お料理に欠かせないフライパンですが、こびりつくようになれば買い替えを考えますよね。古いフライパンは捨てることになりますが、何ゴミに分別すればいいのか迷ってしまいませんか。
この記事では、フライパンの処分方法を6つに分けて解説しています。処分するタイミングや、種類別の処分方法、自治体ごとの分別方法もご紹介しますので、フライパンを処分する際は参考にしてください。
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フライパンは自治体によって分別方法が違う
フライパンの分別は、自治体によって違います。不燃ゴミとして収集されるところもあれば、「小型金属」に分類される地域や、「資源ごみ」となる地域もあります。
お住まいの自治体の分別ルールを確認してから処分しましょう。
資源ゴミとして回収する地域では、汚れを落さないと回収されない場合もあります。臭いにつられて野良猫やカラスがよってくる可能性もあるので、近隣の方に迷惑をかけないためにも洗ってから出すのが良いでしょう。
自治体ごとのフライパンの処分方法
一部の市区町村のフライパンの捨て方をご紹介します。サイズによっては、粗大ゴミとして扱う地域も多いです。
材質によって分別方法が違う場合もあるので、フライパンのサイズや材質を確認しておいてください。材質別の処分方法については、「フライパンの種類によって捨て方が違う?」でもご紹介しています。
自治体ごとのフライパンの処分方法(2024年11月現在)
|
東京都練馬区 |
不燃ごみ |
※取手を除き、直径30cm以上のものは粗大ごみ |
資源回収 |
※取手を除き、直径30cm以上のものは粗大ごみ |
神奈川県横浜市 |
小さな金属類 |
※取手を除き、直径30cm以上のものは粗大ごみ |
宮城県仙台市 |
缶・びん |
汚れを落として出す |
大阪府大阪市 |
金属製:資源ごみ
ガラス・ホーロー:普通ごみ |
※取手を除き、直径30cm以上のものは粗大ごみ |
北海道札幌市 |
燃やせないごみ |
※指定袋に入らないものは粗大ゴミ |
小型金属類の無料回収 |
※指定袋に入らないものは粗大ゴミ |
練馬区や札幌市では基本的に不燃ゴミですが、金属製のフライパンの場合資源ゴミでも収集しています。資源ゴミで回収したものは、資源として再利用されるので、できる限り資源ごみとし出しましょう。
フライパンを処分する6つの方法
フライパンを処分する方法を6つに分けて解説します。新品であれば売却もできるので、フライパンの状態に合わせて処分方法を選んでください。
不燃ゴミか資源ゴミとして捨てる
お住まいの自治体の分別ルールに合わせて、不燃ゴミ、もしくは資源ゴミとして出しましょう。「小型金属」や「金属類」など、金属として細かく分類が分かれている地域もあります。
汚れているものは資源ゴミで回収できないので、きれいに洗ってから出してください。
不燃ゴミか資源ゴミとして捨てるメリット
- 無料で処分できる
- 収集日が決まっているのでわかりやすい
不燃ゴミか資源ゴミとして捨てるデメリット
- 自治体によって分別が違いややこしい
- 収集頻度が少ない地域もある
粗大ゴミとして捨てる
「取手を除いて直径30cmを超えるもの」「指定のゴミ袋に入らないもの」など、自治体の粗大ゴミの規定以上の大きさのフライパンは、粗大ゴミとして処分します。
粗大ゴミとして処分する場合、まずは自治体に収集を申し込みます。伝えられた手数料分のゴミ処理券を購入し、フライパンに貼り付けて回収日の朝に出してください。
ゴミ処理券は、地域のコンビニやスーパーで購入できます。地域によって料金に差はありますが、200〜500円ほどです。
粗大ゴミとして捨てるデメリット
- 安いものの費用がかかる
- 回収日が2週間ほど先になることも
販売店の引き取りサービスを利用する
一部のホームセンターでは、商品を購入した際に古いものを無料で引き取るサービスを実施しています。フライパンを対象としているお店もあるので、ホームセンターでフライパンを購入する予定の場合は検討してみてください。
フライパンの引き取りサービスを実施しているホームセンター
コメリの場合は、新しいフライパンを購入してから1ヶ月以内に、購入時のレシートと引取り品を店舗まで持ち込むと回収してもらえます。
参考:コメリの買い替え時不用品引き取りについてはこちら
販売店の引き取りサービスのデメリット
- フライパンの購入時に限る
- 店舗まで足を運ぶ必要がある
リサイクルショップで売却する
人気のメーカー品で、未使用品、もしくはそれに近い状態のものなら、リサイクルショップで売却できます。セットになっているものなら、高価買取も期待できるでしょう。
「お祝いでいただいたけど使っていない」といった人気メーカーのフライパンがあれば、一度査定してもらいましょう。
人気のフライパンのメーカー
- ティファール
- ストウブ
- フレーバーストーン
- ル・クルーゼ
- 錦見鋳造 など
ノーブランドや簡易的な安いフライパン、使用感のあるものは買取を断られるケースが多いです。人気メーカーのフライパンでも、20cm以下の製品は需要が少なく買取を断られるケースもあります。
リサイクルショップのデメリット
- 未使用品・それに近いものに限る
- 人気メーカーのものでないと売れない
- 持ち込むのに手間がかかる
フリマアプリに出品する
高価なメーカー品以外のフライパンでも、フリマアプリなら買い手がつく可能性もあります。仕切りがついたフライパンのような便利アイテムや、キャラクターの模様付きのフライパンなどは、出品すると誰かの目に止まるかもしれません。
「買ってみたけど数回しか使わなかった」といったものがあれば、出品してみましょう。
フライパンとなると、送料に1,000円以上かかる場合もあります。その他、サービス利用料も考慮して、売却価格を決めてください。
フリマアプリに出品するメリット
- 売れると利益になる
- さまざまなアイテムに買い手が付く
フリマアプリに出品するデメリット
- 未使用品・それに近いものに限る
- 出品や発送に手間がかかる
- 売れるとは限らない
不用品回収業者に回収してもらう
断捨離や引越し時の片付けなど、不用品が一度に多数出る場合は、まとめて回収できる不用品回収業者の利用を検討しましょう。トラック載せ放題プランのような定額パックを利用すれば、軽トラック一台分の不用品を10,000円〜で引き取ってもらえます。
連絡したその日に回収に来てくれる業者も多いので、急いで処分したいときにも頼りになります。
悪質な業者にご注意を
不用品回収業者の中には、不法投棄をしたり高額すぎる費用を請求したりする悪質な業者もあります。そのような業者の被害にあわないためにも、口コミや評判を確認し、高評価の業者を選んでください。
ホームページをチェックし、会社概要を調べておくのも大切です。悪質な業者は無許可で営業していますが、適切に運営する業者は古物商や一般廃棄物収集運搬業など必要な資格を保有し、その旨を会社概要に記載しています。
きちんと自治体の許可を受けて営業している業者を利用しましょう。
フライパンの種類によって捨て方が違う?
キッチン用品売り場を見ると、さまざまな材質のフライパンが販売されています。セラミック製のものやホーロー製のものは、鉄やアルミ・ステンレスなど金属製のフライパンと分別方法が異なる自治体もあるため、要注意です。
セラミック製のフライパンについては、「せともの」として扱い、金属製のフライパンとは別に分別する地域もあります。
ホーロー製は、金属素材の表面にガラス質を焼き付けているので「ガラス」扱いになる場合も。大阪府大阪市では、金属製のフライパンは「資源ごみ」ですが、ホーロー製のものは「普通ごみ」で回収しています。
山口県山口市でも、金属のフライパンは「金属・小型家電製品」で回収していますが、ホーロー製のものは「燃やせないゴミ」です。
参考:大阪市の分別について|山口市のホーロー製品の扱いについて
フライパンの材質を確認してから、正しく分別しましょう。
フライパンを処分するタイミング
多少こびりつくようになっても「まだ使える」と、なかなか処分に踏み切れないときはありませんか。フライパンを処分するタイミングをご紹介しますので、捨てるかどうか判断する基準のひとつにしてください。
耐久年数はおよそ1〜3年
素材によっては半永久的に使用できるものもありますが、こびりつきにくいよう表面をコーティングしたフライパンの寿命は、およそ1〜3年ほどです。
1年以上使っているなら、使用感に問題がないかチェックしてみましょう。
フライパンのコーティングの寿命の目安
|
テフロン |
1〜2年 |
マーブルコート |
1〜3年 |
ダイヤモンドコート |
2〜3年 |
食材がこびりつくようになった
表面を加工しているフライパンは、表面のコーティングが劣化してくると食材がくっつくようになります。使用環境によっては、耐用年数の1〜3年より早くコーティングが剥がれる場合もあります。
こびりつくようになった時点で、フライパンを買い替えましょう。
食材によってもこびりつきやすさは違うので、フッ素樹脂加工の劣化具合がわかりにくい場合は、焼きそばを作ってみましょう。焼きそばがこびりついた場合は、フッ素樹脂加工が寿命を迎えるサインです。
変形している
底に歪みが出てしまい、平らなところにおいてグラグラするようなら、捨てるタイミングです。急な温度差や落下の衝撃などを与えると、このような歪みが生じます。
特にIHコンロを使用している場合、出力が高いため変形しやすい傾向があります。
ハンドルの部分も、ネジを閉めてもガタつくようなら、買い替えを検討しましょう。調理中に脱落してしまうと、ケガをする恐れがあります。
フライパンを捨てるなら日本不用品回収センターへ
フライパンの処分も、日本不用品回収センターにお任せください。カゴ車1台分の不用品なら、4,900円〜でお引き取りいたします。
ちょっとした日頃のお片付けはもちろん、遺品整理やゴミ屋敷清掃など1軒丸ごとの片付けにも対応いたします。お見積もりは無料ですので、まずはお問い合わせください。
日本不用品回収センターの特徴
- SS〜3Lまで幅広い定額プランを用意
- 即日回収OK
- 深夜・早朝の回収にも対応
- 買取対応あり
日本不用品回収センターに寄せられた声
日本不用品回収センターで不用品を処分した方から、いただいた評価をご紹介します。
急に親が来ることになり、慌てて片付けようと思ったのですが自分ではどうしようもなく日本不用品回収センターさんにお願いしました。ものを溜め込んでしまう性格のため、ゴミ屋敷のようになっていましたが、嫌な顔をせず対応してくれました。
即日来てくれたので、無事両親の訪問に間に合い感謝です。
冷蔵庫を処分したかったのですが、自分では動かすどころか取り外せなかったのでこちらにお願いしました。私は見ているだけでスムーズに取り外し、回収してくれたので、プロに任せてよかったです。
他にも数点回収をお願いしましたが、テレビは買い取ってもらえたので思ったよりも処分費用を抑えられました。
まとめ
フライパンは、自治体によって分別方法が違います。不燃ごみや資源ごみなど、自治体の分別ルールを守って処分してください。
ホーロー製やセラミック製のものは、金属のフライパンと分別方法が違う地域もあるので注意しましょう。直径30cm以上のものは、粗大ゴミとして扱う地域もあります。
新しくフライパンを購入するなら、ホームセンターの引取りサービスが利用できます。新品のものやそれに近い状態のものは、売却も検討してみてください。
フライパン以外にも処分したいものがある場合や、急いで処分したいときは不用品回収業者が便利です。
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