手早く雑草を刈り取れる草刈機。広い範囲の草刈を効率よく行え便利ですが、頻繁に買い替えるものでもないので、いらなくなったときはどうやって処分して良いのか迷ってしまいますよね。
この記事では、草刈機を処分する方法を7つに分けて解説していきます。ホームセンターの無料引き取りや処分時の注意点についてもまとめていますので、草刈機の処分に迷ったときは参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 芝払機は自治体の粗大ゴミで捨てられる
- エンジン式の草刈機は産業廃棄物扱い
- まだ使える草刈機なら売却できる
- ホームセンターは無料引き取りサービスがある
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エンジン式の草刈機は産業廃棄物扱い

草刈機には、先端に回転する鋸がついた芝払機と、車輪のついている自走式タイプがあります。
自走式のうちガソリンを入れて使用するエンジン式のものは、産業廃棄物として扱うため粗大ゴミとして捨てられない地域も多いです。その場合は、産業廃棄物収集運搬業の許可を取得した業者に処分を依頼します。
小型の芝払機であれば、ほとんどの自治体で粗大ゴミとして処分できます。
刃のみなら回収している自治体もある
刃の交換時のように刃のみの処分であれば、不燃ゴミや危険ゴミとして出せる自治体もあります。自治体の指示に従って、回収する方がケガをしない状態にしてから出しましょう。
大阪府大阪市では、厚紙に包んで「キケン」と記載した袋に入れて普通ゴミとして出します。
参考:大阪市 ゴミの分別についてはこちら
ガソリンは抜いてから処分する
ガソリン式の草刈機を処分する場合は、燃料タンク内のガソリンを空にしてから処分しましょう。ホームセンターの無料引き取りサービスも、ガソリンが残っている状態だと引き取ってもらえません。
だだしガソリンは引火しやすく、発火や爆発の恐れがあります。周辺に火気がないか十分に確認し、メーカーの指示に従って適切な方法で処理してください。
バッテリーは回収ボックスを利用する
バッテリーは外部からの圧力や衝撃により発火する恐れがあります。処理施設や収集車の事故を防ぐためにも、充電式の草刈機はバッテリーを外した状態で出しましょう。
バッテリーは、自治体の施設や家電量販店に設置されている回収ボックスで回収しています。
参考:ビックカメラ 充電式電池のリサイクルについて
草刈機を処分する7つの方法

草刈機を処分する方法を、7つに分けて解説します。草刈機の種類や状態に合わせて、適切な処分方法を選んでください。
自治体の粗大ゴミ収集に依頼する
草刈機の中でも小型の芝払機は、自治体の粗大ゴミで処分するのが一般的です。収集の申し込みを行い、手数料を支払うと玄関先まで回収に来てくれます。
手数料は、コンビニやスーパーで地域の「粗大ゴミ処理券」を購入する形で支払います。シール式になっているので、草刈機の見やすい場所に貼り付け、収集時間までに出しておきましょう。
申し込んでから収集日までは、1〜2週間かかります。地域によっては1ヶ月以上先になる場合もあるので、急いで処分したいときには不向きです。
粗大ゴミのデメリット
- ガソリン式の草刈機は収集できない地域が多い
- 回収まで時間がかかる
販売店の引き取りサービスを利用する
ホームセンターでは、不要になった製品を無料で回収するサービスを行なっています。草刈機を対象とするホームセンターであれば、新しい草刈機を購入する際に無料で引き取ってもらえます。
自走式の草刈機も対象のホームセンターもあれば、芝払機のみを対象としている場合も。ホームセンターによって対応は異なるので、問い合わせてから持ち込みましょう。
「
ホームセンターの草刈機の引き取り対応」で主なホームセンターの対応をご紹介しますので、あわせて参考にしてください。
販売店の引取りサービスのデメリット
- 新しい草刈機を購入する場合に限る
- 店舗まで持ち込みが必要
- 店舗によって条件が異なる
リサイクルショップで売却する
リユースできる草刈機であれば、リサイクルショップで売却するのも手です。売却できれば、その場で現金化できます。
ただし、地域によっては草刈機の需要がなく、買取を断られる場合もあります。
リサイクルショップのデメリット
- 状態の良いものに限る
- 持ち込みが必要
- 需要がない地域は買い取ってもらえない
農機具買取店を利用する
大型のガソリン式の草刈機は、農機具の買取を専門とするショップを利用しましょう。一般的なリサイクルショップでは需要がないため買取を断られる自走式の草刈機も、農機具を扱う買取店なら買い取ってもらえます。
専門店では自社整備できる場合が多く、故障している草刈機でも買い取ってくれる場合があります。
農機具買取店のメリット
- 売れれば利益になる
- 故障したものでも売れる場合がある
フリマアプリで出品する
フリマアプリでも、中古品の草刈機が売り買いされています。自分で売却価格を決められるので、出品や交渉に手間はかかりますが、リサイクルショップで売るよりも利益を得やすい傾向にあります。
個人間のやり取りなのでトラブルにならないよう、キズがある場合はしっかりと明記しておきましょう。
メルカリでは、運送会社に梱包や発送をお任せできる「梱包・発送たのメル便」が利用できます。送料は高くなりますが、草刈機のように梱包が難しいものも、手間をかけずに発送できます。
参考:メルカリ 草刈機を売る方法
フリマアプリのデメリット
- 出品や交渉に手間がかかる
- すぐに売れるとは限らない
- 配送料がかかる
知人に譲る
まだ使用できる状態なら、草刈機を必要としている人が周りにいないか聞いてみましょう。
知人に見つからない場合は、ジモティーのような地域の不用品交換サイトを活用すると、草刈機が必要な人を探せます。直接引き渡しで交渉すれば、配送料もかからず無料で手放せます。
知人に譲るデメリット
- すぐに見つかるとは限らない
- 使える状態のものに限る
不用品回収業者を利用する
運搬が難しい場合や、自治体で回収していない場合は、不用品回収業者を利用しましょう。自宅まで引き取りに来てくれるため、手間をかけずに処分できます。
産業廃棄物収集運搬業の資格を持った業者であれば、エンジン式の草刈機の引き取りも依頼可能です。即日回収できる業者もあり、連絡してからすぐに回収に来てくれるので、粗大ゴミ収集では間に合わない場合も頼りになります。
不用品回収業者メリット
- 手間をかけずに処分できる
- ガソリン式の草刈機も引き取れる
- 対応が早い
無料回収に騙されないで
「無料で回収します」とアナウンスしながら街中を走るトラックを見かけますが、無許可の違法な業者である可能性があります。なにかと理由をつけて追加費用を請求し、結局高額な支払いを求められる被害が発生していますのでご注意ください。
不用品回収業者を利用する際は、きちんと必要な許可を受けていることがわかる業者に依頼しましょう。許可を受けている業者は、ホームページの会社概要に「一般廃棄物収集運搬業」や「古物商」の許可番号が記載されています。
ホームセンターの草刈機の引き取り対応は?

ホームセンターでは、不要となった品を無料で回収するサービスを実施しています。対象となる製品はショップによって異なるので、主なホームセンターの草刈機の引き取り対応をご紹介します。
コメリ
コメリでは、草刈機・草払機の購入時に限り、不要になった同等品を同数まで無料で引き取ってくれます。購入後1ヶ月以内にレシートと一緒に、不要になった草刈機を店頭まで持ち込んでください。
ただし、充電式やコード式は対象外です。燃料式のものでも、燃料が残っていると回収してもらえないので、完全に抜き取ってから持ち込みましょう。
一部の店舗では下取りを行なっているので、近隣の店舗に問い合わせてみてください。
参考:
コメリ 草刈機・草払機の安心サービスについてはこちら
カインズ
カインズでは、草刈機の中でも小型の刈払機なら、無料引き取りサービスが利用できます。対象商品を購入した際のレシートや納品書と共に不要な刈払機を店頭に持っていくと、回収してもらえます。
参考:カインズ 無料引き取りサービスについてはこちら
コーナン
刈払機であれば、コーナンでも無料引き取りサービスが利用できます。刈払機をコーナンで1台購入した場合、不要な刈払機を1台無料で回収してもらえます。
参考:コーナン 無料引き取りサービスについてはこちら
草刈機を処分する費用の目安

草刈機を処分する費用の目安をまとめました。
粗大ゴミの費用は自治体によって異なるので、お住まいの地域の手数料を確認してください。例えば、神奈川県横浜市では200円ですが、愛知県名古屋市では500円かかります。
草刈機を処分する費用(2025年3月現在)
|
粗大ゴミ |
200〜1,000円 |
販売店の引き取りサービス |
無料 |
不用品回収業者 |
単品 1,000円〜
軽トラックプラン 10,000円〜 |
不用品回収業者も業者ごとに料金プランが違うので、相見積もりを取って比較するのが良いでしょう。トラック載せ放題といった定額プランを利用すれば、草刈機以外の不用品もまとめてお得に処分できます。
草刈機を処分するなら日本不用品回収センターへ

草刈機を処分するなら日本不用品回収センターにお任せください。他にも処分方法のわからないものがあれば、まとめてお引き取りいたします。
ちょっとした片付けに便利なSSパックから、1軒丸ごとのお片付けに対応した3Lパックまで、幅広い定額プランをご用意。不用品の量に合わせて、適切なプランをご案内いたします。
お見積もりは無料ですので、まずはお問い合わせください。
>>日本不用品回収センターの料金プランはこちら
日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件を超える回収実績
- 即日回収可能
- 深夜・早朝の回収にも対応
- お得に利用できるWEB割引あり
日本不用品回収センターを利用したお客様の声
日本不用品回収センターで不用品を片付けた方の声をご紹介いたします。
3Lパックを利用
オフィスの引越しをお願いしました。買取してもらえたものもあり、処分費用を抑えられました。
小さい会社なので、コスパ重視で今後も日本不用品回収センターさんにお願いしようと思います。
LLパックを利用
倉庫を整理したら大量に不用品が出てきてしまい、自分では片付けられなかったので日本不用品回収センターさんにお願いしました。電話対応から丁寧で、ホスピタリティを感じる業者さんでした。
産業廃棄物収集運搬業の許可も取得しており、エンジン式の草刈機はもちろん、事業活動で出る不用品の回収も承ります。状態の良いものは買取もいたしますので、お気軽にご相談ください。
まとめ

草刈機の中でも小型の芝払機であれば、自治体の粗大ゴミ収集で処分できます。エンジン式の草刈機は産業廃棄物扱いとなるため、回収できない地域が多いのでご注意ください。
リユースできる草刈機は、売却するといった方法もあります。一般的なリサイクルショップでは需要が少ないので、農機具を専門的に扱う買取店を利用するのがおすすめです。
草刈機を買い替えるタイミングであれば、ホームセンターの無料引き取りサービスが利用できます。自治体で処分できない、他にも不用品が多数あるといった場合は、不用品回収業者の利用も検討しましょう。
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