用は、おおよそ300円から600円程度です。
戸別回収を利用するか処理場へ持ち込むかによっても費用は変わってくることがあるため、粗大ごととして処分に出す際はお住まいの地域の自治体ホームページをよく確認するようにしましょう。
戸別回収を利用するよりも、処理場へ自分で直接持ち込んだ方が料金は安くなることが多いです。
車をお持ちの方は、戸別回収よりも処理場へ直接持ち込む方法がおすすめです。なお上記はあくまでも目安であり、お住まいの地域によっては費用が多少変動する場合もあるので注意してください。
不燃ゴミ
まずは不燃ごみとして処分する場合の費用を紹介します。処分費用は、おおよそ数十円程度です。
不燃ごみとして回収に出す場合、粗大ゴミとして出す場合と違い特別処分費用が掛かることはありません。そのため、不燃ごみの指定ゴミ袋の料金だけで処分することが可能です。
そもままの状態だとサイズから粗大ゴミに分類されてしまうため、不燃ごみとして出したい際は自力で小さなサイズまで分解・解体する必要があります。工具などを使って粗大ゴミにならないサイズまで細かくしましょう。
なお上記はあくまでも目安であり、お住まいの地域によっては費用が多くかかったり少なかったりする場合もあるので注意してください。
メーカー引き取り
まずはメーカー引き取りに出して処分する場合の費用を紹介します。メーカー引き取りとして処分する場合の費用は、おおよそ0円のことが多いです。
しかし、メーカーとして引き取りに出す方法は、すべてのメーカーで実施されているわけではありません。また、引き取り対象のベビーカーに細かく条件が決まっているケースも少なくないためよく確認してから依頼するようにしましょう。
自分が使用しているベビーカーのメーカーが、引き取りサービスを行っているかどうかはメーカーのホームページなどから確認することができます。詳しい引き取り方法などもホームページ上で確認できるため、メーカーの引き取りを利用する際はまずメーカーのホームページを確認してみましょう。
不用品回収業者
まずは不用品回収業者に依頼する場合の費用を紹介します。処分費用は、おおよそ1,000円から数千円程度です。
買取サービスに対応している業者を選び買い取ってもらうことができれば、もっと安く回収してもらうことも可能です。他の処分方法と比べて費用が高いと感じるかもしれませんが、その分自宅まで引き取りに来てもらえるなどサービスが充実しています。
当たり前かもしれませんが、依頼する不用品回収業者によって、回収費用は変わります。不用品回収業者に依頼する際は、事前の見積もりを利用していくらくらいで回収してもらえるのか具体的な金額を事前に確認するようにしましょう。
ベビーカーを処分するときによくある質問

子供が大きくなり使わなくなったベビーカーの処分にお悩みの方も多いでしょう。
そこでベビーカーを処分するときによくある質問を3つ紹介します。
よくある質問
- アカチャンホンポでベビーカーを処分できる?
- 西松屋でベビーカーを処分できる?
- ベビーカーを処分してから後悔することはない?
アカチャンホンポでベビーカーを引き取りしている?
全国的に店舗が展開されているアカチャンホンポ。アカチャンホンポでベビーカーを購入したという方は多いかと思います。
調査したところ、アカチャンホンポ公式ホームページでは使わなくなったベビーカーの引き取りサービスを実施しているなどの情報は見つかりませんでした。
特に記載がなかったため、おそらく引き取りには対応していないことが予想されます。アカチャンホンポでベビーカーを購入した方は、アカチャンホンポでの引き取り以外の処分方法を検討してみましょう。
西松屋でベビーカーを処分できる?
ベビー用品から小さな子供向けの商品を幅広く取り扱っている西松屋。全国各地に店舗が存在していることから西松屋でベビーカーを購入した方は多いかと思います。
調べたところ西松屋のホームページには、不要になったベビーカーの引き取りは、新品の購入や西松屋での購入履歴など関係なしに引き取りに対応していないと記載されていました。
西松屋でベビーカーを購入した方は、メーカーでの引き取りは諦め別の処分方法を検討しましょう。
ベビーカーを処分してから後悔することはない?寂しい気持ちの乗り越え方
ベビーカーはお子さんとの思い出が詰まっているものなので、処分するときに寂しいと感じる方も多いでしょう。
しかし、お子さんが成長するにつれて荷物も増えていくので、使わなくなったタイミングで処分するのがおすすめです。
そのまま捨ててしまうのが名残惜しい時は写真に残しておいたり、フリマアプリやジモティーで売ったりすると気持ちを切り替えられるでしょう。
【まとめ】ベビーカーの処分方法9選を徹底解説!無料で処分する方法を解説

本記事ではベビーカーの処分方法9選を紹介しました。いかがだったでしょうか?
できるだけお金を掛けずに手放したいと考えている方は、数十円程度しかかからない不燃ごみとして捨てる方法がおすすめで、手間をかけたくないと考えている方は最短即日で対応してもらえる不用品回収業者の利用がおすすめです。
状態が良いベビーカーを手放す際は、フリマアプリやリサイクルショップへ持ち込むことでお金に換えることもできます。自分に合った方法を考えてみてください。
本記事がベビーカーの処分でお困り中の方のお役に立てれば幸いです。
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