除湿器は湿気が多くじめじめする季節で活躍し、湿気対策だけでなく洗濯物の室内干しにも役立ちます。処分の際には、種類によって自治体で回収が不可能なケースもあるので注意が必要です。
そこで本記事では、除湿器の正しい処分方法を8つ紹介します。
処分する前に確認しておきたいポイントや処分費用も解説するので、除湿器の処分を検討している方はぜひ参考にしてください。
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除湿器を捨てる際の注意点

不用になった除湿器は使用後のそのままの状態で処分してはいけません。除湿器を処分する際には、以下の点に注意して処分してください。
フロンガス使用の除湿器は自治体で処分できない可能性が高い
除湿器には以下の3つの種類が存在しますが、フロンガスを使用する除湿器は自治体での処分ができない可能性が高いです。
- コンプレッサー式(フロンガスを含む)
- ハイブリット式(フロンガスを含む)
- デシカント式
「コンプレッサー式」と「ハイブリッド式」の除湿器はフロンガスを含んでおり、ほとんどの自治体で処分・回収を実施していません。
除湿器を処分する際は、手元にある製品の冷媒名を製品ラベル等から確認しておきましょう。
フロンガスを使用している製品の冷媒名
フロンガスを使用している製品は、製品ラベルの「冷媒名」に下記のような表示があります。
- 「R」で始まるもの(R-134a・R-22・R-12など)
- HFC-134a
- HCFC-22
- CFC-12
- 冷媒ガス
- フロンガス
フロンガスを含む除湿器の処分方法は、以下で紹介する「除湿器の捨て方8選」を参考にしてください。
タンクの水は抜いておく
除湿器を処分する際には、除湿器内のタンクに溜まっている水を必ず抜いておきましょう。
除湿器は周辺の湿気を吸い取り、その水分がタンクに水として溜まっており、長く放置しておくと衛生的にも問題が生じます。放置した水によってタンクに腐食した箇所やカビが発生すると、きれいに掃除する手間や時間をかけなければなりません。
また、タンクに水が溜まった状態では、処分で搬出する際に溢れる危険性もあるため、事前に捨てておいてください。
売却する場合は汚れを取り除いて付属品を揃えておく
使用状態がいい除湿器の売却を検討している場合、売却前に水垢や汚れを取り除き、専用の付属品も揃えておきましょう。
除湿器の表面はもちろん、意外と汚れている内部のフィルターや水が溜まるタンク部分もきれいに清掃してください。特に、水が溜まるタンク部分はカビが生えやすく、変な臭いが出やすいため丁寧な清掃が必要不可欠です。
また、取り扱い説明書やリモコンなどの専用の付属品も揃えておくと、売却時の査定額が高くなります。
除湿器の捨て方8選
除湿器を処分するには以下の8つの方法があり、それぞれにメリットやデメリットが存在するので自身の状況や製品のタイプに合わせて処分方法を選んでください。
不燃ゴミで捨てる
居住する自治体によっては、除湿器を不燃ごみとして処分可能です。
自治体ごとに処分可能な除湿器のサイズが設定されており、一般的に30cm〜50cmまでのサイズであれば不燃ごみとして扱われています。
手元にある除湿器のサイズを確認するとともに、居住する自治体の除湿器の処分規定にも目を通しておきましょう。
粗大ゴミで捨てる
自治体の多くでは、除湿器を含めた30㎝以上の不用品は粗大ゴミとして扱われています。各自治体が定める粗大ゴミ処分の方法や排出日時に合わせて、適切な処理をしたうえで処分してください。
ただし、フロンガスを使用している製品は自治体での回収に対応していません。フロン類充填回収業者にフロンガスを回収してもらい、回収証明書と合わせて捨てる必要があるため注意が必要です。
粗大ゴミでの回収は各自治体によって方法・費用が異なります。
一般的には、必要な手数料分の家電リサイクル券を貼り付け、指定された日時に収集場所に出しておく方法がほとんどです。申し込みから回収の指定日まで、約1週間~10日ほどかかるため急いでいる時の処分には不向きです。
デメリット
- コンプレッサー式などフロンガスを使用しているものは回収不可
- 回収するのに時間がかかる
家電量販店の小型家電リサイクルサービスを利用する
ヤマダ電機やケーズデンキなどの家電量販店では、小型家電リサイクル法に則り、使用済みの家電を回収してくれるサービスがあります。
新しい除湿器の購入による引き換えだけでなく、引き取りのみにも対応可能ですが、リサイクル料+収集運搬料が発生するので注意してください。下取りサービスが受けられる販売店もあるので、新しい除湿器の購入を検討している場合は、ぜひお近くの家電量販店に問い合わせてみましょう。
また、家電量販店によってはフロンガス未使用の除湿器のみ回収可能な場合もあるので、事前に利用予定の家電量販店に連絡しておいてください。
メリット
- フロンガスを使用したタイプも回収してもらえる
- 店舗によっては下取りサービスが受けられる
>ヤマダ電機で除湿器を回収してもらう際の料金
>ケーズデンキで除湿器を回収してもらう際の料金
自治体の小型家電回収ボックスへ投入する
使用しなくなった除湿器の処分方法には、自治体の小型家電回収ボックスへ投入する方法もあります。
小型家電回収ボックスは各自治体が運営する図書館や公共施設、市役所・役場に設置されており、投入口に収まるサイズであれば無料で回収可能です。
ただし、各自治体によってボックスのサイズや回収可能品目が異なるので、利用前に居住する自治体に問い合わせておきましょう。
デメリット
- 自分で搬入する必要がある
- 投入口に入らなければ処分できない
リサイクルショップで売却する
比較的新しく、使用状態のいい除湿器であれば、リサイクルショップでの売却処分も可能です。
リサイクルショップで売却する場合は、それほど査定額は高くありませんが、即日現金化できるというメリットがあります。店舗への持ち込みが難しいなら、出張査定サービスがあるリサイクルショップを選びましょう。
デメリット
- 比較的新しい製品に限られる
- 査定額はあまり高くない
フリマアプリを活用する
除湿器を売却できるまでの保管場所と時間に余裕がある場合、フリマアプリの活用もおすすめです。
写真撮影や商品説明の入力などいくらか手間はかかりますが、価格を自分で設定できるという強みがあります。除湿機はサイズや重さによって配送料が高額になりますので、その点を考慮して価格を設定してください。
ジモティーで譲渡する

他の利用者に譲れるほどの使用状態なら、不用品の譲渡が可能なジモティーを利用する方法もあります。
ジモティーは不用品を無料で取引でき、譲りたい相手と譲ってもらいたい相手をマッチングできるサービスです。欲しいものを無料で手に入れられるメリットはありますが、取引に手間や時間が多くかかる可能性もあります。
相手によっては契約ができていても音信不通になるトラブルがあるので、細心の注意を払って利用してください。
デメリット
- 取引の手間や時間がかかる
- 相手との連絡が途絶えやすい
不用品回収業者に引き取ってもらう
フロンガスを使用している除湿器は不用品回収業者に依頼することをおすすめします。コンプレッサー式やハイブリッド式など、製品のタイプに関わらず回収が可能です。
除湿器一台からでも引き取りは可能ですが、断捨離や引越しでその他不用品が多数あるならまとめて回収してもらうこともできます。
メリット
- フロンガスを使用しているものも回収してもらえる
- その他の不用品もまとめて処分できる
悪質な業者にご注意ください
不用品回収業者の中には法外な費用を請求したり、不法投棄をして処分するような悪徳業者が紛れています。
「無料回収」をアナウンスして街中をトラックで走る業者や、無料回収のチラシを配っている業者には注意が必要です。名称や所在地、連絡先が不明瞭な業者に依頼したためトラブルに巻き込まれるケースが多発しています。
不用品回収業者を依頼する際は、「一般廃棄物処理業許可」や「古物商許可」を取得するなど、自治体の許可を得て運営しているところに依頼しましょう。
事前に口コミも確認し、悪い評判が多いようなら依頼を避けてください。
除湿器の処分にかかる費用の相場

処分方法によって除湿器の処分にかかる費用は異なり、粗大ゴミ収集では大した費用はかかりませんが、フロンを使用している除湿器はフロン回収に費用がかかります。
除湿器を処分する時の費用相場 |
自治体で粗大ゴミとして処分する |
400円ほど |
※自治体によってリサイクル料が異なる |
ヤマダ電機の小型家電引取りサービス |
1,100~4,400円 |
引取り希望の場合は運搬料+手数料2,750円 |
ケーズデンキの小型家電引取りサービス |
2,200円 |
引取り希望の場合は運搬手数料2,200~3,300円 |
不用品回収業者に依頼する |
2,000~5,000円 |
軽トラック載せ放題など定額プランなら10,000~20,000円 |
除湿器を粗大ゴミとして処分する
自治体で処分する場合、30㎝以下の除湿器であれば不燃ゴミとして無料で処分できますが、それ以上の大きさは粗大ゴミになるので処分に手数料がかかります。
かかる費用は自治体によって異なりますので、お住まいの地域のホームページで確認してください。東京都で除湿器を粗大ゴミとして処分する際の費用の一例は以下のとおりです。
東京都で除湿器を粗大ゴミとして処分する時の費用 |
練馬区 |
400円 |
※持ち込みで手数料半額(200円) |
江戸川区 |
400円 |
※持ち込みの場合無料 |
足立区 |
400円 |
ー |
粗大ゴミとして回収可能なのは、フロンガスを使用していない製品のみであり、東京都では、ほとんどの区で400円で処分できます。
練馬区や江戸川区のように、直接クリーンセンターに持ち込むと費用が安くなる地域もあるので事前に調べておきましょう。
買い替え時に引き取りサービスを利用する場合
買い替え時に引き取りサービスを利用する方法も活用しましょう。引き取りサービスを行っている家電量販店での処分方法は以下を参考にしてください。
ヤマダ電機で除湿器を処分する
ヤマダ電機では、リサイクル料金を支払うことで使用済みの除湿器を回収してくれます。
フロンガスを使用していない小型の除湿器であればリサイクル料は1,100円、フロンガスを使用している大型の除湿器なら4,400円です。
事前の申し込みなどは必要なく、店頭に持ち込むと回収してくれます。持ち込みが難しい場合は引き取りにも来てもらえますが、運搬料が2,200円かかり、リサイクル料に関しても1点あたり550円上乗せされます。
引き取りを依頼リサイクル料1,100~4,400円+550円+運搬手数料2,200円
ヤマダ電機で除湿器を引き取ってもらう場合の費用 |
直接持ち込み |
フロンガスを使用していない小型の除湿器 1,100円 |
フロンガスを使用している大型の除湿器 4,400円 |
ケーズデンキで除湿器を処分する
ケーズデンキでも除湿器を回収対象としており、2,200円のリサイクル料を支払うことで回収してもらえます。
直接店舗に持ち込む方法と引き取りをお願いする方法がありますが、引き取りを希望する場合は別途出張料金がかかります。新しく除湿器を購入した場合、商品の到着時に古い除湿器を引き取ってもらうことが可能です。
ケーズデンキで除湿器を引き取ってもらう場合の費用 |
直接持ち込み |
リサイクル料2,200円 |
引き取りを依頼 |
リサイクル料2,200円+運搬手数料2,200円
(ケーズデンキで購入していない製品の場合、運搬手数料は3,300円) |
不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者に除湿器を回収してもらう場合、製品のサイズやタイプによっても異なりますがおよそ2,000~5,000円ほどの費用がかかります。
他にも引き取って欲しい不用品があるなら、「トラック載せ放題」などの定額プランの利用がお得です。軽トラックに積める分だけ回収してもらえる「軽トラック載せ放題」であれば、1台あたり10,000~20,000円ほどです。
回収業者によって費用は大きく異なりますので、3社ほどから見積もりを取り、比較してから依頼するとよいでしょう。
除湿器の処分なら日本不用品回収センターにお任せください!

除湿器の処分なら、日本不用品回収センターにお任せください。フロンガスを使用したコンプレッサータイプの除湿器でも、そのまま回収させていただきます。
不用品の量に合わせて選べるよう、SS~LLと幅広い定額プランもご用意しておりますので、除湿器以外にも不用品があればまとめて処分いたします。
お電話いただいたその日に回収にお伺いすることもできますので、急いで処分したいという方も是非ご相談ください。
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除湿器の処分に関するよくある質問

除湿器の処分についての疑問を集めました。除湿器の処分に関してお困りごとがある方は参考にしてください。
フロンガス式の除湿器ってどうやって処分したらいいの?
フロンガス式の除湿器を自治体で回収してもらうためには、事前にフロン類充填回収業者にフロンガスを回収してもらう必要があります。フロンガスを回収してもらった後、その際にもらう「回収証明書」を除湿器と合わせて出します。
事前にフロンガスを回収してもらうのが手間であれば、不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。除湿器のタイプによらず引き取ってもらえ、業者によっては連絡したその日に回収してくれます。
除湿器って下取りしてもらえる?
家電量販店によっては、新規購入する予定であれば下取りしてくれる店舗もありますが、除湿器が対象になっている店舗は少ないです。
ケーズデンキでは不定期に下取りキャンペーンを行っており、対象商品や内容もキャンペーンごとに異なります。タイミングが合えば、利用したいサービスですね。
【まとめ】フロンガス使用の除湿器は日本不用品回収センターがおすすめ

3つの種類に分けられる除湿器のなかでも、コンプレッサー式とハイブリッド式はフロンガスを使用しているため、自治体での処分はできません。
不用品回収業者であれば、除湿器のタイプを問わず回収可能であり、除湿器以外の不用品も同時に回収対応しています。日本不用品回収センターは、年間20,000件以上の回収実績をもつ不用品回収業者であり、依頼から最短30分で駆けつける迅速な対応が特徴です。
家電量販店でもリサイクルを目的として使用済みの家電を回収してくれますので、ご都合に合わせて処分方法を選んでください。
記事の執筆者
日本不用品回収センター
関東や関西で年間20,000件の実績のある不用品回収業者(
第451910009933号)。不用品回収業界歴5年以上のプロが各記事を執筆。実際の回収作業で得た知識や経験をもとにわかりやすく伝えることを心がけています。
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