キッチンボードやベッドなどを買い替える場合、古いものの処分方法について頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。粗大ゴミとして処分しようとなると、重たい家具の運び出しが難しいですよね。
そんな時は家具販売店で引き取りまで依頼できると楽ですが、お店によって引き取りの条件や利用料金に大きな差があります。そこで今回は、無印良品の家具引き取りサービスについて解説します。
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無印良品では複数の家具引き取りサービスが利用可能

無印では、不要となった家具の回収以外にも、リサイクルを目的とした回収を提供しています。
販売後不具合が起こった際には自主回収することもあるので、それぞれの回収について解説します。
家具回収サービス
無印良品では新しく家具を購入した場合に限り、古い家具の引き取りの依頼が可能です。
この記事では、主に家具の引き取りについてご紹介します。
サービスを利用するためには対象となる商品の購入が必要といったように、利用するための条件がいくつかあるので「無印良品の家具引き取りサービスの条件」で後ほど詳しく解説しています。
有料でのサービスとなるので「無印良品の家具引き取りサービスの費用」と併せてご覧ください。
リサイクルサービス
無印良品では資源の再利用を目的として、使用済みの製品を回収しています。
回収の対象となるのは、下記のような一部のプラスチック製品や紙製品・衣類などです。
回収されるのは、無印良品で販売された製品に限ります。
無印良品でリサイクル回収している製品
- ポリプロピレン・ポリエチレンの収納ケース
- 化粧スリや乳液などのプラスチックボトル
- 紙製のハンガー・フック
- 衣類全般(靴や靴下、下着・バッグは対象外)
- 体にフィットするソファ
- ユニットシェルフ
無印で販売した製品以外にも、近隣の保育園に寄付するために本・絵本の回収を行っている店舗もあります。
店舗によって回収できる製品が違うので、対象店舗はこちらから検索してみてください。
自主回収サービス
リサイクル回収と家具回収サービス以外にも、販売後に不具合が出た製品に関しては、自主回収を行っています。
無印良品で自主回収している製品
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商品
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販売時期
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回収理由
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首振りサーキュレーター
(MJ―CIS06) |
2023年5月〜 |
コード断線の恐れあり |
参考:良品計画 商品回収のお知らせ
商品代金を返金してもらえるので、対象商品をお持ちの方は良品計画のお客様相談室(0120-64-0336)に相談してください。
月額定額サービス
無印良品では、暮らしに必要な家具を必要な期間だけ利用できる「月額定額サービス」が新たに開始されました。
月額定額サービスは、ベッドや本棚、ソファなどの生活に必要な家具を最短1年から利用契約でき、契約満了後には買取も可能です。
高額な初期費用をかけずに家具を利用でき、不要になればすぐに回収を依頼できるため、処分について悩む必要はありません。
無印良品のウェブサイトから簡単に申し込み可能なので、将来的な家具処分の手間を省きたい方はぜひ利用してください。
無印良品の家具引き取りサービスの条件

無印良品で新しい家具を購入した場合、同種かつ同数の不要となった家具の引き取りを無料で依頼できます。
サービスを利用するためにはいくつか条件があるので、対象となる製品や回収できない製品について解説していきます。
引き取り表示のある商品が対象
不要な家具の引き取りを依頼できるのは「開梱設置」や「組み立てサービス」などの作業が発生する商品を購入した時のみです。
配送時に作業が発生しない小型の製品を購入した場合は、引き取りサービスを利用できません。
ネットストアから購入する場合はカート下部の「ご利用可能な付帯サービス」に「引き取り」と記載されている製品が対象です。
注文商品の同種・同数であれば他社製品も引き取り可能
無印良品の引き取りサービスでは、注文した無印良品の商品と同種・同数であれば他社製品の引き取りにも対応しています。
無印良品で新たに購入した製品と同種・同数の家具は、手元にある不要の家具と交換で無料引き取り可能です。
例えば、無印良品で新たにマットレスを購入した場合、現在使用している不要なマットレスは引き取り処分の対象製品として扱われます。
不要な家具を無料かつ手早く処分でき、古い製品と新しい製品の交換にも役立つので、引越しを控えている方はぜひ利用してください。
不要な家具の回収のみは不可
無印良品では、不用品の回収のみを依頼することはできません。引き取りサービスは新しく家具を購入した時のみ利用できるサービスです。
新しい家具を必要とせず処分のみ行いたいケースについては「無印良品以外の粗大ゴミの処分方法」を参考にして処分してください。
同種の製品でも回収不可の場合も
無印良品では、基本的に同種・同数の家具引き取りを実施しており、ベッド購入時はベッドの引き取り、ソファ購入時はソファの引き取りを実施しています。
例外として、同種の製品であっても引き取り回収に対応していない場合もあるので注意してください。
その他の製品に関しても、形状や重量によって配送員が運搬できないと判断された場合は、引き取りを断られる場合があります。
手元の製品が無印良品の引き取り処分の対象に含まれているか不安な方は、無印良品の問い合わせフォームから確認しましょう。
組み立て式家具は事前に解体が必要
無印良品の家具引き取りサービスでは、組み立て式の家具は事前に解体しておく必要があります。
無印良品には、スタッキングシェルフやユニットシェルフなど、組み立て式の家具の取り揃えが豊富です。
購入者自身でも組立・解体が可能なので、引き取りサービス利用の際には組み立て式の家具の事前解体を呼びかけています。
解体されていない場合、無印良品の収集状況によっては引き取りを断る可能性もあるので注意してください。
ベッド・ソファに関しては条件が異なる
さまざまな家具の引き取りサービスを実施している無印良品ですが、ベッド・ソファに関しては引き取り条件に差異があります。
無印良品で引き取りできないベッド・ソファも存在するので、処分の際には無印良品の引き取りサービス以外を利用してください。
無印良品で引き取りできないベッド・ソファ
- 電動ベッド
- ウォーターベッド
- マッサージチェア
- 跳ね上げベッド
- ウォーターベッド
- 体にフォットするソファ
ベッド・ソファの引き取り処分を検討している方は、無印良品のホームページで詳細を確認しましょう。
無印良品のベッドやソファの引き取りサービス

無印良品が提供するベッドやソファの引き取りサービスは、条件や対象商品の規定が詳細に設定されています。
以下では、無印良品のベッドやソファの引き取りサービスを、ケースごとに分けて紹介します。
脚付マットレスとソファベッドの場合
無印良品では、通常同種の商品と同数の商品を引き取りサービスの対象にしています。
例外として、脚付マットレスとソファベッドに関しては、それぞれを一台購入するとベッド台とマットレスを同時引き取り可能です。
ベッド台とマットレスを新規購入せずに処分を検討されている方は、脚付マットレスかソファベッドの購入を検討してはいかがでしょうか。
ソファチェアの場合
無印良品では、脚付マットレスとソファベッドだけでなく、ソファチェアに関しても独自の規定があります。
ソファチェア購入時には、ソファまたはチェアの同時引き取りが可能です。
同種・同数の商品を引き取りサービスの対象にしている無印良品にも、引き取り回収の例外ケースは存在するので事前に確認しておきましょう。
無印良品の家具引き取りサービスの費用は?

無印良品の家具引き取りサービスは無料で依頼可能なので、引き取りサービスに費用はかかりません。
家具引き取りサービスの対象外の商品も存在するので、対象外の商品は別途処分方法を検討する必要があります。
無印良品では、家具引き取りサービスの対象外の商品を不用品という扱いで処分可能です。
不用品の処分料金が一定金額かかってしまうので、利用するタイミングには注意しましょう。
無印良品以外の家具引き取りサービスがある家具販売店は?

無印良品以外の家具販売店でも、不要になった家具の引き取りサービスを取り入れています。基本的には、新しく家具を購入した場合に利用できるサービスですが、販売店によって細かい条件が異なります。
家具引き取りサービスに対応している家具販売店
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IKEA |
ソファ・マットレス購入かつ配送を希望する
同等商品を同数まで |
無料 |
ニトリ |
配送員設置となる商品を購入
購入した家具と同数量または同容量まで |
1配送あたり 4,400円 |
東京インテリア |
大型家具を購入する
購入した家具と同等・同数まで |
小型家具 2,000円
中型家具 3,000円
大型家具 4,000円
ソファ・ベッドなど 5,000円 |
ベルメゾン |
41,800円以上購入かつ大型商品送料の商品を購入
同種類の家具を同数 |
無料 |
マナベインテリアハーツ |
購入した家具と同一品種・同数量 |
1点 3,300円〜
(関西エリアは1点 4,400円) |
マナベインテリアハーツでは、家具の大きさによって処分費用が変わります。IKEAでは、マットレスとソファのみですが無料で処分できます。
購入する品物に合わせて、処分がしやすいところを選ぶのも良いでしょう。
無印良品以外の粗大ゴミの処分方法

無印良品では、不要な家電の処分にも対応可能です。購入時の引き取りはメーカーの制限はありませんが、引き取りのみの場合は無印良品で購入したものに限ります。費用は、1点につき4,000円、2点で8,000円です。
大型商品の購入とともに、吊り下げ作業での搬出処分が必要になった場合は別途10,000円かかるので、回収費用を安く抑えたい方は注意してください。
無印良品の粗大ゴミ処分の費用は決して安くないので、以下のような別の処分方法も検討しておきましょう。
それぞれの方法についてメリット・デメリットを紹介しますので、状況に合わせて選んでください。
リサイクルショップの買取を活用する
リユースできそうな製品であれば、まずはリサイクルショップで買取できないか検討してみましょう。売却できれば費用を抑えるだけでなく、利益を得ることができます。
持ち込みがむずかしい場合は、出張査定が利用できるショップがおすすめです。なるべく査定を上げるために、汚れはできるだけ落としておきましょう。
メリット
- 売れれば利益になる
- 即日現金化できる
- 出張買取なら運び出し不要
自治体の粗大ゴミ収集で捨てる
売却できない状態の製品であれば捨てることになりますが、捨てる場合一番費用を抑えられるのが自治体の粗大ゴミ収集です。自治体によって料金の設定は異なりますが、2人用のソファでも大阪市や横浜市なら1,000円で処分できます。
収集してもらうためには、自宅の前まで運び出しておく必要があります。マンションであればエントランスの外が排出場所に指定されることも多いので、運搬する手段を準備してから申し込んでください。
申込後、回収日まで10日ほどかかります。自治体によっては1ヶ月先になる地域もあるので、スケジュールに余裕を持って処分しましょう。
デメリット
- 排出指定場所まで運び出しが必要
- 回収日が10日ほど先になる
フリマアプリを活用する
不用品を処分するのであれば、メルカリやヤフオクのようなフリマアプリの活用もおすすめの処分方法です。
フリマアプリは、自身の不用品に金額をつけて出品可能なので、処分費用をかけずにむしろお金を稼げます。
フリマアプリの出品料金や出品商品の種類によっては、まったく売買が進まないこともあるので時間や手間をかけずに処分したい方には不向きでしょう。
また、出品後の売買契約後に必要な、梱包材料費や送料を含めると支出が上回ることも少なくありません。
自身の処分スケジュールや処分予算に従って、適切な処分方法を選択しましょう。
不用品回収業者に依頼する
複数の不用品を処分したいなら、不用品回収業者の利用を検討してみてください。費用が高いイメージもありますが「トラック積み放題」といった定額プランを利用すれば、トータルの処分費用を抑えられます。
無印良品では1点ずつ費用がかかりますが、トラック積み放題なら10,000円〜利用できます。業者によって価格設定が違うので、3社ほどから見積もりを取り、比較して依頼するところを決めましょう。
直接自宅まで引き取りに来てくれるので「排出場所まで運び出しできない」といった方にもおすすめの処分方法です。即日回収の業者に依頼すれば連絡したその日に回収してくれるので、新しい家具が搬入される前に古いものを処分してしまえます。
メリット
- 自宅まで直接引き取りに来てくれる
- 定額プランなら費用を抑えられる
- 即日回収が可能な業者も
「無料回収」にご注意ください!
不用品回収業者の中には、依頼者から不当に高額な費用を請求するような悪質な業者も紛れています。特に「無料で回収します」とアナウンスしているところには注意が必要です。
トラックに乗せた途端「処分費用と回収費用は別」と言われ、高額な費用を請求されるケースが目立ちます。キャンセルを伝えると、家の前に自分では運べないような重たい家具を放置されてしまい、泣き寝入りして依頼するパターンも。
悪質な業者は自治体の許可を得ずに営業しているので、不用品回収業者を利用する際は必ずホームページで自治体の許可の有無を確認しましょう。利用料金の目安や口コミなども確認しておくとより安心です。
大型家具を処分するなら日本不用品回収センターまで!

運び出しが難しい大型家具の処分に困っているなら、日本不用品回収センターにお任せください。即日回収にも応じており、ご連絡いただいてから最短30分で駆けつけます。
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日本不用品回収センターの特徴
- 即日回収可能 最短30分
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無印の家具引き取りサービスに関するQ&A

無印良品で家具の引き取りサービスを利用する際に、よくある質問をまとめました。サービス内容について疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。
ネットからの注文でも引き取りサービスを利用できる?
ネットストアから購入した場合も、不用品の引き取りサービスを利用できます。対象の製品を購入した場合はショッピングカート内に「引き取り」のチェックボックスがあるので、希望する場合はチェックを入れて購入手続きを進めましょう。
配送先と回収先の住所が違う場合も対応してもらえる?
購入した家具の配送先と、回収する家具がある場所が違う場合は、引き取りサービスを利用できません。配達時に引き取り作業を行うため、事前の回収や配達完了後に引き取りをお願いすることもできませんのでご注意ください。
組み立て家具はそのまま引き取ってもらえる?
組み立て式の家具の引き取りを依頼する場合は、あらかじめ解体しておく必要があります。解体されていない場合は、状況によって引き取りを断られる可能性があります。
無印良品の家具引き取りサービスの条件や利用料金 まとめ

無印良品では「開梱設置」や「組み立てサービス」といった作業が発生する商品を購入した場合にかぎり、不要な家具の引き取りを依頼できます。購入した商品と同種かつ同数まで利用可能で、回収費用はかかりません。
回収のみの利用はできないので、不用品の処分のみを依頼したい場合は自治体の粗大ゴミの回収や不用品回収業者を利用してください。まだ使える製品であれば、リサイクルショップで売却するのも良いでしょう。
運び出しが難しい大型の家具なら、自宅まで直接引き取りにくる不用品回収業者の利用がおすすめです。粗大ゴミの収集では間に合わない場合にも、即日回収に対応していれば連絡したその日に処分できます。
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