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石膏ボードを処分する3つの方法!正しい処分方法や破棄にかかる費用を解説

石膏ボードを処分する3つの方法!正しい処分方法や破棄にかかる費用を解説

低価格で扱いやすい石膏ボードは、建築素材として広く使用されています。DIYやセルフリノベーションを行う方であれば、手にすることもあるのではないでしょうか。
ただし適切に処分しないと有害な物質が発生する恐れがあるため、処分する際には注意が必要です。

今回は、石膏ボードの正しい処分方法を3つに分けて解説します。破棄にかかる費用についてもご紹介しますので、石膏ボードを処分する際は参考にしてください。

 

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石膏ボードとは?

石膏ボードとは?
石膏ボードとは、石膏という鉱物に消石灰や粘着素材を合わせて、板状に加工したものを指します。遮音効果が高く防火性にも優れているので、住居の壁や床の下地などに建築素材として使用されています。

180×90cmほどの大きさでも1枚500円程度と安価な上に施工もしやすいため、プロの現場ではもちろん、個人でもDIYで使用される人気の素材です。ただし雨にさらされると有害な物質が発生する可能性があるので、適切に保管する必要があります。
石膏ボードを使用する場合は、水に濡れない場所を確保して作業するようにしましょう。

壁面を解体して廃材として石膏ボードが出た場合、適切に処理する必要があるので「石膏ボードを処分する3つの方法」でご紹介する正しい方法で処分してください。
 

石膏ボードの見分け方

住居の壁に使用されている場合、表面にクロスを張っているため他の素材と見分けがつかない場合もあります。画鋲が刺さりやすく、叩くと「コンコン」と空洞の音がするのが石膏ボードの特徴です。
また画鋲を抜いたときには針の先に白い粉が付着します。

硬くて画鋲が刺さらない場合は、コンクリートやケイカル板、画鋲を抜いたときに何も付着していない場合は木製の素材といったように、石膏ボード以外の素材であることがわかります。
 

石膏ボードを見分けるポイント
  • 画鋲が刺さりやすい・抜きやすい
  • 抜いた画鋲の先に白い粉が付着する
  • 叩くと「コンコン」と空洞の音がする

石膏ボードは一般ゴミとして処分できない

石膏ボードは一般ゴミとして処分できない
石膏ボードは建築資材としては優れた素材ですが、埋め立てた時に人体に有害な硫化水素を発生させる恐れがあるため、一般ゴミとして処分できません。高濃度の硫化水素が発生し、死亡事故が起こった事例もあります。

建築現場など業者として排出する場合はもちろんですが、DIYやセルフリノベーションなど家庭から石膏ボードの廃材が出る場合も、必ず産業廃棄物として適切に処分する必要があります。
ごく少量であっても、一般ゴミに紛れさせて処分せず、必ず産業廃棄物として処分してください。

不適切な方法で処分した場合、法令違反として罰せられる可能性があります。
 

処分は産業廃棄物の許可を得ている業者に依頼

産業廃棄物の処理を依頼する場合は、必ず「産業廃棄物処分業許可」を取得している業者に処分を依頼してください。家庭から不用品を回収している事業者の中には、悪質な業者もあり、法外な費用を請求されるといった被害が発生しています。

特に気をつけなければいけないのは、不法投棄をするような業者です。不法投棄された石膏ボードが雨風にさらされた結果、化学反応を起こして硫化水素が発生してしまい、近隣の方が入院治療した事例もあります。
このような被害を起こさないためにも、許可を得て運営している業者かどうか確認してから処分を依頼してください。

 

悪質業者の不法投棄は依頼者が罰せられることも

上記でご説明したように、石膏ボードは適切に処分しないと健康被害を引き起こす恐れがあります。そのため不法投棄に関しても、厳しい厳罰が設けられています。

依頼した業者が不法投棄した場合、依頼した側にも5年以下の懲役、または1,000万円以下の罰金という重いものです。悪質な場合はその両方が科せられる可能性もあるので、必ず「産業廃棄物処分業許可」を取得した業者に処分を依頼してください。

石膏ボードを処分する3つの方法

石膏ボードを処分する方法
石膏ボードを処分する方法を、3つに分けてご紹介します。適切に廃棄しないと人体に悪影響をおよぼす可能性があるので、必ず適切な方法で処分してください。

 

 

産業廃棄処分業許可を取得している業者に依頼する

最も一般的な方法が「産業廃棄処分業許可」を取得している業者に委託する方法です。石膏ボードの処分を引き受けてくれる事業所に持ち込むことで、最終処分場まで運搬して適切に処理してくれます。

不法投棄を行う悪質な業者の利用を避けるため、必ず産業廃棄物処分業許可を取得している点を確認してから依頼してください。

基本的には、事業所からのゴミを引き受けるケースが多いため、1立方メートルあたりの分量で料金設定されているなど、個人で委託するには料金設定の単位が大きい場合もあります。中には1kgあたりで料金を設定している業者もあるので、少量の石膏ボードを持ち込むのであれば料金設定の単位にも気をつけてください。
 

メリット

  • 適切に処分できる
デメリット

  • 料金設定の単位が大きい
  • 委託する分料金が割高になる

 

最終処分場へ自分で持ち込む

事業所を運営している場合は、個人事業主であっても最終処分場へ持ち込むことができます。直接持ち込むことができれば、業者に委託する費用を抑えられるでしょう。

ただし開業届を出しているからといって、自家用車で自由に運搬できるわけではありません。運搬用の車両や、必要事項を記載した書類を用意するなど事前準備が必要です。
運搬する車両には、両側面に産業廃棄物を運搬する旨や事業者名の表示してください。書類には氏名や住所、産業廃棄物の量や種類、運搬先など必要事項を記載し、常時携帯しておきます。

開業届を出してない場合は、個人名で最終処分場に持ち込むことはできませんので、そのほかの処分方法を選んでください。

 

メリット

  • 処分費用を抑えられる
  • 適切に処分できる
デメリット

  • 書類の作成、車両の用意など手間や時間がかかる
  • 個人では持ち込めない

 

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者の中には、産業廃棄物の収集や運搬の資格を取得している業者もあります。そういった業者であれば、石膏ボードのように産業廃棄物となる品目の不用品も回収してもらえます。

基本的には一般ゴミを収集しているため、少量の石膏ボードの回収を依頼しやすい料金設定となっています。石膏ボード以外にも不用品があればまとめて引き取ってもらうことが可能なので、DIYなどで他にも廃材が多数ある場合や、引越しなどで不用品の処分に困っている場合の利用にもおすすめです。

 

メリット

  • 様々な不用品をまとめて回収できる
  • 自宅まで直接引き取りに来てもらえる
  • 少量の石膏ボード回収も依頼しやすい
  • 即日回収に対応しているところも多く、急いでいるときにも頼りになる
デメリット

  • 単品での回収なら割だけになるケースもある
  • 悪質な業者も紛れている

 

無許可の業者は不法投棄の可能性もあるので注意

不用品回収業者の中には、不法投棄のように違法な処理方法を行う悪質な業者も一部ですが存在します。石膏ボードは人体に有害な物質を発生させる可能性があるため、怪しい業者に回収を依頼してしまうと大変危険です。
そのような業者は無許可で営業を行なっているため、必ず自治体の許可を得ている業者に依頼してください。

ホームページの会社概要欄を確認すると、許可の取得状況がわかります。アナウンスしながら街を走る廃品回収車や、突然家に訪問いてくる業者など、会社情報が不明瞭な業者は利用しないでください。

石膏ボードを処分する費用

石膏ボードを処分する費用
石膏ボードを処分する際にかかる費用の目安をまとめました。石膏ボード単体で回収する場合と、解体作業で他の素材と混ざっている場合で処分費用は異なります。
 

石膏ボードを処分する費用(※2023年12月現在)
リサイクル可能な石膏ボード
(濡れていない、紙以外のものが付着していないもの)
1立方メートルあたり 10,000円〜
リサイクルできない石膏ボード
(濡れている、解体されている、他の素材が付着していて選別不可の状態)
1立方メートルあたり 30,000円〜

 
中には1kg単位で料金設定をしている業者もあります。1kgごとであれば、費用はおよそ200円〜ほどです。少量の処分を希望するのであれば、kg単位で料金設定している業者に依頼しましょう。

築年数が古い建物などは、石膏ボードにアスベストが含まれている可能性もあり、その場合はアスベスト除去工事として1平方メートルあたり3,000円ほどの費用が必要です。

 

石膏ボードの状態によって処分費用が左右される

石膏ボードがリサイクルしやすい状態であれば、処分費用が安くなるケースもあります。石膏ボード自体が乾いている状態であり、貼られているクロスが紙のように処分しやすいものがリサイクルしやすいものです。

逆に濡れた状態やカビが生えているもの、ボロボロに崩れている状態、ビニールクロスが貼られているといったように他の素材と混ざっていると処分費用が高くなります
 

処分費用が安くなるケース

  • 乾燥している状態
  • 比較的新しく、ボードの状態を保っている
  • 貼られているクロスが紙のように処理しやすいもの
処分費用が高くなるケース

  • 水に濡れてしまっている
  • 砕いてしまった状態
  • カビが生えていたり汚れていたりする
  • 他の素材と混ざっており処理しづらい

石膏ボードを処分するなら日本不用品回収センターまでご依頼ください

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石膏ボードの処分に関するよくある質問

石膏ボードの処分に関するよくある質問
「ホームセンターで回収できる?」「家庭用から出る石膏ボードでも産業廃棄物になるの?」といった、石膏ボードの処分に関するよくある質問についてお答えしています。石膏ボードの処分について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

石膏ボードはホームセンターで回収してくれる?

石膏ボードを建築素材として購入する場合、ホームセンターを利用している方も多いと思います。ホームセンターでは不要となった家具や家電の回収サービスを行なっているところもありますが、石膏ボードのような建築素材については回収を行なっていません

産業廃棄物を収集している事業者や、不用品回収業者に依頼して処分してください。

 

セルフリノベやDIYで出た石膏ボードも一般ゴミとして処分できない?

産業廃棄物と聞くと事業所から出るゴミのように感じますが、DIYのように家庭で解体した際に出る廃材としての石膏ボードも、産業廃棄物として扱われます。石膏ボードは有害な物質が発生する恐れがあるため、適切に処理する必要があるためです。

家庭から排出する場合でも、必ず産業廃棄物として処分してください。

石膏ボードを処分する方法 まとめ

石膏ボードの処分方法 まとめ
石膏ボードは、適切に処理をしないと人体に悪影響を及ぼす硫化水素を発生させるため、一般ゴミとしては処分できません。必ず産業廃棄物として処分してください。
少量の場合も、一般ゴミに紛れさせて処分するようなことはせず、必ず産業廃棄物として処分しましょう。

「産業廃棄物処分業許可証」を取得している業者に委託するのが一般的ですが、開業届を提出しているなら最終処分場に持ち込むことも可能です。
ただし専用の車両を準備し、マニフェストを作成するなど手間が非常にかかります。

少量の処分であれば、産業廃棄物の収集や運搬の許可を得ている不用品回収業者に依頼するのが便利です。他にも不用品があるなら、まとめて回収してもらえます。
状況に合わせて、処分しやすい方法を選んでください。

日本不用品回収センター加藤執筆者
加藤
ハウスキーピング協会認定 整理収納アドバイザー。2020年から整理収納コンサルタントとして活動。「部屋の乱れは心の乱れ」をモットーに、一般家庭から企業のオフィス環境の改善までコンサルタント業務を手掛ける。学生時代からコラムニストとしても活動し、不用品回収や収納ノウハウを中心とした記事執筆を行っている。
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