バラを美しく咲かすためには、定期的なお手入れが必要です。伸びてきた場合は剪定をしますが、バラのようにトゲのある枝は、どのように処分すれば良いのでしょうか。
そのまま袋に入れると、トゲが袋を突き破りそうで気になりますよね。
今回は、バラを処分する方法について解説します。土のついた苗の処分方法や、処分費用についてもご紹介しますので、バラを処分する際はぜひ参考にしてください。
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バラのようなトゲのある枝はゴミの出し方に注意しよう
バラは基本的には可燃ゴミとして処分できますが、枝に無数のトゲがあるのでゴミの出す際には注意が必要です。無造作に袋に入れて処分すると、収集に来た作業員がケガをする恐れがあります。
バラ以外にも枝にトゲを持つ草木は意外とたくさんあります。下記のような草木を剪定する際は、ゴミの出し方に注意してください。
自治体によっては、トゲのある枝をゴミに出す方法が明記されていますので、確認してから処分しましょう。この記事でも、剪定したバラの枝の処分方法について「剪定したバラを処分する手順」で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
バラごと処分してしまう場合は、根っこを抜いて処分することになりますが、土の処分を受け付けていない自治体もあります。剪定した枝だけではなくバラごと処分してしまう場合は「バラごと処分する場合は、根の土をしっかり落とす」を参考にして処分してください。
剪定したバラを処分する手順
剪定したバラの枝を処分する手順をご紹介します。柚子や山椒などトゲのあるものを剪定する際も、同様に処分してください。
①短く切り詰める
枝が長い状態だと、袋を突き破ってしまい、トゲのある枝が袋から出てしまいます。10cmほどの長さに切り詰め、刺さりにくい状態にしましょう。
②新聞紙に包んでゴミ袋に入れる
直接袋に入れるのではなく、トゲが袋を突き破らないよう新聞紙で包んでおきます。いらない服やタオルなどがあれば、包む際に利用するのも良いでしょう。
トゲが袋に接触しないよう、丁寧に包んでください。
③「トゲ注意」の貼り紙をしておく
「トゲ注意」の貼り紙をしておくとより親切です。
ゴミの収集作業は、決められた時間に多数のゴミ袋を処理するため、どうしても無造作に袋を掴んでしまいがちです。注意書があると危険があることに気づけ、慎重に扱うのでケガを避けられるでしょう。
④可燃ゴミの日に出す
バラをはじめとした植物は、基本的に可燃ゴミとして処分できるため、燃えるゴミの日に出しましょう。
バラごと処分する場合は、根の土をしっかり落とす
バラは病気にかかりやすく、育てるのも難しいため「バラ自体を処分したい」といったケースもあるでしょう。その場合、根っこを抜いて処分しますが、根っこは土が付着した状態でしょう。
土は自治体によって処分方法が異なり、基本的に可燃ゴミ・不燃ゴミ・収集不可の3パターンに分かれます。お住まいの地域の土の処分に関する規定を確認してから処分してください。
可燃ゴミの場合
埼玉県さいたま市や大阪府大阪市のように少量であれば可燃ゴミとして捨てられる場合は、剪定した枝や根っこと一緒に袋に入れて処分できます。
ただし土を可燃ゴミとして出せる地域であっても、一度に出せるのは少量のみと定められているケースが多いので、規定量を守って処分してください。さいたま市はゴミ袋1つにつきお茶碗1杯程度、大阪市は普通ゴミに少量ずつ混ぜるといった程度です。
不燃ゴミ・回収不可の場合
土が不燃ゴミの地域や回収自体を受け付けていない場合は、しっかりと土を落としてください。根を持って振るうことである程度の土は落ちますが、古い土が落ちにくい場合は水につけると落ちやすくなります。
神奈川県横浜市のように、土が不燃ゴミになる地域であれば、指定ゴミに土を入れて燃やさないゴミとして出します。
東京都23区は、基本的に土の回収を受け付けていません。収集を受け付けていない地域で土を処分する方法に関しては、下記の記事をご覧ください。
台東区や中央区では、家庭から出る土のリサイクルを行っています。条件付きで収集している地域もあるので、そういったサービスを利用し、適切に処分してください。
苗を処分する場合も土や鉢と分けて処分
苗を処分する場合も、土を可燃ゴミとして処分できない地域であれば、土をしっかり落として分別して処分しましょう。苗の状態でもトゲがあるなら、トゲが刺さらないよう新聞紙に包んでからゴミ袋に入れます。
バラを処分する3つの方法
バラを処分する方法を3つに分けて解説します。状況に合わせて、処分しやすい方法を選んでください。
燃えるゴミとして処分する
基本的には、バラは燃えるゴミとして処分できます。自身で伐採や剪定を行う方は、トゲが刺さらないよう新聞紙で包んだ状態で袋に入れましょう。
「トゲ注意」といった注意書きがあるとより親切です。
土を可燃ゴミとして処分できない地域は、土をしっかりと落として、枝や根とは分けて処分します。
デメリット
- 自分で剪定・伐採が必要
- 土を収集していない地域は分けて処分
ホームセンターや造園業者に剪定・伐採を依頼する
造園業者に伐採や剪定を依頼するなら、切り落とした枝についてもきれいに処分してもらえます。造園業者以外もホームセンターでも庭木のお手入れが依頼できるところが増えているので、気軽に利用できるでしょう。
カインズホームでは、剪定や伐採を1本から受け付けています。
剪定や伐採以外にも、植え替えや除草差業、害虫駆除の消毒なども依頼できるので「この機会に庭をキレイにしたい」という方におすすめの方法です。処分に困る土に関しても、作業で出たものは持ち帰ってもらえます。
メリット
- ホームセンターで気軽に依頼できる
- 土の処分も任せられる
- 植え替えや除草作業も合わせて依頼できる
不用品回収業者に依頼する
バラ以外にも、土や石といった自治体では回収困難なものを処分したいと考えているなら、不用品回収業者を利用しましょう。土の他にもレンガやコンクリートブロックなど、ガーデニング用品は自治体では回収していないものが多く処理に困るケースが多いですが、不用品回収業者であればそういった品々をまとめて回収できます。
ガーデニング用品の他、家具や家電なども一緒に引き取ってもらうのも良いでしょう。
費用が高いイメージもありますが「トラック載せ放題」といった定額プランを利用すれば、トータルの処分費用を抑えられます。「あらゆる不用品をまとめて捨ててしまいたい」という方におすすめの方法です。
「なるべく早く処分したい」という方は、即日対応できる業者を選びましょう。
メリット
- 自治体で収集していないものも回収できる
- あらゆる不用品をまとめて回収
- 対応が早い
デメリット
- 費用は比較的高い
- 悪質な業者もあるので見極めが必要
無許可の業者にご注意ください
不用品回収業者を運営するには「古物商」や「一般廃棄物収集運搬業」といった自治体の許可が必要です。中には無許可で運営している業者もあり、そういったところは不当に高額な費用の請や不法投棄など悪質な行為を行なっています。
契約を断っても「契約するまで居座られる」「高圧的な態度で契約を迫られる」といった身の危険を感じるケースもあります。
「無料回収」をアピールしながら廃品回収車を走らせている業者や、突然訪問してくる業者は無許可の業者がほとんどなので、無料といった甘い言葉に騙されないでください。
不用品回収業者を選ぶ際は、ホームページをチェックし、自治体の許可を得ているかどうか調べておきましょう。ネットで口コミを調べておくとより安心です。
バラを処分する費用
バラを処分する費用について、一覧表でまとめました。かかる費用も考慮しながら、処分方法を選んでください。
バラを回収する費用(※2024年2月現在)
|
自治体で可燃ゴミに出す |
無料 |
造園業者やホームセンターに依頼する |
剪定 1本4,000〜
伐採 1本6,000円〜 |
不用品回収業者に依頼する |
ゴミ袋1袋分 500円〜
定額プラン 10,000円〜 |
不用品回収業者に依頼する場合、複数の品を処分してもらうならお得な定額プランが利用できます。軽トラック載せ放題プランであれば、軽トラックの荷台に乗る量の処分品を、10,000円〜で引き取ってもらえます。
業者によって料金設定は異なるので、複数の業者に見積もりを依頼して比較するのが良いでしょう。複数の業者を比べることで、費用を抑えるだけでなく、相場から大きく外れたところを見分けられます。
バラの処分なら日本不用品回収センターにお任せください
バラを処分するなら、日本不用品回収センターにお任せください。バラ以外にも不用品があればまとめて回収いたします。
コンクリートブロックや土など、自治体では収集できない品目の回収もいたしますので、処分に困っているものがあればぜひご相談ください。
SS〜3Lと幅広い定額プランを用意しており、不要なものの量に合わせて無駄のないプランをご提供いたします。ゴミ屋敷清掃や遺品整理など、お家丸ごとお片付けにも対応しております。
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日本不用品回収センターの特徴
- 即日回収 最短30分でお伺い
- 深夜・早朝の回収にも対応
- 幅広い定額プランを用意
- 遺品整理士が在籍
バラのようなトゲのある枝は捨て方に注意! まとめ
バラのような草木は基本的に燃えるゴミとして捨てられます。ただしバラはトゲがあるので、袋を突き破らないようゴミの出し方に注意が必要です。
10cmほどに短く切り詰め、新聞紙で包んだ状態で袋に入れましょう。「トゲ注意」といった注意書きをしておくとより親切です。
苗の状態でも、トゲのあるものは紙に包んだ状態で袋に入れてください。土を収集していない自治体も多いので、根っこごと処分する際はしっかりと土を落とした状態で処分します。
造園業者やホームセンターに剪定や伐採を依頼するなら、そのまま不要な枝を持ち帰ってもらえます。費用はかかりますが「庭にプロの手を入れてキレイにしたい」という方におすすめです。
バラの他にも処分したいものがあれば、あらゆる品を一括で回収できる不用品回収業者を利用するのが良いでしょう。コンクリートブロックや土といった自治体では収集していない品目も、まとめて引き取ってもらえます。
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