電車やカフェなど、公共の場所でも周囲に配慮しながら音楽や動画の音声が楽しめるイヤホン。ワイヤレスタイプは充電池が入っているため、どのように捨てるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
有線のイヤホンも、意外と何ゴミになるのかわかりづらいですよね。
この記事ではイヤホンの捨て方を6つに分けて解説します。ワイヤレスタイプや有線タイプの処分方法、捨てるときの注意点についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- ワイヤレスイヤホンは充電池を抜いてから処分する
- 個人情報が含まれているのでBluetoothの接続情報は削除してから捨てる
- 小型家電回収を利用すると資源を再利用できる
- イヤホンの他にも処分するものが多い場合は不用品回収業者へ
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ワイヤレスイヤホンは自治体でゴミとして処分できない場合も

ワイヤレスイヤホンのようにバッテリー充電式の製品は、自治体でゴミとして出せない場合があります。バッテリーに含まれるリチウムイオン電池は、衝撃を受けると爆発する可能性があるためです。
収集車の事故を防ぐためにも、適切な方法で処分しましょう。
充電池を抜いてゴミの日に出す、抜けない場合は小型家電回収を利用するよう指示している自治体が多いでしょう。
横浜市では、充電池を抜いた状態であれば燃やすごみとして処分できます。充電池を取り外せないものは、他の燃やすごみとは別の袋で出す、もしくは小型家電リサイクルボックスに投入します。
有線のイヤホンの処分方法(2025年3月現在)
|
横浜市 |
充電池を取り外して燃やすごみ、取り外せない場合は別の袋で出す
もしくは小型家電回収ボックスを利用 |
名古屋市 |
充電式のものは不燃ごみ、もしくは回収ボックス |
札幌市 |
燃やせないごみ、もしくは小型家電の無料回収 |
有線のイヤホンは何ゴミになる?
有線のイヤホンの分別方法も、自治体によって異なります。お住まいの地域の分別ルールを確認してから処分しましょう。
横浜市や名古屋市では可燃ごみですが、札幌市では不燃ごみです。いずれの地域も、資源を再利用できる小型家電リサイクルを推奨しています。
有線のイヤホンの処分方法(2025年3月現在)
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横浜市 |
燃やすごみ、もしくは小型家電回収ボックス |
名古屋市 |
可燃ごみ、もしくは回収ボックス |
札幌市 |
燃やせないごみ、もしくは小型家電の無料回収 |
Bluetoothのイヤホンは初期化してから捨てる

Bluetoothでペアリングして使うイヤホンの場合、そのまま捨てると個人情報を知られてしまう恐れがあります。スマートフォンやパソコンの情報を消去する、もしくは初期化してから処分しましょう。
イヤホンの6つの捨て方

イヤホンの捨て方を6つに分けて解説します。イヤホンの状態や自治体のルールに合わせて、適切な処分方法を選んでください。
自治体で可燃ゴミや不燃ゴミとして捨てる
有線のイヤホンや充電池を抜いたワイヤレスイヤホンなら、自治体で不燃ゴミや可燃ゴミとして処分できます。
充電池が取り外せないワイヤレスイヤホンでも、不燃ゴミや別の袋で回収している自治体もあるので、お住まいの地域の分別ルールを確認しましょう。
ゴミの日に出すデメリット
- 自治体によってルールが違うのでわかりにくい
- ワイヤレスイヤホンは出せない自治体も
小型家電回収ボックスを利用する
イヤホンは、自治体が設置する小型家電リサイクルボックスを利用して捨てられます。投入された使用済みの家電は、再利用できる資源をリユースするため、ゴミの排出を減らせる環境にやさしい処分方法です。
可燃ゴミや不燃ゴミで出せる地域でも、できる限りリサイクルボックスの利用を推奨しています。
小型家電リサイクルボックスは、市の施設や商業施設などに設置されている場合が多いです。大阪市では、区役所や区役所の出張所、環境事業センター、環境局などの公共施設に設置されています。
参考:大阪市 使用済小型家電のリサイクスについてはこちら
家電量販店の引き取りサービスを利用する
ビックカメラやエディオン、ヤマダ電機、ヨドバシカメラといった家電量販店では、有料で使用済みの家電を引き取っており、イヤホンも回収の対象です。サービスカウンターで対応してくれるので、お買い物のついでに引き取ってもらいましょう。
資源をリサイクルするために回収しているので、家電量販店の引き取りも環境にやさしい捨て方と言えます。
ヨドバシカメラやでは、不要になったイヤホンを店頭に持ち込むと、550円で回収してくれます。店舗によって対応が異なる場合があるので、事前に問い合わせてから持ち込むのがおすすめです。
参考:ヨドバシカメラ 小型家電リサイクルについてはこちら
家電量販店の引き取りサービスのメリット
- 買い物のついでに処分できる
- 環境にやさしい処分方法
リサイクルショップやオーディオ買取店で売る
使用年数が浅いイヤホンであれば、リサイクルショップやオーディオ買取店で売却できます。AppleやSONY、BOSEなどの人気メーカーのイヤホンや、高性能なイヤホンであれば、高価買取が期待できます。
評判がよく話題になったイヤホンであれば、使用年数に限らず高価買取になる可能性があります。すでに廃盤になっているものは需要も高いので、一度査定してもらいましょう。
一般的なリサイクルショップよりもオーディオを専門的に扱う買取店の方が、市場価値を把握して適切な価格で買い取ってくれるでしょう。なかには、イヤホンやヘッドフォンを専門とする買取店もあります。
リサイクルショップのメリット
- 売れれば利益になる
- メーカーや性能によっては高価買取の場合も
フリマアプリに出品する
フリマアプリでは自分で価格を設定して出品できるため、リサイクルショップで売るよりも利益を得られます。ただし個人間のやり取りなので、トラブルを避けるためにもキズや汚れがあればしっかりと明記してください。
精密機器なので配送中の故障を防げるよう、緩衝材で覆ってから梱包しましょう。封筒でも発送できますが、高価なイヤホンは衝撃に強い箱や段ボールで送るのがおすすめです。
箱の中で動かないよう、テープで固定しておくとさらに安心でしょう。
参考:メルカリ イヤホンの発送方法
フリマアプリのメリット
- 売れれば利益になる
- リサイクルショップより利益を得やすい
フリマアプリのデメリット
- 出品や交渉に手間がかかる
- すぐないのに売れるとは限らない
不用品回収業者に依頼する
イヤホン以外にも処分品が多数ある場合は、まとめて引き取ってくれる不用品回収業者が便利です。料金が高いイメージもありますが、定額プランを利用すると費用を抑えられます。
「軽トラック載せ放題」のパックであれば、相場は10,000円ほどです。軽トラックの荷台に載る量の不用品を、定額で回収してくれます。
料金設定やパック料金に含まれるサービス内容は業者ごとに違うので、相見積もりを取って比較してから利用する業者を選びましょう。
最短なら即日回収に来てくれる業者も多く、すぐに処分できるのも不用品回収業者のメリットです。
不用品回収業者のメリット
- 手間をかけずに処分できる
- 他の不用品もまとめて処分
- すぐに来てくれる
違法な業者に注意してください
不用品回収業者のなかには悪質な業者も紛れているため、利用する際には見極めが必要です。ネットでの口コミをチェックし「高すぎる」「ぼったくり」といったコメントが多数あるようなら利用を控えましょう。
ホームページの会社概要を調べ、「一般廃棄物収集運搬業」や「古物商」など、不用品の処分や買取を行うための許可の取得状況が確認できるとより安心です。無許可で運営する違法な業者もあるので、運営会社や所在地など、会社情報の開示が少ない業者には注意してください。
イヤホンを処分するなら日本不用品回収センターへ

イヤホンを処分するなら、日本不用品回収センターにお任せください。他にも処分品があれば、まとめて回収します。
ちょっとしたお片付けに便利なSSパックから、1軒丸ごとお片付けに使える3Lパックまで幅広いプランをご用意。不用品の量に合わせて最適なプランをご提案いたします。
即日回収や早朝・深夜の回収にも対応いたしますので、「すぐに来てほしい」「夜間しか時間が取れない」など事情があればぜひご相談ください。
日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件以上の回収実績
- 幅広い定額プランを用意
- 最短で即日回収
- 早朝・深夜の回収にも対応
日本不用品回収センターを利用した方の評価
日本不用品回収センターをご利用いただいたお客様の声をご紹介します。
事前に何社かに問い合わせしたのですが、結果的に「状態の良いものは買い取ります」と言ってくれた日本不用品回収センターさんが最安でした。処分したいものに買い取りできるものが多かったので、処分費用を抑えられてよかったです。
引越し前に大量にゴミが溜まっており、自力で片付けられないと思ったので、日本不用品回収センターさんにお願いしました。電話の見積もり通りの金額だったので、利用してよかったです。
電話して即日の対応だったので、本当に助かりました。
日本不用品回収センターでは、買取にも力を入れています。自社整備しているため、他社で買取を断られたものも買い取れる可能性がありますので、諦めずに査定をご依頼ください。
イヤホンの処分に関するよくある質問

イヤホンを処分する際によくある質問に回答しています。イヤホンの処分に対する悩みごとのある方は、ぜひ参考にしてください。
イヤホンって何ゴミ?
イヤホンが何ゴミになるのかは、イヤホンの種類や自治体の分別ルールによって異なります。一般的には、有線のイヤホンや充電池を外したワイヤレスイヤホンは、可燃ゴミや不燃ゴミで捨てられます。
充電池を外せない場合は、小型家電リサイクルボックスや家電量販店の回収サービスを利用しましょう。
イヤホンを捨てるタイミングは?
使用頻度にもよりますが、イヤホンの寿命は有線タイプで1〜2年ほど、ワイヤレスタイプで2〜3年ほどです。有線タイプはケーブルの劣化、ワイヤレスタイプはバッテリーの劣化が主な原因となります。
「音が聞こえなくなった」「すぐに充電が切れるようになった」など、音を聞く上で不都合が生じた場合は、買い替えを検討しましょう。
売れるのはどんなイヤホン?
リサイクルショップでは、高性能のイヤホンや人気メーカーのイヤホンでないと、なかなか値段がつきません。オーディオ機器やイヤホンを専門に扱う専門店であれば、幅広いイヤホンを買取の対象としています。
ただし、買取されるのは、問題なく使用できるものに限ります。故障しているものや、キズや汚れがあるものは、基本的に買取を断られます。
まとめ

悪用される可能性もあるので、ワイヤレスイヤホンはBluetoothの接続情報を削除してから処分しましょう。
ワイヤレスイヤホンを処分する際は、充電池を外してからゴミに出します。外れない場合は、小型家電リサイクルボックスや、家電量販店の引き取りサービスを利用しましょう。
可燃ゴミの地域と不燃ゴミになる地域があるので、お住まいの自治体の分別ルールを確認してください。
状態の良いイヤホンは、リサイクルショップやオーディオ買取専門店、フリマアプリを利用して売却もできます。イヤホンの他にも処分したい不用品が多ければ、不用品回収業者への依頼も検討してください。
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