雨の日でも粗大ゴミは回収されます。ただし、粗大ゴミ処理券が濡れてはがれてしまうと、回収されません。はがれないよう工夫して指定の場所に搬出しましょう。
粗大ゴミの回収を自治体に依頼した場合、指定された日時に粗大ゴミを出しておきます。指定される場所は家の前など屋外なので、雨の日だと困ってしまいますよね。
今回は、雨の日の粗大ゴミの出し方を紹介します。注意点や出せない時の対処方法もご紹介しますので、粗大ゴミの回収日に雨が降りそうであればぜひ参考にしてください。
雨の日でも粗大ゴミは回収される?
基本的には、雨の日でも粗大ゴミは回収されます。雨に濡れてゴミ処理券が剥がれないよう注意して、指定の場所へ搬出してください。
雨の日は作業に時間がかかることが多く、回収時間が遅れてしまうことがあります。
回収困難な悪天候だと中止の場合もあり
大雪や台風など搬出や回収に危険が生じるような悪天候であれば、回収されない場合もあります。回収が中止されるなら自治体のホームページに記載されますので、悪天候の場合はホームページで確認しましょう。
再回収の基準は自治体によって異なりますので、お住いの自治体に確認してください。大阪市の場合は当日に回収を再開せず、翌日または翌々日に回収されます。
粗大ゴミの回収が中止される条件
- 台風や大雪・洪水が予測された時
- 暴風警報が発令された時
- 大地震などの災害時
雨の日に粗大ゴミを出す時の注意点
雨の日に粗大ゴミの回収日を予定している場合は、注意しなければならない点がいくつかあります。雨の日に粗大ゴミを出す時の注意点をご紹介しますので、危険のないよう運び出してください。
雨の日に粗大ゴミを出す時の注意点
- ゴミ処理券が剥がれないようにする
- 滑らないよう足元に気を付ける
- 水を吸う素材はビニールシートなどでカバーをしておく
- キャンセルするならゴミ処理券は取っておく
ゴミ処理券が剥がれないようにする
粗大ゴミはゴミ処理券を貼り付けた状態で出しますが、雨にぬれるとゴミ処理券がはがれやすくなります。はがれてしまわないよう、雨の日はガムテープなどで補強して出すようにしてください。
万が一はがれてしまった場合も、控えがあれば対応してもらえます。回収が終わるまで控えは大切に保管しておきましょう。
滑らないよう足元に気を付ける
雨の日は足元が滑りやすく大変危険です。両手が塞がっていると受け身が取れず、大きな怪我につながる恐れもあります。
マンションの大理石やタイルなどは特に滑りやすいので、十分注意してください。
雨の日には滑りにくいよう、長靴を履いて搬出しましょう。手元も滑りやすくなっているので、軍手をはめておくとより安心です。
水を吸う素材はビニールシートなどでカバーをしておく
マットレスや布製のソファ、布団など水を吸う素材を捨てる時は、ビニールシートを被せておくなど水を吸ってしまわないように配慮しておきましょう。
マットレスや布団は水を吸うことで重たくなってしまい、回収作業が困難になります。多量に水を含んでしまうと、場合によっては回収してもらえません。
雨に濡れる粗大ごみの梱包に便利な物
- ビニール製の布団圧縮袋
- 布団が入るビニール袋(ネットで購入可)
- ごみ袋7~8枚
>>雨の日に粗大ごみをだす方法
キャンセルするならゴミ処理券は取っておく
「雨の日は危険なので出せない」と判断した時は、自治体にキャンセルの連絡をしましょう。当日にキャンセルする場合、回収の申し込みとは連絡先が異なる自治体もあるので注意してください。
使わなかったゴミ処理券は、使用期限がないため次回の回収に利用できます。非対応の地域もありますが、一部自治体では払い戻しの対応ができるので、他の処分方法で捨てるなら申請を行いましょう。
東京都中央区や江戸川区であれば、必要書類とゴミ処理券を清掃事業課に郵送、もしくは窓口に持ち込むことで指定した口座に振り込んでもらえます。払い戻しに条件がある地域もあるので、お住いの地域の清掃事業課に問い合わせてください。
コンビニやスーパーなどゴミ処理券の購入先では払い戻しできませんので注意しましょう。
粗大ごみを濡らさずに雨の日にだすには?
雨の日でも粗大ごみを収集してもらえますが、雨に濡れないように粗大ごみを梱包し、収集されるように配慮しなければなりません。
雨の日は次のような粗大ごみを出す際は、配慮しましょう。
布団を粗大ごみで出す際は、ビニール製の布団圧縮袋に入れて濡れないよう保護して搬出するか、布団用のビニール袋を用意しましょう。ネットでも購入可能です。
また、手配できない時はビニール製のごみ袋を7~8枚切り開き、1枚のビニールシートにして張り合わせれば濡れないよう覆えます。
家庭用のごみ袋であればコンビニやスーパーでも購入できるので、かんたんに準備できます。
切り開いて濡れないよう包み、粗大ごみ処理券を貼りましょう。
自治体の回収以外に粗大ゴミを処分する方法は?
回収自体はしてもらえるとはいえ大雨の中の搬出作業は大変ですし、なにより危険が伴います。「土砂降りの雨で家の前に運び出すのが難しい」という方は、他の方法で処分するという選択肢もあります。
自治体の粗大ゴミ回収以外で、大型ゴミを処分する方法をご紹介しますので、参考にしてください。
自治体の回収以外の粗大ゴミの処分方法
- 直接クリーンセンターに持ち込む
- リサイクルショップやフリマアプリで売却する
- 不用品回収業者に依頼する
直接クリーンセンターに持ち込む
運搬する手段があるなら、後日直接クリーンセンターに持ち込むという方法もあります。自治体によっては直接持ち込みを行うことで、費用が安くなるケースもあります。
東京都練馬区の場合、直接クリーンセンターに持ち込めば費用は半額です。大阪市なら、10kgごとに90円で処分できるため、費用を大幅に抑えられます。
メリット
- 雨の日に無理に家の前に出さなくていい
- 費用が割安になる地域が多い
リサイクルショップやフリマアプリで売却する
使用感がなく、きれいな状態の品であれば、リサイクルショップやフリマアプリで売却できます。どちらかといえばリサイクルショップの方が得られる利益は少ないですが、即日現金化できるというメリットがあります。
フリマアプリは購入者が受け取り評価後に売り上げとなるため、収入になるまで時間がかかりますし出品にも手間がかかります。売却価格については自由に設定でき、利益を得やすいので、都合の良い方を利用して売却してください。
メリット
- 売れれば利益になる
- リサイクルショップなら即日現金化
- フリマアプリなら価格を設定できるので利益を得やすい
不用品回収業者に依頼する
運搬や運び出しが難しければ、自宅まで直接回収に来てくれる不用品回収業者の利用がおすすめです。即日回収に応じてくれる業者も多く、その日に処分してしまいたい時にも頼りになります。
雨水を吸ってしまうようなマットレスや布団も回収可能です。
ピアノや金庫、テレビ、冷蔵庫など自治体では回収していない粗大ゴミの引取りにも対応してくれます。書籍や衣類などの資源ゴミ、小型家電なども併せて回収してくれるので、他にも処分したい品物があれば一緒に片付けてしまいましょう。
メリット
- 雨の日でも家まで回収に来てくれる
- 即日の依頼にも対応
- あらゆる品をまとめて回収
不用品回収業者の料金相場
不用品回収業者を普段利用しない方の中には「なんだか高そう」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。不用品回収業者の利用料金の目安をご紹介しますので、参考にしてください。
一点のみの回収であれば、重さや大きさによって費用が異なります。
不用品回収業者の利用料金目安 |
品目
|
料金
|
品目
|
料金
|
テーブルやタンス |
2,000円~ |
ソファ |
1,000円~ |
電子レンジ |
1,000円~ |
テレビ |
4,000円~ |
自転車 |
1,000円~ |
キーボードやギター |
1,000円~ |
一点ずつ回収するとなると費用がかさんでしまいますが、複数点回収してもらうなら定額プランが利用できます。「軽トラック載せ放題」なら、軽トラックに載せられる量だけ定額で引き取ってもらえるので、利用料金をぐっと抑えられお得です。
下記のように、不用品の量に合わせてプランを選べます。
不用品回収業者の定額プランの相場 |
カゴ車載せ放題プラン |
5,000~10,000円 |
少量の片付けに |
軽トラック載せ放題プラン |
10,000~20,000円 |
ちょっとした片付けに |
2t平車プラン |
25,000円~ |
1K・1Rのお片付けに |
2t箱車プラン |
50,000円~ |
1LDKの片付けに |
「無料回収」に惑わされないでください
「不用品があれば無料で回収します」と宣伝しながら街中を走っているトラックを時折見かけますが、ほとんどが悪質な業者です。
トラックに載せた途端不当に高額な費用を請求される、契約するまで強引に迫られるといった被害が報告されています。身の危険を感じるような乱暴な口調で脅される場合もありますので、無料回収につられて利用しないよう注意してください。
雨の日の粗大ゴミ回収なら日本不用品回収センターにお任せください
雨の日に不用品を処分するのが難しい場合は、日本不用品回収センターにご連絡ください。自宅まで直接回収に伺うため、雨でぬれてしまったり、足を滑らせたりする心配もありません。
即日の回収にも応じておりますので、引越しなどで回収期日が決まっている方もぜひご相談ください。
その他不用品があるなら、まとめてお引き取り致します。SS~LLまで幅広い定額プランをご用意しておりますので、回収量に合わせて最適なプランをご提供いたします。
>>日本不用品回収センターの料金プランはこちら
日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件を超える回収実績あり
- 幅広い定額プラン
- 即日回収可能 最短30分でお伺い
- さらにお得になるWEB割引あり
雨の日に粗大ゴミを出す時によくある質問
雨の日に粗大ゴミを出す時に、よくある質問についてまとめております。お困りの際は、参考にしてください。
自治体の回収以外の粗大ゴミの処分方法
- ゴミ処理券のシールが剥がれてしまう場合はどうする?
- マットレスや布団が濡れてしまう
- 当日にキャンセルはできる?
ゴミ処理券のシールがはがれてしまう場合はどうする?
ゴミ処理券は雨にぬれてもはがれないよう、ガムテープなどで補強しておきましょう。粗大ゴミを出す時はあらかじめ購入しておいたゴミ処理券を品物に貼り付けて出しますが、雨にぬれると粘着力が弱くなりはずれやすくなります。
粗大ゴミ処理券がはがれてしまい紛失してしまった場合も、購入者の控えを残しておけば処分してもらえるケースもあるので、控えは回収が終わるまで大切に保管しておいてください。
マットレスや布団が濡れてしまう
マットレスや布団など水を吸収してしまう素材の粗大ごみを出す場合は、ビニールシートなどで覆い極力雨水があたらないようにしておきましょう。水分を吸って重たくなってしまった場合、回収してもらえない可能性もあります。
雨にあたる時間を少なくするため、なるべく回収時間直前に出すのが良いでしょう。
当日にキャンセルはできる?
自治体によって対応が異なりますので、基本的には前日までにキャンセルの連絡を行いましょう。ネットから申し込んでいるなら、Webサイトからもキャンセルできます。
雨の日の搬出に不安を感じるなら、天気予報をチェックし、前日までにキャンセルしておくと安心です。
当日でもキャンセルできる自治体もありますが、回収を申し込む時と連絡先が異なる場合があるので注意してください。大阪市の場合、当日のキャンセルは粗大ゴミ収集受付センターではなく、お住いの区担当の環境事業センターに直接電話する必要があります。
雨の日でも粗大ゴミは回収される? まとめ
雨の日でも粗大ゴミは回収されますが、作業に時間がかかり回収が遅れる可能性があります。台風や大雪などの悪天候の場合は回収が中止になることもあります。
中止ならホームページにアナウンスがあるので確認しましょう。
雨の日の搬出は、足元が滑りやすいので注意してください。長靴や軍手を着用して作業することをおすすめします。
ゴミ処理券もはがれやすいのでガムテープなどで補強しておくと良いでしょう。
どうしても搬出が困難な場合は、後日クリーンセンターに持ち込む、不用品回収業者に依頼するなど他の処分方法も選択できます。まだ使用できるものであれば、リサイクルショップやフリマアプリで売却するのもおすすめです。
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