マッサージチェアはいつでも疲れを癒せる便利な器具ですが、使用しなくなると処分に困るのではないでしょうか。一般的な家電に比べ非常に重量があり、簡単に処分できず放置したままの方も少なくありません。
加えて、マッサージチェアは管理医療機器に分類されるため、基本的にネットオークションやフリマアプリでの売却も不可能です。
不用になったマッサージチェアはどのように処分すればいいのでしょうか。
本記事では、マッサージチェアを処分する方法を4つに分けて解説します。処分費用や売却する際の注意点も紹介するので、適切な方法で処分してください。
お急ぎの方は下記よりお問い合わせください!
現在、
つながりやすくなっております!
0120-961-609
営業時間8:00~22:00
マッサージチェアはフリマアプリやオークションに出品できない

マッサージチェアは一般的な家電とは異なり、使い方を誤ると健康被害を引き起こす可能性があるため「管理医療機器」に分類されています。
十分な説明もなく売却されたマッサージ機のなかには重篤な健康被害が発生した製品も存在し、管理医療機器に該当する製品は許可なくフリマアプリやネットオークションでは売却できません。
メルカリでも、管理医療機器の出品は禁止されており、出品された商品は削除されます。
参考:メルカリのマッサージ機の出品についてはこちら
管理医療機器に該当するのは、下記のような製品です。
売却するのに届出が必要な製品
- マッサージチェア
- 家庭用マッサージ器
- 低周波治療器
- 血圧計 など
参考:届出が必要となる医療機器の販売事例について
1回だけの販売であっても医薬品医療機器等法に違反する恐れがあるので、製品本体のラベルや説明書の表示を確認しておきましょう。一般医療機器であれば、許可や届け出なしで販売できます。
届け出を提出し、許可を得ている買取店であればマッサージ機やマッサージチェアの売却が可能です。マッサージチェアは高価な商品なので「捨ててしまわず売却したい」という方は、許可を得ている買取店を利用しましょう。
売却するには届出が必要
フリマアプリやネットオークションでマッサージチェアを売却するのであれば、お住まいの自治体の許可が必要です。
ただし、届出を出すためには、さまざまな医療機器に関する知識や、使用状況・管理状況の説明が要求されます。個人で簡単に行えるものではないので、売却する際は届出を出している買取店を利用するのがおすすめです。
参考:東京都の管理医療機器販売業・貸与業の届出についてはこちら
マッサージチェアを処分する4つの方法

マッサージチェアの処分方法を4つに分けて解説します。2階に設置している場合など、重たくて家の外まで搬出できない場合もあるでしょう。
重さによっても処分方法が変わりますので、適切な処分方法を選んでください。
自治体の粗大ゴミ収集を利用する

マッサージチェアを粗大ゴミに出す場合は解体する必要はありません。しかし、ゴミ捨て場まで持ち運ぶのが難しい方は、パーツごとに分解しておくとスムーズに捨てられます。
マッサージチェアは基本的に自治体の粗大ゴミで処分できます。粗大ゴミとして捨てる場合は、自治体に収集の申込みを行います。手数料分のゴミ処理券を貼り付けた状態で、収集日の朝に排出場所に出しておきましょう。
排出場所は大抵の場合、家の前やマンションの集積場などが指定されますが、そこまで運び出す手段が必要です。費用は安くすみますが、マッサージチェアは50〜100kgほどあるので、2階に設置している場合は個人での運び出しは難しいでしょう。
デメリット
- 重たいので運び出しが困難
- 繁忙期は収集日が1ヶ月以上先になる場合も
家電量販店に引き取ってもらう
家電量販店では、不要となった家電の回収サービスを行っており、マッサージチェアも対象です。買い替えのタイミングであれば、新しいマッサージチェアが配送された際に古いものを引き取ってもらえるので、スムーズに交換できます。
回収のみの場合も自宅まで引き取りに来てくれる販売店もありますが、処分費用とは別に訪問回収費がかかるため、費用は高くなるでしょう。
マッサージチェアは一般的な家電に比べてかなり重量があるので、回収に条件を設けている販売店がある点には注意が必要です。スタッフの作業を玄関前までに限定している、90kg以内といった制限がある場合もあるため、利用前に問い合わせておくことをおすすめします。
店舗ごとの対応に関しては、「家電量販店のマッサージチェアの引き取り対応」でもご紹介しますので参考にしていただき、条件が合う店舗を利用してください。
メリット
- 買い替えであればスムーズに処分できる
- 土日にも利用できる
- 自宅まで引き取りも依頼できる
デメリット
- 90kg以内など制限がある
- 回収のみなら処分費用+訪問回収費が必要
専門店の買取を利用する
状態が良く比較的新しいモデルであれば、数万円の値段がつく可能性があるので、リユースできる状態のものは売却を検討しましょう。10年以上経った古い製品でも、買取の対象としているところもあります。
ただしマッサージチェアは管理医療機器に分類されており、許可なく売却はできません。フリマアプリやネットオークションでは出品しないでください。
買取店も例外ではなく、許可を得ていないところでは売却できませんので、必ず届出を出している買取店で買い取ってもらいましょう。
運搬が難しい場合は、出張買取サービスを提供していることろがおすすめです。
デメリット
- 届出を出している買取店に限定される
- 故障したものは売れない
不用品回収業者に依頼する
「運び出す手段がない」「90kg以上あるので家電量販店で引き取ってくれない」などさまざまな理由で処分が難しいなら、不用品回収業者を利用しましょう。自宅まで回収に来てくれるだけでなく、家の中からも搬出してもらえます。
他にも処分したいものがあるなら、「トラック積み放題」といった定額プランを利用し、まとめて回収してもらうのもおすすめです。
定額プラン内には「2階までの作業費用」を含んでいる業者も多く、マッサージチェアが2階に設置されている場合も費用を抑えられるでしょう。
即日回収対応のところなら、粗大ゴミの収集で間に合わない時にも便利です。
メリット
- 家の中からの運び出しも任せられる
- 定額プランならお得
- 即日回収できる
- あらゆる不用品をまとめて処分
「無料回収」に騙されないでください
不用品回収業者の中には「無料回収」をやたらとアピールしている業者がありますが、悪質な業者である可能性が高いため注意が必要です。「処分費用と搬出費用は別」といったように言葉巧みに追加費用を請求されるケースが目立ちます。
キャンセルしようにも、一度トラックに乗せたマッサージチェアのように重いものを家の前に放置されるとどうしようもないため、泣き寝入りして払う方もいます。
こうした業者は無許可で営業している場合がほとんどなので、不用品回収業者を利用する際は、自治体の許可の有無をホームページで確認してから依頼してください。
許可を得ている場合は、「一般廃棄物収集運搬業」もしくは「古物商」を取得している旨の記載があります。
マッサージチェアの処分費用

マッサージチェアの処分費用をまとめました。
家電量販店の回収サービスを利用する場合、回収のみかつ自宅まで引き取りを希望するなら、別途出張費用がかかります。状況によって吊り下げ費用が発生する可能性もあるので、事前に見積もりを取っておきましょう。
不用品回収業者も業者によって料金設定が異なるので、相見積もりを取って比較するのがおすすめです。費用が高いイメージもありますが、出張費用や別途作業費用を含めると、家電量販店の回収サービスよりもやすい場合もあります。
マッサージチェアの処分費用
|
粗大ゴミ |
1,000円前後
(自治体によって異なる) |
家電量販店 |
4,400円
(訪問回収を利用するなら+3,000円〜) |
不用品回収業者 |
単品 6,000円〜
定額プラン 10,000円〜 |
粗大ゴミの費用も、自治体によって差があります。大阪市や札幌市など一部の地域の手数料をご紹介しますので、参考にしてください。
大阪市
大阪府大阪市でマッサージチェアを粗大ゴミに出す場合、手数料は1,000円です(2025年6月現在)。朝8:30から順次回収されるので、8:30までに指定された場所に出しておきましょう。
参考:大阪市の粗大ゴミ手数料一覧はこちら
札幌市
北海道札幌市で大型ゴミで椅子型のマッサージ機処を処分する場合、手数料は900円です(2025年6月現在)。区によって収集日が決まっており、2週間前から予約できます。
参考:札幌市の大型ごみ手数料一覧はこちら
横浜市
神奈川県横浜市で粗大ゴミとしてマッサージ機を処分する費用は、1,000円です(2025年6月現在)。電話やインターネットだけでなく、LINEやチャットからも収集を申し込めます。
参考:横浜市の粗大ゴミ手数料表はこちら
家電量販店のマッサージチェアの引き取り対応は?

家電量販店でも不要な家電の回収を有料で行っていますが、大型で運搬が難しいマッサージチェアに関しては対応や回収条件が販売店によって異なります。
重量制限を設けているところもあるので、条件を確認してから処分を依頼しましょう。
家電量販店のマッサージチェアの引き取り対応(※2025年6月現在)
|
家電量販店 |
リサイクル料 |
引き取りのみの対応 |
訪問費用・備考 |
ヤマダ電機 |
4,400円 |
可 |
訪問回収費+2,750円
(別途作業費用が発生する可能性あり)
沖縄県は回収の受付不可 |
エディオン |
4,400円 |
可 |
※90kg以上は要相談
出張費用+家からの搬出費用が必要
フランチャイズ店舗は回収不可 |
ケーズデンキ |
4,400円 |
可 |
出張費用は要問い合わせ |
ジョーシン |
4,400円 |
店舗持ち込みのみ可 |
一部店舗はサービス非対応 |
ヨドバシカメラ |
4,400円 |
可 |
出張費用+3,300円 |
ノジマ |
無料(買い替えのみ) |
不可 |
一部店舗はサービス非対応 |
ヤマダ電機

ヤマダ電機では、マッサージチェアの購入時だけでなく、回収のみの依頼も可能です。回収のみの場合、自宅への引き取りを希望するなら別途2,750円の訪問回収費が必要です。
吊り下げ作業が必要な場合は別途費用が必要となるので、見積もりを依頼しましょう。沖縄県の店舗では、回収を受け付けていませんのでご注意ください。
参考:ヤマダ電機の家電リサイクルに関してはこちら
エディオン

エディオンでは、買い替え時だけでなく回収のみの依頼もできますが、回収できる家電の大きさや重量に制限を設けています。
マッサージチェアの場合は高さ・横・縦の合計が370cm以下、かつ90kg以下となっており、基準を超えるものに関しては問い合わせが必要です。
また搬出作業についても、作業員の搬出は玄関からとしており、室内からの搬出を依頼するなら別途作業費用がかかります。追加で費用がかかるケースもあるので見積もりを依頼するのが良いでしょう。
なお、フランチャイズ店では、回収サービスは利用できません。
参考:エディオンの大型家電回収についてはこちら
ケーズデンキ

ケーズデンキでも、マッサージチェアの回収を受け付けています。回収のみでも対応していますが、自宅まで引き取りを希望する場合は別途出張料金が必要です。
地域によって出張費用は異なりますので、近隣の店舗に問い合わせてください。
参考:ケーズデンキの家電リサイクルについてはこちら
ジョーシン

ジョーシンでマッサージチェアを引き取ってもらう方法は、店頭引き取りと、配達時引き取りの2つのパターンがあります。一部の店舗では引き取りの受付を実施していないので、近隣の店舗に確認してみてください。
参考:ジョーシンの家電リサイクルについてはこちら
ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラでは、店頭引き取りと出張引き取りの2つの方法でマッサージチェアを引き取ってもらえます。新規のマッサージチェアとの買い替えであれば、通常発生する出張費用の3,300円は不要です。
参考:ヨドバシカメラの家電リサイクルについてはこちら
ノジマ

ノジマでは、新規のマッサージチェアを買い替えた場合のみ、引き換えで古いマッサージチェアを引き取ってもらえます。
買い替えずに引き取りのみの依頼は不可能なので、引き取りを依頼したい方は別の方法で処分してください。新規製品との買い替えでは、処分費用は一切かかりません。
サイズや重さなどの製品規格によっては、店舗での引き取りが困難なケースもあるため、まずは近隣の店舗に問い合わせてみましょう。
参考:ノジマの家電リサイクルについてはこちら
マッサージチェアを処分するなら日本不用品回収センターにお任せ

マッサージチェアの処分も、日本不用品回収センターにお任せいただけます。マッサージチェア以外にも不用品があるならまとめて回収いたしますので、お得な定額プランをご利用ください。
当社の定額プランは、出張費用や2階までの階数料金、2名までの作業員の費用がコミコミとなっています。SS〜3Lまで幅広いプランを用意しており、お片付けの予定に合わせて利用しやすいプランをお選びいただけます。
料金はかかりませんので、まずは見積もりをご依頼ください。
>>日本不用品回収センターの料金プランはこちら
日本不用品回収センターの特徴
- 出張見積もりも完全無料
- 幅広い定額プランを用意
- 定額プランには出張費用や階数料金も込み
- 即日回収に対応
マッサージチェアの処分事例【A・N様】
回収エリア |
千葉県千葉市 |
回収品目 |
マッサージチェア、甕 |
作業時間 |
50分 |
トラックのサイズ |
2tトラック |
スタッフのコメント
遠方への引越しによって、やむなく置いていく不用品をまとめて処分したいとご依頼いただきました。回収品目を伝えたうえで複数業者から相見積もりをとった結果、当社をお選びいただけたようで大変光栄です。
引越し先に持っていくほどではなかったとのことで、使用状態のいい製品や傷ついた製品までまとめて回収いたしました。
マッサージチェアの処分事例【Y・K様】
回収エリア |
東京都大田区 |
回収品目 |
マッサージチェア2台、他の雑多品 |
作業時間 |
30分 |
トラックのサイズ |
軽トラック |
スタッフのコメント
家の中をスッキリさせたいとのご意向で、部屋の大部分を占めて邪魔になっていたマッサージチェアを処分させていただきました。
元々、依頼のご連絡をいただいた段階ではマッサージチェアのみでしたが、現地で回収をしていて積載に余裕があったので手近な不用品もまとめて処分しました。パック料金内で収まっていると伝えると、非常に感謝していただけました。
日本不用品回収センターにはこんなお客様の声が届いています

日本不用品回収センターを利用された方からいただいたお声をご紹介します。大きい家具や重たい家電など、処分が難しいものは無理して運ぼうとせず、日本不用品回収センターにお任せください。
自分で大型の家電を処分しようとしたのですが、重量があり家の前まで運び出すことができませんでした。そこで日本不用品回収センターさんに依頼したのですが、スムーズに家の中から搬出してくれたので、プロに任せてよかったです。
マットレスやソファを買い換える際に、昔から使っているものを処分する必要がありましたが、大きくてどうしようか悩んでいました。日本不用品回収センターさんに相談したところ、その日にうちに来てくださり、手際よく作業していただけました。
>>お客様の声はこちら
【まとめ】マッサージチェアの処分は認可が下りている業者に依頼しよう

マッサージチェアは自治体の粗大ゴミで処分可能ですが、家の前まで運び出すのが難しければ不用品回収業者の利用がおすすめです。
買い替えのタイミングであれば、家電量販店の引き取りサービスを利用しましょう。
日本不用品回収センターは年間20,000件以上の回収実績をもつ不用品回収業者であり、蓄積されたノウハウによって多様な回収依頼に柔軟に対応しています。
マッサージチェア以外にも処分したい不用品があるなら、ぜひ日本不用品回収センターを利用してください。
記事の執筆者
日本不用品回収センター
関東や関西で年間20,000件の実績のある不用品回収業者(
第451910009933号)。不用品回収業界歴5年以上のプロが各記事を執筆。実際の回収作業で得た知識や経験をもとにわかりやすく伝えることを心がけています。
日本不用品回収センターの
会社概要はこちら