盛り塩をした時に、「そういえばどうやって捨てるんだろう」と疑問に思ったことはありませんか。
縁起がよさそうなので何となく試したものの、どれぐらいの頻度で塩を交換すればいいか、そのままゴミ箱に捨ててしまうのは罰当たりではないかなど、「細かい点はよくわからない」方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、盛り塩の捨て方についてご紹介します。盛り塩を処分するタイミングや方法、意外と知らない注意点なども合わせて解説いたしますので、「盛り塩をして邪気を払いたい」という方は是非参考にしてください。
盛り塩を処分する2つの方法
盛り塩の捨て方は主に2通りの方法があります。
「どこに捨てていいのかわからない」「そのまま捨てていいのか不安」という方は是非参考にしてください。
ゴミ箱に捨てる
盛り塩は生ごみと同じようにゴミ箱に捨ててしまって問題ありません。邪気を吸い取った後の塩は穢れた状態なのでそのままゴミとして処分します。
捨てる際は悪い気を吸い取ってくれたお礼をし、感謝をしてから処分することで抵抗感も少なくなります。
トイレに流す
トイレに流すのは一見罰当たりのように感じますが、役目が終わった盛り塩は気を吸って穢れた状態ですので、トイレに流してしまっても大丈夫です。
「水に流すと悪い気が戻ってくる」という考え方も一部ありますので、気になる方はゴミ箱に捨てるのが良いでしょう。
盛り塩とは?
邪気を払うために玄関やトイレなどに形を整えた塩を置くのが盛り塩です。古来から塩には悪い気を払うもの、良い運を招くものとされているため、塩を置くことで悪いエネルギーや悪運を払えると考えられました。
効果のほどは気分的なものですが、「最近調子が悪い」「落ち込みやすい」と感じる時などは、気分を変えるきっかけになるかもしれませんね。
方法と言えば「塩を置くだけ」ですが、ちょっとした決まりもありますので、盛り方や置く場所について紹介します。
盛り塩の作り方
盛り方に細かい決まりはないのですが、白い小皿に円錐形や八角錐形に盛るのが一般的です。
身近にあるもので形を整えても大丈夫ですが、見た目にこだわる場合は固め器を使うとキレイに盛れます。「八」という数字は末広がりという意味もある縁起の良い数字で、良い運気を引き寄せやすいとされています。固め器を購入するのであれば、八角錐形にするのがおすすめです。
固め器の使い方は下記の通りです。
盛り塩の盛り方
- 固め器の半分くらいまで塩を入れ、しっかりと押し固める
- 固め器の上に小皿を置いてひっくり返す
- 形が崩れないようにゆっくりと固め器を外す
※一度に型いっぱいに塩を入れてしまわず、2回に入れて押し固めるのがきれいに盛るコツです。
使用する塩は基本的にどれでも大丈夫です。人の手が加えられているものだと効果が下がるという考え方もありますので、より効果を得たいという方は天然の塩や荒塩など添加物の少ないものを選んでください。
置くと効果を発揮する場所
盛り塩は下記のような場所に置くと効果を得られます。
人の出入りとして備え付けられている玄関ですが、運気にとっても出入り口となります。玄関に盛り塩をすることで邪気の侵入を防ぎ、逆に良い運気を外に出さないようにします。
トイレやお風呂、洗面所などの水回りは、悪いエネルギーが溜まりやすい場所です。
邪気のある場所に盛り塩をすることで悪い運気を払う効果があります。水がかかると塩が溶けてしまうので、お風呂や洗面所など水回りに置く場合は水がかかりにくいスペースにおいてください。あまり奥に置いてしまうと交換を忘れてしまうので、目に止まる場所に置いておくのもポイントです。
勉強や仕事に集中したいというのであれば、机の隅に置くのも良いでしょう。
盛り塩を置いてはいけない場所
次のような場所に盛り塩を置くと、逆効果となりますので注意してください。
枕元に置くことで安眠を得られそうに感じますが、悪いエネルギーは首から入ってくると言われているため逆効果になりかねません。「霊を引き寄せてしまう」「寝ている間は憑依されやすい」など諸説ありますが、寝室は健康に深くかかわる場所ですので注意が必要です。
「安眠したい」という方は、枕元ではなく寝室の四隅に盛り塩を置くようにしましょう。
鬼門や裏鬼門は鬼の出入り口とされているため、そこに盛り塩を置いてしまうと鬼を閉じ込めることになってしまいます。鬼門は北東、裏鬼門は南西とされていますので、北東や南西、それを結ぶ延長線上にはおかないように注意しましょう。
盛り塩の効果を高めるには?
散らかっていると効果が薄まりますので、設置場所周辺は事前にキレイに片付けておくことが大切です。
悪い気を吸った状態の塩を放置しておくと悪いエネルギーが溜まった状態になるため、定期的に塩を交換するよう心がけましょう。
盛り塩の効果をさらに上げる方法
- 設置場所周辺をキレイにしておく
- 定期的に塩を交換する
盛り塩を処分するタイミング
盛り塩を最後にいつ変えたかわからない。処分するタイミングはいつがいいの?
盛り塩の塩は邪気を吸い取ってくれますが、その状態で放置しているとその場所に悪いエネルギーが留まることになります。新たに悪い気を吸収し、良いエネルギーを呼び込むためにも定期的は交換を心がけましょう。
交換は1ヶ月に2~3回が目安です。少なくとも1ヶ月に1回は交換しましょう。
「毎月1日と15日に交換する」といったようにあらかじめ決めておくと忘れることが少なくなりますね。
交換したばかりでも、形が崩れてしまったり塩の色が変わってしまったりした場合は、なるべく早めに交換してください。
盛り塩を交換するタイミング
- 1ヶ月に2~3回ほど定期的に交換する
- 盛り塩の形が崩れた時
- 塩の色が変わった時
盛り塩を置きっぱなしは危ないってホント?
盛り塩は邪気払ってくれますが、塩が邪気をを吸収した状態でほおっておくと悪いエネルギーがそこに留まり、良い運気を呼び込めなくなります。置いたまま放置せず、定期的に新しい塩に交換してください。
形が崩れた時や色が悪くなった時も同様に、邪気が溜まっている状態ですので、なるべく早く新しい盛り塩に交換して良い運を呼び込みましょう。お風呂や洗面所は特に崩れやすいので、こまめに交換してください。
盛り塩を捨てる時の注意点
盛り塩をしてから悪いことが起きる気がする…。やめるときの注意点って何かある?
盛り塩の処分方法に関してはお伝えしましたが、あまりよくない捨て方もあります。運気を下げることのないよう、捨てる時の注意点を紹介しますので是非参考にしてください。
盛り塩を捨てる時の注意点
- 盛り塩に使った塩は料理には使わない
- お風呂に入れるのも良くない?
- 盛り塩を処分するタイミング
- 川や森など自然に還すのはNG
- 水に溶かしてシンクに流すのは避けて
盛り塩に使った塩は料理には使わない
繰り返しの説明になってしまいますが、役目を終えた盛り塩は悪いエネルギーを吸収した状態のため調理に使用して体に入れるのは良くありません。長期間水回りや玄関など汚れやすいところに置いていたのであれば衛生的にも良くありませんので、口に入れるのは避けてください。
お風呂に入れるのも良くない?
玄関や水回りなど邪気の集まりやすい場所に置いていた盛り塩は、たっぷりと悪い運気を吸っています。その塩を入れたお風呂に体を浸すというのも良いとは言えません。
お風呂に盛り塩を置いていたならそのままさっと入れられますしバスソルトの代わりになるように感じますが、良い運気を取り入れるためにもお風呂には入れないようにしましょう。
川や森など自然に還すのはNG
古来の盛り塩であれば役目を終えた後自然に還すのが良いとされていましたが、現在では環境汚染につながりますのでマナー違反となります。
「自分の家の庭や玄関に巻くなら問題ない」と考える方もいらっしゃいますが、塩には金属を錆びさせる効果もあるためトラブルを招く恐れもあります。「邪気をバラまく」とも考えられますのできちんとゴミとして処分してください。
水に溶かしてシンクに流すのは避けて
塩を水に溶かしてシンクに流すのも、水質汚染につながるため避けてください。
邪気を含んだ塩を水に溶かすと「悪いエネルギーが返ってくる」という考え方もありますので、その点を考慮しても避けておいた方が良いでしょう。
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盛り塩の捨て方に関するよくある質問
盛り塩の捨て方に関して、よくある疑問や質問をまとめました。盛り塩についてお困りごとがある方は、是非参考にしてください。
盛り塩の捨て方に関するよくある質問
- 盛り塩ってゴミ箱に捨ててもいいの?
- 使用済みの盛り塩って料理やお風呂に活用してもいい?
- 盛り塩のお皿ってどうやって捨てるの?
盛り塩ってゴミ箱に捨ててもいいの?
盛り塩はゴミ箱に捨ててしまって問題ありません。役目を終えた盛り塩は悪いエネルギーを吸収した状態ですので、再利用せずにゴミ箱に捨ててください。
一見罰当たりなように感じますが、捨てる際に悪い気を無くしてくれたことを感謝してから捨てると、気持ちよく処分できます。
使用済みの盛り塩って料理やお風呂に活用してもいい?
盛り塩として使用した塩は、悪い運気をたっぷり吸収した状態ですので、調理に使って体に取り入れたり、お風呂に入れて体を浸したりするのはよくありません。悪いエネルギーを体内に取り込むことになってしまいます。
もったいないような気もしますが、悪い気を吸ってくれたことを感謝し、ゴミ箱に捨ててください。
盛り塩のお皿ってどうやって捨てるの?
盛り塩に使っていたお皿の処分については、特に決まったルールはありません。自治体の指示に従って、可燃ゴミ、もしくは不燃ゴミとして処分してください。
「そのまま捨てるのは抵抗がある」という方は、お塩で清めてから処分すると良いでしょう。
盛り塩を捨てる方法 まとめ
邪気や悪い運気を払い、良い運を招き入れるために盛り塩を置きます。小皿に「円錐形」や「八角錐形」になるように塩を盛り付け、玄関や水回りなど邪気が集まりやすい場所に置きましょう。
さらに効果を上げるためには天然の塩を使い、定期的に塩を交換してください。設置場所はきれいに掃除することを心掛け、形が崩れたり、塩の色が悪くなった場合も速やかに交換します。
鬼門や裏鬼門となる場所、枕元に置くと逆効果になりますので設置する場所に注意しましょう。
役目を終えた盛り塩の塩は、ゴミ箱に捨ててしまって問題ありません。悪いエネルギーを吸収した状態なので、料理やバスソルトとして再利用せず、ゴミとして処分してください。
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