毎日の身だしなみとして、電気シェーバーを使用している方も多いのではないでしょうか。
電気シェーバーは小型で持ち運びしやすい一方で、処分方法がよくわからずに処分せずに後回しにするケースも少なくありません。
そこで、本記事では電気シェーバーを処分する方法を7つに分けて解説します。
電気シェーバーの分別方法や処分費用をはじめ、家電量販店での処分方法も紹介するので、電気シェーバーを処分する際は参考にしてください。
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自治体によって分類方法が違う

電気シェーバーのような小型の製品は不燃ゴミとして処分できそうですが、自治体によって分別ルールが異なります。練馬区や江戸川区など東京23区は不燃ゴミとして扱いますが、神奈川県横浜市などは小さな金属類に分類されます。
横浜市のように金属ゴミとして分別する地域もあるので、お住まいの地域の分別方法を確認してから処分してください。
捨てるときは電池を抜いてから処分
電池を使用する家電の場合、家電と電池は別々に収集されます。電池を入れた状態で集積場所に出してしまうと、廃品回収車や処理施設内で発火事故を起こす可能性があるため、必ず電池を外した状態で処分してください。
充電式のタイプも、内蔵のバッテリーを外してから処分しましょう。外した電池は、+極と-極をテープでとめて絶縁した状態で、地域の電池回収ボックスに入れる、もしくは自治体の回収日に出します。
バッテリーを外せない場合は、小型家電リサイクルボックスや家電量販店の回収を利用してください。
電気シェーバーの処分する7つの方法

電気シェーバーを処分する方法を、7つに分けてご紹介します。状況に合わせて、処分しやすい方法を選んでください。
自治体の分別に従ってゴミとして処分する
基本的には、自治体でゴミとして処分できます。不燃ゴミや金属ゴミなど自治体の分別ルールに従って、指定された収集日に出しましょう。
乾電池や、ニカド電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池といった充電式電池は、発火事故の原因になるため必ず外した状態で出してください。
小型家電リサイクルボックスを利用する
各自治体には、処分予定の家電から有用な資源をリサイクルするため、使用済みの家電を回収する「小型家電リサイクルボックス」が設置されています。資源の節約になるだけでなく、ゴミの排出を減らせる環境に優しい処分方法です。
主に市役所や支所、環境センターなどに設置されていますが、地域によっては大型スーパーやホームセンターといった商業施設、地域の体育館や図書館にも設置されています。
自治体によって投入口のサイズや投入できる品目が違うので、確認してから持ち込んでください。電気シェーバーのように小型の製品であれば、投入口のサイズに入らないケースは基本的にないでしょう。
回収品目に関しても、ほとんどの自治体が電気シェーバーを対象としています。
デメリット
- 設置場所が限られる
- 投入できる製品のサイズ、投入できる製品が決められている
家電量販店で回収してもらう
家電量販店では、使用済みの家電の回収サービスを行なっているところもあります。
有料のサービスとなりますが、営業時間内であればいつでも持ち込めるので、自治体のゴミの日よりも先に捨てたい場合や、ついつい出し忘れてしまう時にも便利でしょう。
ヤマダ電機やケーズデンキ、エディオンなどの家電量販店では、電気シェーバーも回収可能なのでぜひ利用してください。
詳しい処分方法については、以下で紹介する「家電量販店で電気シェーバーを処分する方法」をご覧ください。
メリット
- 営業時間ならいつでも持ち込める
- 買い物のついでに気軽に処分できる
買い換えによる引き取りサービスを利用する
電気シェーバーの処分方法として、買い替えによる引き取りサービスを利用する方法もおすすめです。
電気シェーバーの処分に際して、販売店舗での新規購入と交換で不要な電気シェーバーの引き取り処分に対応しているケースがあります。
電気シェーバーは処分と買い替えをセットで行う方が多いので、ぜひ販売店舗で買い替えによる引き取りサービスを利用してください。
ただし、すべての販売店舗が引き取りに対応しているわけではなく、少なからず処分費用もかかる点には注意しましょう。
リサイクルショップで売却する
費用をかけずに処分したい場合、リサイクルショップで売却するといった手段もあります。ただしシェーバーのような衛生用品は、中古品の需要がありません。
パナソニックやフィリップスのような比較的高価な製品や、未使用品に近い製品でないと買取は難しいでしょう。
売却する場合は、丁寧に掃除し、外箱や説明書を揃えておくと売却価格アップがねらえます。
デメリット
- もともと高額なものや、新古品以外は売れない可能性が高い
フリマアプリで売却する
リサイクルショップで売却する以外にも、メルカリやラクマなどのフリマアプリを活用して売るといった方法があります。自由に価格を設定できるので、利益を得やすい点がメリットです。
中古品の需要が低いのは同じですが1〜2回使用した程度であれば、買い手がつく可能性は十分考えられます。数回使用して肌に合わなかったのであれば、ほとんど使用していない旨を記載して出品してみましょう。
クレームにならないよう、しっかりと動作確認を行い、清掃してから発送してください。
デメリット
- 出品や発送に手間がかかる
- すぐに売れるとは限らない
不用品回収業者に引き取ってもらう
処分するのが電気シェーバーのみであれば、処分費用が比較的高いので利用することはあまりないかもしれませんが、断捨離や引越しのタイミングなど他にも処分したいものが多数あるのであれば、不用品回収業者の利用が便利です。
電気シェーバーのような細かい日用品から、大型の家具や家電、自治体では回収していないピアノや耐火性の金庫などもまとめて回収してもらえます。定額プランを導入している業者も多いので、複数の不用品を処分するならトータルの処分費用を抑えられるでしょう。
メリット
- その他不用品もまとめて回収してくれる
- 定額制プランを利用すればトータルの処分費用がお得
- 即日回収のように対応が早い
悪質な業者にご注意ください
不用品回収業者の中には、不当に高額な費用を請求するような悪質な業者も潜んでいます。そういった悪質な業者は自治体の許可を得ておらず、所在地や連絡先が不明瞭なケースが多いので、不用品回収業者を利用する際はホームページに会社情報がきちんと記載されているかチェックし、自治体の許可を受けているかどうか確認してから依頼しましょう。
悪質な業者は低評価も多いので、ネットで口コミや評判を確認しておくのも有効です。
電気シェーバーの寿命や処分のタイミングは?

電気シェーバーの寿命や処分のタイミングは、普段から使用している製品であれば6年が一般的です。
電気シェーバーの刃は、使用開始から1年で外刃を交換し、内刃の交換は2年が目安として設定されています。
電気シェーバーの刃とともに、使用を続けるほど本体の充電機能やバッテリーも消耗するため、永続的に使用できるわけではありません。
保管状態によっては10年以上使用できるケースもありますが、長く使用するほどに使用時間の制限や性能低下が発生します。
身だしなみを清潔に保つためにも、電気シェーバーは適度に交換してください。
電気シェーバーを処分する費用

電気シェーバーを処分する費用を、方法別にまとめました。自治体でゴミの日に出す場合や小型家電リサイクルボックスを利用する際は無料で処分できますが、家電量販店の引き取りサービスや不用品回収業者に回収を依頼する際は下記の費用がかかります。
電気シェーバーを処分する費用(※2024年1月現在)
|
自治体でゴミとして処分する |
無料 |
小型家電リサイクルボックスに投入する |
無料 |
家電量販店の引き取りサービスを利用する |
550円 |
不用品回収業者に依頼する |
単品 500〜1,000円ほど
定額プラン 10,000円〜 |
不用品回収業者は、業者によって料金設定に差があります。3社ほどから見積もりを取り比較すると、お得に利用できる業者が見つかるだけでなく、相場から外れた費用を請求する業者を省くことができます。
家電量販店で電気シェーバーを処分する方法

家電量販店の引き取りサービスでも、電気シェーバーの回収を受け付けています。ヤマダ電機やエディオン、ケーズデンキで引き取ってもらう方法についてご紹介します。
ヤマダ電機で電気シェーバーを捨てるには?
ヤマダ電機で電気シェーバーを捨てたい時は、店頭に持ち込むだけでOKです。サービスカウンターや売り場の係員に声をかけると、回収の手続きを行なってもらえます。
営業時間であれば受付しているので、曜日を気にせずに処分できます。沖縄の店舗では回収を受け付けていませんのでご注意ください。
参考:ヤマダ電機 ご不要の小型家電回収サービス
エディオンで電気シェーバーを捨てるには?
エディオンでも、再資源化のため小型家電を回収しており、電気シェーバーも対象です。店頭に持ち込んでスタッフに伝えると、回収の手続きが行えます。
回収はエディオン各店で行なっていますが、フランチャイズ店では引き取りを行っていませんのでご注意ください。
参考:エディオン 小型家電リサイクル
ケーズデンキで電気シェーバーを捨てるには?
ケーズデンキで電気シェーバーを処分する場合も、店頭に持ち込んでスタッフやサービスカウンターで声をかけるだけで回収してもらえます。一部の地域では小型家電リサイクルボックスが設置されるので、そちらに投入するのも良いでしょう。
参考:ケーズデンキ 家電リサイクル
電気シェーバーを処分する際の3つの注意点

普段から使用機会の多い電気シェーバーには、処分の際に必ず確認すべき3つの注意点があります。
替え刃やバッテリーなど扱いが危険な部品もあるので、電気シェーバーの処分は十分安全に配慮して進めましょう。
分別は各自治体によって異なる
電気シェーバーの分別種類は居住する自治体によって異なるため、処分時に分別先を間違えないよう注意してください。
各自治体では基本的に、不燃ごみで分類される場合が多いですが、可燃ごみで扱う自治体もあります。
事前に居住する自治体の分別情報を把握し、事故やトラブルを防ぎましょう。
また、本体だけでなく乾電池やリチウムイオン電池などの電池類も分別内容に含まれるので、処分前に外しておいてください。
替刃は安全性に配慮して捨てる
電気シェーバーの替え刃は処分時にゴミ袋から飛び出す危険性があるので、安全性に配慮して処分しましょう。
替え刃をそのままゴミ袋に入れると、回収作業員の方が手足に怪我をするリスクがあります。
安全性に配慮して処分するためにも、替え刃に布やガムテープを巻いてから処分してください。
バッテリーの種類によって捨て方が異なる
電気シェーバーの処分では、バッテリーの種類によって処分方法が異なることをご存知でしょうか?
電気シェーバーのバッテリーの種類は、主に以下の3種類です。
電気シェーバーのバッテリー
- 充電しながら剃れる「充電交流式」
- お風呂でも剃れる「充電式」
- 充電いらずで持ち運べる「乾電池式」
電気シェーバーには乾電池で作動する製品や電池内蔵型の製品もあり、どの製品でも電池が装着されたまま処分すると発火のリスクがあります。
詳しい処分方法は各自治体の窓口や家電量販店に問い合わせをし、安全に配慮して処分しましょう。
電気シェーバーのバッテリーの捨て方

乾電池やリチウムイオン電池など、電気シェーバーで使用されているバッテリーの処分方法を紹介します。
電気シェーバーのバッテリーの捨て方は、バッテリーの種類に合わせて以下のように分けられます。
充電式の内蔵バッテリー
リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの内蔵電池は、貴重な資源なのでリサイクルを行いましょう。
電気シェーバー本体から取り外した充電式の内蔵バッテリーは、可燃ごみや一般廃棄物での処分ができません。
ビニールテープ等で金属部分を覆って絶縁状態にし、家電量販店やホームセンターが加盟している産廃排出協力店に持ち込んでください。
バッテリーをそのままにして処分すると、自然発火の可能性もあるので注意しましょう。
乾電池式
アルカリ乾電池やリチウム一次乾電池などの乾電池は、電池の両端子を絶縁状態にしてから処分しましょう。
乾電池は居住する自治体によって、不燃ごみや有害ごみなど分別種類が異なります。
居住する自治体のホームページや窓口への問い合わせを利用して、自治体の指示に従って処分してください。
ボタン電池式
アルカリボタン電池や酸化銀電池などの種類があるボタン電池も、電極にテープを貼って絶縁状態にする必要があります。
ボタン電池は、「ボタン電池回収協力店」に設置されている回収缶に入れて処分してください。
ボタン電池回収協力店は一般社団法人電池工業会のホームページで検索可能なので、処分の前に確認しておいてください。
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電気シェーバーを処分する際によくある質問

電気シェーバーの処分に関するよくある質問をまとめました。電気シェーバーの処分についてお困りのことがあれば、参考にしてください。
自治体のホームページに処分方法が載っていない場合は?
電気シェーバーは小型家電に分類されるため、自治体のホームページに掲載されていないこともあります。
自治体のホームページに掲載されていない場合、自治体の環境課や整備課に問い合わせるのが確実な方法です。
電気シェーバーの分別種類をネット上の怪しいサイトで決めつけずに、正しい処分方法を専門分野の方に問い合わせてください。
回収ボックスが身近にないときは?
電気シェーバーの処分にあたって回収ボックスが身近にないときは、自治体や専門組織が郵送受付を実施しているかを確認してください。
送料や梱包費はかかりますが、資源のリサイクルの観点では必要不可欠な対応です。
回収ボックスがないからといって、不法投棄や他のゴミとの混合は絶対に避けてください。
電気シェーバーの洗浄液はどうやって処分するの?
電気シェーバーの洗浄液は可燃性のアルコールを多く含んでいるので、風通しの良い場所で蓋を開けて気化させておきましょう。
満タン状態であれば2ヶ月〜3ヶ月ほどで空になるので、空になった後は容器を洗浄して処分してください。
電気シェーバーを処分する方法 まとめ

電気シェーバーは、基本的には自治体でゴミとして処分できます。不燃ゴミとして分別する地域が多いですが、金属ゴミとして収集している地域もあるので、お住まいの地域の分別ルールを確認してください。
発火の恐れがあるため、乾電池や充電式電池は外した状態で処分します。
小型家電リサイクルボックスや、家電量販店の回収サービスを利用する方法もあります。新品に近い状態や人気のメーカーのものであれば、リサイクルショップやフリマアプリでの売却も検討してみましょう。
その他にも処分したいしなが多数あるなら、まとめて回収できる不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。状況に合わせて、処分方法を選んでください。
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