実家の片付けにうんざり!母親が片付けられない人だから本当につらい…。
両親に万が一のことがあった場合、実家の片付けが自分に回ってくることから、今のうちから親に片付けを促すこともあるでしょう。
その中で、何度言っても親が実家の片付けをしてくれず困っている方もいるのではないでしょうか。
何度も片付けを促すと親との関係も悪くなってしまわないか不安になりますよね。
そこで本記事では、実家の片付けをスムーズに進めるコツと手順を詳しく紹介します。
この記事を読んでわかること
- 実家の片付けは早めに始める!
- 何かを処分する際は家族全員に確認を取る
- 最初は自分の部屋から片付ける
実家の片付けは早めがおすすめ!早めにやっておくべき理由
実家から出て自立した生活を送っている方からすると、遠方にある実家の片付けは面倒で後回しにしたい物かと思います。しかし実家の片付けはできることならなるべく早くから取り組むことがおすすめです。
なぜ早い段階から実家の片付けをした方が良いのかというと、放置を続ければ続けるだけ物が溢れ、より片付けが難しい物になってしまうからです。物があふれる前から片付けを始めれば、スムーズに片付けを進めることができます。
まだゴミ屋敷と言われてしまうほど実家が散らかっているわけではないという場合は、年末年始などの帰省のタイミングで片付けに挑戦してみましょう。
実家の片付けにうんざりしている人は多い!
実家の片付けが思うように進まずイライラしたり、つらいと感じたりすることもありますよね。親が片付けられない人だと、揉め事に発展してしまうこともあるでしょう。
親は子供が何歳になっても親という気持ちが強く残っているため、子供から片付けを促されても素直に従えない、自分の意見の方が正しいと感じてしまいます。そのため、実家の片付けで親との関係が悪くなってしまったという家庭は珍しくありません。
しかし、いずれ両親が他界した場合、実家の片付けは結局子供に回ってくるため、もう自分は住んでいないからと言って実家の片付け問題を無視し続けることもできないのが現状です。
実家の片付け問題に直面するタイミング
実家の片付け問題に直面するタイミングとしては、年末年始に実家に帰省したタイミングや実家への出戻り時、両親の死後などが多いと言われています。ずっと住み続けていると意外と散らかっていることには気が付きませんが、時間をおいて久しぶりに確認をすると荒れていることに気が付きやすいようです。
両親がまだまだ健康だったとしても片付けをできていない場合には、片付け方がわからないなどの何かしらの理由があるため、両親頼みで問題を放置してはいけません。早めに気が付くことができたら、その分早めに片付けを始めるなどの対策をとるようにしましょう。
最初は実家に置きっぱなしにしていた自分の荷物の処分や、両親との話し合いなどから始めることがおすすめです。
実家の片付けが進まない、散らかってしまう原因
実家の片付けがなかなか進まない、散らかってしまう原因としては、実家に収納スペースが豊富にあること、捨てることに対する抵抗感が強いことなどが考えられます。
実家はもともと家族数人で住んでいた場所のため、住んでいる人数が減った後だと物の収納スペースが豊富にある方が多いです。
収納スペースが多いことは良いことかもしれませんが、もう使わないような物までため込んでしまう原因にもなるため、実家の物の量が多すぎて困っているという方は収納自体を減らしてみることがおすすめです。
子供の洋服を入れていた衣装ケースなどの明確に今後使う予定のない収納を仕舞いっぱなしにしている方は収納ごと処分することを検討してみましょう。
捨てることに抵抗感がある方は、寄付やフリマアプリでの販売がおすすめです。
実家の片付けを行う前に確認したいポイント3つ
実家の片付けを行う前に確認したいポイントを紹介します。
確認ポイントを把握せずに片付けに入ってしまうと、後々取り返しのつかない後悔をすることになってしまうかもしれません。
今後実家の片付けを行う予定がある方はぜひ参考にしてください。
実家の片付けを行う前に確認したいポイントは下記の通りです。
実家の片付けを行う前に確認したいポイント
- 実家にある物はすべて親の大切な物の1つであることを覚えておく
- 捨てる物の判断は親に3秒ルールで決めてもらう
- リバウンド防止で片付けすぎないことも大切
- 捨てる物と捨てない物の判断を家族と共有しておく
①実家にある物はすべて親の大切な物の一つ
実家の片付けを行う前に確認しておきたいポイント1つ目は、「実家にある物はすべて親の大切な物の1つであるという事実」です。
実家に住んでいない自分からしたらこれは明らかにゴミで必要のない物と感じるような物であっても両親からしてみると大切な物の1つだから保管している可能性があります。
もちろん本当にゴミだったというケースも少なくありませんが、それは確認をしなければわからないことのため、安易にゴミに見えたからといって確認を取らずに捨ててしまうことはやめましょう。
一度でも親にとって大切な物を勝手に捨ててしまうと、そこから両親との関係性の悪化や両親のため込み癖が悪化していってしまう可能性が考えられます。
親の気持ちを考え、お互い気持ちよく片付けを進めてください。
②捨てる物の判断は親に3秒ルールで決めてもらう
実家の片付けを行う前に確認しておきたいポイント2つ目は、「捨てる物の判断は親に3秒ルールで決めてもらうこと」です。
実家にあるものはすべて親の私物のため、勝手に捨てることは絶対にしてはいけません。
しかし実家に物をため込んでしまっている両親に対して片付けを促したとしても、自主的に片付けに取り組む可能性はとても低いです。
そのため実家の片付けを行う際は、3秒ルールで親に処分の判断を求めることがおすすめです。
捨てるかどうかの判断を後回しにしてしまうと、確実に待っていても捨てる機会は訪れないので注意しましょう。
いつか使うかもしれないからとなかなか不用品を手放さない親の場合は、保管期間を設定し、その期間で1度も使う機会がなかったら処分をするなどのルールを決めることがおすすめです。
③リバウンド防止で敢えて片付けすぎないことも大切
実家の片付けを行う前に確認しておきたいポイント3つ目は、「リバウンド防止で敢えて片付けすぎないことも大切なこと」です。
張り切って片付けを行い、家にある物を大量に処分しすぎてしまうと、自宅がすっきりとするため空いたスペースに物が置けるという思考につながり再び両親が物をため込んでしまう可能性が出てきます。
これだけあれだけと少しずつ物をため始めてしまうと、結局元の散らかった状態に戻ってしまうため、片付けすぎにも注意が必要です。
いらない物は一度ですべて片付け切りたいと感じる方が多いかと思いますが、実家を片付ける際は少しずつ片付けていくようにしましょう。
④捨てる物捨てない物の判断を家族と共有しておく
実家の片付けを行う前に確認しておきたいポイント4つ目は、「捨てる物捨てない物の判断を家族と共有しておくこと」です。
実家に住んでいる家族が複数人いる場合は、必ず物を捨てる際に家族全員に確認を取るようにしましょう。
母親に聞いていらないから捨てて良いと言われた物が、父親に確認してみたら捨てないでほしいと言われるケースは意外と多いです。
間違えて家族の大切なものを捨ててしまうと、家族関係が悪化するようなトラブルに発展してしまうため、面倒かもしれませんが捨てる物は必ず家族全員と共有するようにしましょう。
実家の片付けを実施する際の手順【スムーズな進め方】
実家の片付けを実施する際のスムーズな進め方の手順を紹介します。
これから実家の片付けを考えているけど何から手を付けたら良いのかわからないという方はぜひ参考にしてください。
STEP.1
実家に行く前に計画を立てる
ゴミを捨てるためには、決められた曜日にゴミ出しを行う必要があります。実家の片付けをすると決めたらまずゴミを捨てられる日にちやゴミ出しルールを確認し、しっかりと計画を立てましょう。必要になる掃除道具やゴミ袋などの道具も揃えてから実家に向かうとスムーズです。実家に両親がまだ住んでいる場合は、事前に片付けをするという連絡もしておきましょう。
STEP.2
実家に残っている自分の私物から片付ける
もしも実家に自分の私物を残しているという場合は、まず自分の私物から手を付け始めることがおすすめです。自分の私物は放置しているのに、親の荷物だけを処分しようとするとトラブルになってっしまう可能性があるので注意してください。
STEP.3
生活する上で使っているスペースを片付ける
自分の私物を片付けることができたら、廊下や玄関回りなどの親が生活する上で使っているスペースを片付けましょう。実家の片付けをする理由を老化と言ってしまうと、親の反感を買う可能性があります。実家の片付けを始める理由は、防災のためなどを理由にしましょう。
実家の片付けで親と揉めないために覚えておきたいこと
実家の片付けで親と揉めてしまう方は意外と多いです。
そこでここでは実家の片付けをする際に、実家に住んでいる両親と揉めないために覚えておくべきことを紹介します。
事前に把握しておきたい揉めないためのコツは下記の4つです。
実家の片付けで親と揉めないために覚えておきたいこと
- 帰省前から片付けの準備をしておく
- 自分が生活していた部屋から片付ける
- 実家から売れる物が出てきた時の事も事前に決めておく
- 思い入れがある品は最後に片付ける
帰省前から片付けの準備をしておく
実家の片付けで親と揉めないために覚えておきたいこと1つ目は、「帰省前から片付けの準備をしておくこと」です。
実家の片付けを行う場合、実家に帰省する前から片付けの準備をしておくことが非常に重要です。
ゴミは捨てるために細かいルールが決まっているため、ゴミ袋に詰めたらすぐに処分できるわけではありません。
実家のある地域のごみ出しのルールとゴミ出し日を確認し、片付けた後のごみの処分の計画をあらかじめ立てておくようにしましょう。
なお、実家に行く前から片付ける予定を立てている場合は、必ず実家に住んでいる家族に片付けたいという話をしておいてください。
突然自宅に押し掛けられた挙句勝手に物を処分されると両親に迷惑だと思われる可能性が高いです。
自分が生活していた部屋から片付ける
実家の片付けで親と揉めないために覚えておきたいこと2つ目は、「自分が生活していた部屋から片付けること」です。
自分の生活していた部屋があり、自分の私物を残している場合はまずそこから片付けに挑戦してみましょう。
両親の私物を片付けるとなると、いちいち捨てて良いのか捨ててはいけない物なのかの確認を取らなければいけないため、片付けにとても時間がかかります。
片付けを始めたばかりの段階から片付けが思うように進まないと、最初は片付けるという気力に満ちていたとしてもだんだんと面倒という気持ちの方が大きくなっていってしまいます。
自分の私物を実家に残している方は、確認を取らずに処分を行える自分の私物から手を付けてみてください。
実家から売れる物が出てきた時の事も事前に決めておく
実家の片付けで親と揉めないために覚えておきたいこと3つ目は、「実家から売れる物が出てきた時のことも事前に決めておくこと」です。
実家を片付けていると高く売却できるようなお宝が見つかることが多々あります。
お金がかかわることは、血のつながった家族間であってもトラブルになりやすいため、実家の片付けを始める際は先に売れる物が見つかった際の対処を決めておくことがおすすめです。
片付けるのは自分なんだから自分がもらいたいと感じる方もいるかと思いますが、そこは両親に渡すことにしておいた方がもしかしたら臨時収入になるかもという期待から両親も片付けに前向きになってくれる可能性が高いです。
家族間でよく話し合って決めてください。
思い入れがある品は最後に片付ける
実家の片付けで親と揉めないために覚えておきたいこと4つ目は、「思い入れがある品は最後に片付けること」です。
どんな人でも思い入れがある品は、必ず処分の際に捨てるかどうかで迷います。
もう使い道のないいらない物だったとしても、処分したら取り返しがつかないという気持ちから悩む時間が必ず発生するため、片付けはできる限り最後に回すようにしましょう。
思い入れのある品も思い入れがない品と同じタイミングで処分を考えてしまうと、時間がかかるわりに片付けが進まず片付け自体が嫌になってしまう可能性が高いです。
全部まとめて処分したいかもしれませんが、両親の気持ちを考え、時間がかかるものはできる限り最後にどうするか考えるようにしてください。
実家の片付けが困難な時は不用品回収業者がおすすめ
人によってはもう手の施しようがないほど実家が物で溢れかえっているという方もいるかと思います。
そういったどうしようもない状態まで来ている実家をお持ちの場合は、片付けを自分たちで何とかしようとせずにプロに任せてしまうのも1つの手です。
不用品回収業者という片付けと不用品処分のプロに回収を依頼すれば、ゴミ屋敷のようなレベルの荒れ具合であっても短時間できれいな状態まで戻してもらえます。
自分たちではどうしようもないくらい散らかっているという方は、片付けのプロである不用品回収業者への依頼を検討してみましょう。
なお不用品回収業者に実家の片付けを依頼した場合の費用の相場については、下の章で紹介しているのでそちらを参考にしてください。
実家の片付けを不用品回収業者に依頼した際の費用相場
不用品回収業者を利用したことがなく、実家の片付けにどのくらいの費用がかかるか気になると感じている方のために、ここでは不用品回収業者に実家の片付けを依頼した際の費用の相場を紹介します。
お住まいの地域によっても相場は違ってきますが、おおよその相場は下記のとおりです。
回収量 |
費用の相場 |
軽トラック1台分程度 |
8,000円~2万円 |
2トントラック1台分程度 |
2万円~4万円 |
家具1点 |
3,000円~5,000円 |
不用品回収業者では、家具1点から回収を依頼することができ、不用品の素材に関係なく大量のごみをまとめて回収してもらうことも可能です。
1点だけで依頼するよりもまとめて回収を依頼した方が安く不用品を処分することができます。
実家の片付けで当社をご利用いただいた事例を紹介
実家に誰も人が住んでないからそろそろ片付けたいけど、物が多すぎてうんざり…。どこかに依頼できない?
日本不用品回収センターでは実家の片付けや遺品整理も承っています!プロのスタッフが迅速かつ丁寧に実家の片付けをお手伝いさせていただきますので、お客様ご自身で不用品を分別する必要はありません!ここからは、いくつか事例を紹介します。
棚、布団、マットレス、その他の回収
回収エリア |
東京都品川区 |
回収品目 |
棚、布団、マットレス |
作業時間 |
60分 |
部屋の広さ |
3LDK |
スタッフのコメント
東京都品川区より回収をご依頼いただきました。マットレスといった大型家具や小型の家具を含む不用品でまとめて回収させていただきました。
大掃除の不用品回収
回収エリア |
埼玉県さいたま市 |
回収品目 |
ダンボール、衣装ケース、スーツケース、物干し竿、衣類、棚2つ |
作業時間 |
70分 |
部屋の広さ |
2DK |
スタッフのコメント
ダンボールや衣類などの不用品を回収いたしました。事前の見積もりで荷物が増えるかもしれないとおっしゃっていたため、大きいトラックを手配して回収に伺いました。
お客様に回収するものを確認した上で作業を進め、無事に搬出が完了いたしました。
【まとめ】実家の片付けをスムーズに行う方法を解説!コツやポイントも紹介
本記事では、実家の片付けをスムーズに行うための方法を紹介しました。
いかがだったでしょうか?
実家の片付けを開始するのに、早すぎるということはありません。
実家が散らかり始めたと気が付いたタイミングで、後回しにせずすぐに片付けに入るようにしましょう。
親が住んでいる場所だからと言って親任せにしてしまうと、後々自分に責任が回ってくるので注意してください。
本記事が実家の片付けでお悩み中の方のお役に立てれば幸いです。
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