家の中にいても運動できるランニングマシーン。天候に左右されずに体を動かせるので便利ですが、「場所をとるので邪魔になった」「飽きてしまった」など処分を考えていませんか。
高額で購入した上に処分するとなると費用もかかるので、少しでもお金に変えるために、まずは買取を検討してみましょう。
この記事では、ランニングマシーンの買取について解説しています。大手の買取店の反応や買取相場、買取できないと言われる理由もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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ランニングマシーンは買取できない?
健康器具やマッサージ器のように「管理医療機器」に分類されるものを買取・販売するためには、自治体に許可を得る必要があります。ランニングマシーンやエアロバイクなどのトレーニングマシンの多くは管理医療機器に含まれませんが、一括りに「健康器具」として買取対象外とするショップが多数を占めています。
ランニングマシーンはその特性上、安全性を担保できないと販売が難しい製品です。専門的な知識がないと安全性の確認も困難なため、購入者の安全を考慮し、会社の方針として買い取っていないと考えられます。
自走式のランニングマシーンであれば重さは15kg程度ですが、電動式だと60kg以上の製品もあります。展示スペースの問題や運搬時のリスクなど、さまざまな要因からランニングマシーンは買取不可になっています。
とはいえ、買取できるショップがまったくないわけではありません。管理医療機器の届出を行っているショップや、美容系・スポーツ系のアイテムに力を入れている買取店では、ランニングマシーンを買取の対象としています。
製造から3年以内で、動作に問題がないのであれば、査定を依頼しましょう。
買取対象となるランニングマシーン
- 製造から3年以内
- 動作に問題がない
- 目立った傷や汚れがない
- 中級以上のモデル
高価買取が期待できる人気のメーカーや買取の相場額については、「ランニングマシーンの買取相場」でご紹介しています。
各店のランニングマシーンの買取対応は?
大手のリサイクルショップでの、ランニングマシーンの買取対応をまとめました。店舗によって対応が違うショップもあるので、持ち込む前に問い合わせてください。
買取対象であっても、ランニングマシーンの状態によっては買取を断られるケースもあります。
セカンドストリート
セカンドストリートではスポーツ・アウトドア用品も買取していますが、「規定により大型のフィットネス用品は取り扱いできない」と記載があります。販売品の中にもランニングマシーンやエアロバイクはないので、対応していないとわかります。
参考:セカンドストリート 買取できないスポーツ・アウトドア用品はこちら
ブックオフ
書籍やCD以外にもさまざまな生活用品の買取を行っているブックオフですが、ランニングマシーンは買取対象外です。ランニングマシーンだけでなく、フィットネス機器やマッサージ器全般が買取対象外となっています。
参考:ブックオフ 生活家電の買取・査定についてはこちら
ハードオフ
ブックオフよりもパソコンやオーディオ機器、生活家電の買取に強いハードオフですが、ランニングマシーンは買取対象外です。健康器具に該当する一部トレーニング機器は、法令により買取できないと記載があります。
参考:ハードオフ 家電の買取についてはこちら
トレジャーファクトリー
トレジャーファクトリーでは、ランニングマシーンの買取を行っています。新入荷のお知らせからも、多数のランニングマシーンを買取しているのがわかります。
ただし安全に運び出しできないと判断された場合は、買取を断られるケースもあります。出張買取を利用する際は、搬出経路についても確認しておいてください。
参考:トレジャーファクトリー 買取できないものについてはこちら
ランニングマシーンの買取店を選ぶポイント
店舗によって、買取の条件や査定額は違います。ランニングマシーンを売却する際は、下記の点に注意して買取店を選んでください。
買取条件をチェック
製造後3年以内、中級モデル以上など、ランニングマシーンの買取に条件を設けている業者もあります。入門モデルのランニングマシーンは買取を断られるケースもあるので、条件について記載がないか確認しておきましょう。
ランニングマシーンの耐用年数は3〜5年となっています。使用頻度にもよりますが、古いランニングマシーンも買取対象外となる場合があります。
出張買取できるところを選ぶ
ランニングマシーンは、60kgを超えるほど重量のある製品もあります。車に乗せて持ち込むとしても大変な作業なので、出張買取に対応している買取店を利用するのがおすすめです。
無理に搬出しようとすると、家財を傷つける恐れがあります。
1人で査定に来る買取店では、10kg以上のものは出張買取対象外としています。出張買取でランニングマシーンが対応できるかどうか、あらかじめ確認しておいてください。
複数の店舗で査定してもらう
買取店によって、査定額は違います。人気メーカーの高額なランニングマシーンであれば、複数のショップに査定を依頼し、比較してから売却するところを決めましょう。
トレーニング機器を専門的に扱う買取店であれば需要も高いので、一般的なリサイクルショップよりも高額な査定が期待できます。
ランニングマシーンの買取相場
人気メーカーのランニングマシーンの買取相場をご紹介します。ALINCO(アルインコ)やReebok(リーボック)、KingSmith(キングスミス)などの人気メーカーであれば、高価買取が期待できます。
使用年数や使用頻度によっても価格は変動しますので、あくまでも目安としてください。
傷や汚れがあると買取額は下がってしまうので、なるべく汚れを落としておきましょう。付属品を揃えておくと、査定額のアップが狙えます。
ランニングマシーンの買取相場(2024年12月現在)
|
アルインコ |
AFR2223JK |
4,000〜20,000円 |
AFR1020K |
6,000〜30,000円 |
キングスミス |
R1 |
7,000〜40,000円 |
R2 |
8,000〜45,000円 |
リーボック |
JET300+ |
8,000〜45,000円 |
BTM |
電動ルームランナー |
1,000〜3,000円 |
売れないランニングマシーンの処分方法
査定で値段がつかなかった場合は、処分することになります。ランニングマシーンを捨てるなら、自治体で粗大ゴミとして収集してもらう、もしくは不用品回収業者に引き取ってもらう方法があります。
予算やスケジュールなど、状況に合わせて処分方法を選んでください。
粗大ゴミとして処分する
自治体に粗大ゴミの収集を依頼すると、玄関先まで回収に来てくれます。ネットから簡単に申し込める自治体も増えてきました。
申込後は、コンビニやスーパーで手数料分のゴミ処理券を購入し、ランニングマシーンに貼り付けて収集日の朝に出しておくと回収されます。申し込みから回収日まで2週間程度かかる地域が多いので、余裕を持って処分の手配を行いましょう。
粗大ゴミの手数料は自治体によって違います。自走式と電動式で手数料に差がある地域もあります。
自治体ごとの粗大ゴミの手数料(2024年12月現在)
|
東京都練馬区 |
自走式:900円
電動式:2,300円 |
大阪府大阪市 |
自走式・電動式どちらも1,000円 |
家電量販店の引き取りサービスを利用する
電動のランニングマシーンであれば、エディオンやケーズデンキといった家電量販店の引き取りサービスが利用できます。買い物ついでに持ち込めばその場で回収してもらえます。
回収費用は製品の大きさや販売店によって違うので、持ち込む前に問い合わせてください。
参考:ケーズデンキ 家電リサイクルについてはこちら|エディオン 小型家電リサイクルについてはこちら
不用品回収業者に引き取ってもらう
重量があり玄関先まで運搬できない場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。搬出から処分まですべてお任せできます。
対応が早いので、自治体の粗大ゴミ収集では間に合わない場合にもおすすめです。連絡したその日に回収できる業者もあります。
あらゆる品目の不用品をまとめて引き取れるので、引越しの際の不用品の片付けや、遺品整理の際にも便利です。
ランニングマシーン単品であれば処分費用は2,000〜3,000円ですが、複数の不用品を一括で処分するなら定額パックがお得になります。
違法な業者にご用心
不用品回収業者の中には違法な業者もあるためご注意ください。「無料で回収します」とアナウンスしながらトラックで巡回している業者は、無許可で営業する違法な業者である場合がほとんどです。
何かと理由をつけて費用を請求され、結局高額な費用を支払わされるといった被害が発生しています。
不用品の回収を依頼する際は、ホームページの会社概要を確認し、「一般廃棄物収集運搬業」や「古物商」など、許可を得ていることが確認できる業者を選んでください。
ランニングマシーンを処分するなら日本不用品回収センターへ
ランニングマシーンを処分するなら、日本不用品回収センターにお任せください。ご自宅からの搬出や解体もお任せいただけます。
即日回収や早朝・深夜の回収にも応じておりますので、「急いで処分したい」「仕事からの帰宅後に回収に来てほしい」などご都合があればお気軽にご相談ください。1点の回収はもちろん、ちょっとしたお片付けから、ゴミ屋敷清掃や遺品整理まであらゆるシーンのお片付けに対応しております。
日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件を超える回収実績
- あらゆるシーンの片づけに対応
- 即日回収OK
- 早朝・深夜の回収にも対応
日本不用品回収センターを利用したお客様の声
日本不用品回収センターで不用品を処分した方の声をご紹介します。「重たくて運べない」「すぐに捨てたい」など、処分についてお困りごとがあればぜひご相談ください。
不要になったソファや冷蔵庫を捨てたかったのですが、どちらも重くてどうやって処分しようか困っていました。部屋の中からの搬出もお願いできたので、プロに任せてよかったです。
無理をしたら腰を痛めそうだったので、手間をかけずに処分できてありがたかったです。
粗大ゴミの回収を申し込んだところ、アパートの退去日に間に合いそうにありませんでした。急いですぐに回収に来てくれる業者を探して、日本不用品回収センターさんを見つけました。
電話したその日に来てくれて助かりました。手際よく作業していただき、到着から30分で作業が終了しました。
まとめ
ランニングマシーン自体は「管理医療機器」に分類されないものも多いのですが、「健康器具」に含まれるとして買取対象外になっている買取店も多いです。ランニングマシーンの買取に対応している場合も、メーカーやモデルに条件を設けているショップもあります。
製造後3年以上経っているランニングマシーンや、入門モデルのランニングマシーンは買取を断られる場合もあるのであらかじめ確認しておきましょう。重たく運搬しづらいので、出張買取に対応しているショップがおすすめです。
売却できない場合は、自治体の粗大ゴミ収集や不用品回収業者を利用して処分しましょう。急いで処分したい場合や、ランニングマシーンの他にも捨てたいものが多数ある場合は、不用品回収業者の利用を検討してください。
執筆者