デスクトップ型パソコンやノートパソコンを使用する方のなかには、操作画面の拡張のために別途モニターを利用する方もいらっしゃるでしょう。
パソコン本体は、無料回収の対象として扱われることがほとんどですが、モニターは対象外なケースも少なくありません。
パソコンと別途でモニター処分を検討していると、いざ処分するタイミングになってモニターの処分方法に悩むケースが多く見られます。
そこで本記事では、モニターの処分方法を7つに分けて解説します。
モニターを無料で処分可能な方法や、壊れたモニターの処分方法も紹介するので、モニターの処分にお困りの方はぜひ参考にしてください。
お急ぎの方は下記よりお問い合わせください!
現在、
つながりやすくなっております!
0120-961-609
営業時間8:00~22:00
モニターの主な種類3選

デスクトップパソコンや拡張画面として用いられるモニターには、大きく分けて以下の3種類が存在します。
それぞれのモニターには、モニターとしての特徴や表示形式の違いがあるので事前に確認しておいてください。
処分予定のモニターを詳しく知っておくことで、処分方法の選択肢も広がるでしょう。
液晶モニター(LCDモニター)
液晶モニターは一般的にパソコンやゲーム機を接続し、利用可能な画面を拡張する際に使用されています。
液晶モニターは液晶テレビのようにテレビは視聴できず、学校や仕事などでの導入が増加中です。
2003年以降の液晶モニターには「PCリサイクルマーク」がついているので、手元のモニターが液晶モニターかわからない方は判断材料にしておきましょう。
有機ELモニター(OLEDモニター)
有機ELモニターは自然発光によって三原色を三原色を表現し、テレビや街中のモニターで使用されています。
ディスプレイ構造が単純化した有機ELモニターは、柔軟性が高く重量も軽いことで現在大注目です。
液晶モニターと比較すると、有機ELモニターの画面はやや暗く感じる点には注意してください。
ブラウン管モニター(CRTモニター)
一昔前までは、テレビ画面やパソコン画面の主流であったのが「ブラウン管モニター」です。
ブラウン管モニターは液晶モニターの登場までは主流であり、本体の重量や厚みによって処分が困難なことで知られています。
日常で必要な場面は減少していますが、ブラウン管モニターの処分方法を知っていて損はしません。
液晶モニターは自治体でリサイクル処分できない?

液晶モニターは2003年10月に、製造メーカーでリサイクルするよう定められています。そのため、粗大ゴミや不燃ゴミとして自治体でのゴミ収集では回収していませんのでご注意ください。
正しくリサイクルするために、まずはお手元の液晶モニターにPCリサイクルマークがついているか確認しましょう。
PCリサイクルマークがあれば無料リサイクルの対象
2003年10月以降に販売された液晶モニターは、リサイクル料が含まれた状態で販売されています。購入時には「リサイクル費用はすでに支払い済み」ということになるので、メーカーには無料で回収してもらえます。
リサイクル料が販売価格に上乗せされている製品に関しては、ディスプレイの裏面や側面に「PCリサイクルマーク」が表示されているので、まずはPCリサイクルマークの有無を確認してください。
PCリサイクルマークが表示されているなら、無料回収の対象製品であることがわかります。
PCリサイクルマークがなくても無料回収できる?
2003年10月以降に販売されているにもかかわらず、PCリサイクルマークが表示されていない液晶モニターもあります。モニター自体にマークを表示せず、PCリサイクルマークをシールとして同梱しているケースです。
製品によってはわかりづらいところにあるため、見落としている可能性もあるかもしれません。「マークが見つからない」「シールをなくしてしまった」といった場合も、諦めずに製造メーカーに問い合わせてみましょう。
製品番号から2003年10月以降に製造されていると分かれば、無料回収の対象になります。
モニターの処分が可能な家電量販店は?

モニターの処分対応が可能な家電量販店には、どのような種類があるのでしょうか。
家電量販店では、店頭に持ち込むとその場で不要な家電を回収してくれる「小型家電リサイクル」サービスを提供しているショップがあります。
以下では、ヤマダ電機やケーズデンキ、エディオンなどで利用可能なそれぞれの回収費用や対応について紹介します。
ヤマダ電機
ヤマダ電機では、液晶モニター・ブラウン管モニターの回収に対応しており、店頭にモニターを持ち込むとその場で引き取ってもらえます。
パソコンも一緒に処分するなら、宅配のパソコン処分サービスの利用が可能です。パソコンと併せて発送するなら、液晶モニターやキーボードなどパソコン周辺機器も同梱でき、全て無料で処分できます。
ヤマダ電気のモニター回収費用
|
液晶モニター 23型以下 |
1,100円 |
ブラウン管モニター 23型以下 |
2,200円 |
液晶モニター 24型以上
ブラウン管モニター 24型以上 |
4,400円 |
パソコン処分サービス |
パソコンと同梱なら無料 |
参考:ヤマダ電機 パソコン処分サービス
ケーズデンキ
ケーズデンキでは、店頭に持ち込むことで不要となったモニターを回収してくれます。パソコン本体は無料で回収していますが、パソコンと一緒に引き取りを依頼しても、モニターの回収費用はかかります。
ケーズデンキモニター回収費用
|
液晶モニター 23型以下 |
1,100円 |
ブラウン管モニター 23型以下 |
2,200円 |
ブラウン管モニター 24型以上 |
4,400円 |
参考:ケーズデンキ 小型家電リサイクル
エディオン
エディオンでは、液晶モニターだけでなく、プラズマやブラウン管のモニターの回収にも対応しています。店頭に持ち込んだ際にスタッフに声をかければ、回収の手続きが受けられます。
パソコンと同時引き取りの場合でも、モニターの回収費用はかかりますのでご注意ください。
エディオンのモニター回収費用
|
液晶・プラズマモニター 23型以下 |
550円 |
ブラウン管モニター 23型以下 |
1,100円 |
24型以上 |
4,400円 |
参考:エディオン 小型家電リサイクル
液晶モニターを処分する7つの方法

液晶モニターの処分方法を、7つに分けてご紹介します。状況に合わせて、処分しやすい方法を選んでください。
製造メーカーの回収サービスを利用する
PCリサイクルマークがついている液晶モニターなら、製造メーカーに無料で回収してもらえます。メーカーの対応窓口からモニターの回収を申し込んでください。
他社製品の回収は基本的に受け付けていないので、複数モニターを処分する場合は、それぞれのメーカーに回収を手配する必要があります。
2003年以前に製造されたPCリサイクルマークがないものでも、有料で回収してもらえます。
家電量販店に引き取ってもらう
エディオンやケーズデンキなどの家電量販店では、使用済みの家電を回収しており、モニターも費用はかかりますが回収の対象です。買い物のついでに店頭に持ち込めば回収してもらえるので、気軽に処分できるでしょう。
各販売店の対応に関しては「液晶モニターは家電量販店で回収してもらえる」で詳しく解説しています。
自治体の回収ボックスに出す
家電量販店や製造メーカーでの処分などの手続きが複雑でよくわからない方は、自治体の回収ボックスを利用して処分する方法もおすすめです。
自治体ごとに回収ボックスが設置されている公共施設が存在し、回収ボックスに投函するだけで処分が完了します。
上記の自治体では市役所内や公園などに回収ボックスが設置され、モニターの回収に対応しています。
処分方法がわからないからといって不法投棄は絶対にしてはいけないので、回収ボックスで気軽に処分しましょう。
宅配リサイクル業者を利用する
近くに持ち込める家電量販店がない場合は、郵送で使用済みの家電を回収している「宅配リサイクル」を利用する方法もあります。
環境省の認定を受けている「リネットジャパン」では主にパソコンを無料回収しており、パソコンと同梱するなら液晶モニターも無料で処分できます。モニターだけを発送する場合は、有料での処分となるのでご注意ください。
ネットから回収を申し込むと、自宅まで配送業者が回収に来てくれるので、配送伝票を用意する必要ありません。段ボールに梱包した状態で、配達員に渡してください。
パソコンの買取専門店で売却する
まだ使える状態のモニターの場合は、売却することもできます。パソコン専門の買取店であれば、モニターのような周辺機器も買取の対象です。
様々な生活用品を買取しているリサイクルショップでも買い取ってもらえますが、より需要が高い専門店の方が査定額が高くなる可能性が高いでしょう。人気のメーカーのものやスペックが高いもの、比較的新しいものは高価買取が期待できます。
フリマアプリで出品する
ペイペイモールやメルカリといったフリマアプリでも、液晶モニターは多数売買されています。自分で価格を設定できるので、リサイクルショップで売却するよりも利益を得やすいでしょう。
フレームレートや解像度が高く性能の良いゲーミングモニターは、中古品でも高値で売却できる可能性があります。モニターは衝撃に弱いため、配送時に故障することのないよう丁寧に梱包してください。
デメリット
- すぐに売れるとは限らない
- 出品や交渉に手間がかかる
不用品回収業者に回収してもらう
モニター以外にも処分したい品があるなら、あらゆる品をまとめて回収できる不用品回収業者が便利です。自宅まで直接引き取りにきてくれるので、重たいものを運び出したり、処分方法別に分別したりする必要もありません。
即日回収に対応している業者も多いので、急いで処分したい場合にも頼りになります。費用が高いイメージもありますが「トラック積み放題」といった定額プランを利用すれば、トータルの処分費用を抑えられるでしょう。
メリット
- 回収できる品目が多い
- 手間が少ない
- 即日回収してもらえる
液晶モニターを処分する費用

液晶モニターの処分費用は処分方法によって違うので、方法別の費用を一覧表にまとめました。処分方法が同じでも、条件によって有料での回収となるのでご注意ください。
液晶モニターを処分する費用
|
製造メーカーのリサイクル回収 |
無料
(2003年10月以降に製造、PCリサイクルマークがついているもの) |
3,300円〜
(2003年10月以降に製造、PCリサイクルマークがついていないもの) |
家電量販店の小型家電リサイクル |
550円〜 |
宅配リサイクル |
無料
(パソコンを同梱する場合) |
液晶モニターだけを処分する時:1,760円 |
ブラウン管モニター:1台あたり3,300円 |
不用品回収業者 |
単品での回収:500〜3,000円 |
10,000円〜 |
液晶モニターを処分するなら日本不用品回収センターにお任せください

液晶モニターを処分するなら、日本不用品回収センターにお任せください。モニター単品の回収はもちろん、パソコンデスクやゲーミングチェアなど大きく処分しにくい品についても、まとめて回収いたします。幅広い定額プランをご用意しておりますので、不用品の回収量に合わせて無駄のないプランをお選びいただけます。
即日回収だけでなく、深夜・早朝の回収にも対応しておりますので「忙しくて処分できない」という方もまずはご相談ください。
>>日本不用品回収センターの料金プランはこちら
日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件を超える回収実績
- 365日 24時間電話対応
- 即日回収可能! 最短30分でお伺い
- 深夜・早朝の回収もOK!
こんなモニターも回収できる?
どんな状態のモニターでも回収いたします!
ブラウン管モニター
壊れた液晶モニター
割れたモニター
複数のモニター
液晶モニターの処分に関するよくある質問

液晶モニターの処分に関するよくある質問をまとめました。液晶モニターの処分について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
液晶モニターの処分に関するよくある質問
- 液晶モニターって何ゴミに分類される?
- ブラウン管のモニターはどうやって処分する?
- 液晶モニターを無料で処分する方法はある?
液晶モニターは、リサイクルが推奨されているため自治体ではゴミとして収集されません。製造メーカーの回収や家電量販の引き取り、もしくは不用品回収業者を利用して処分してください。
ブラウン管のモニターも、メーカーの回収サービスが受けられますが、有料での回収になります。すでに製造メーカーがない場合は、家電量販店の引き取りサービスや不用品回収業者を利用してください。
PCリサイクルマークがついている製品、2003年以降に製造された製品はメーカーでの無料回収の対象となります。リネットジャパンの宅配リサイクルを利用する場合も、パソコンの本体と同梱して送る場合は無料で処分することが可能です。
液晶モニターを無料で処分する方法
- 製造メーカーの回収を利用する
- リネットジャパンにパソコンと一緒に送る
- 売却する
液晶モニターを処分する方法 まとめ

液晶モニターはリサイクルが推奨されているため、自治体でゴミとして収集していません。PCリサイクルマークがついているものは製造メーカーが無料で回収しています。
家電量販店や宅配リサイクルを利用する方法もあるので、処分しやすい方法を選んでください。まだ使えるものや比較的新しい製品は、パソコン買取専門店やフリマアプリで売却するのも良いでしょう。
急いで処分したい時や、他にも処分したいものがある場合は、不用品回収業者の利用が便利です。
執筆者