一軒家を片付ける際は、衣類や書籍のほか、大きな家具や家電などさまざまな不用品が出ますよね。それぞれ分別して処分するとなると労力も大きいので、一括で回収できる不用品回収業者が便利です。
とはいえ、「一軒家丸々片付けるとなると、どのくらいの費用がかかるのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。「費用が高すぎる」といったように、高額な費用に驚いたという体験談も目にします。
この記事では、一軒家を片付ける費用の相場をご紹介します。費用が高額になる原因や、費用を抑えるコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 一軒家の片付けにかかる費用の相場
- 不用品の量や種類・立地条件で費用が変わる
- 一軒家は部屋数や回収品が多く、階段作業が含まれ高額になる
- なるべくゴミを捨てておき、買取を利用すると費用を抑えられる
- 状態の良い家電やブランド家具などが買取の対象
- 短時間で一軒家を片付けられるのが不用品回収業者のメリット
一軒家の片付けにかかる費用の相場

まずは一軒家の片付けにかかる費用の相場を、間取りごとにご紹介します。部屋数が多いほど作業に時間や人手がかかり、費用は高くなります。
一部屋の大きさによっても費用は変わるので、あくまでも目安としてください。
一軒家の片付けにかかる費用の相場(2025年1月現在)
|
間取り |
回収費用 |
人数 |
作業時間 |
2DK |
8〜20万円 |
2〜4人 |
2〜5時間 |
2LDK |
10〜25万円 |
3〜6人 |
3〜7時間 |
3LDK |
15〜40万円 |
3〜7人 |
5〜12時間 |
4LDK以上 |
20〜50万円 |
4〜10人 |
6〜15時間 |
一軒家の片付け費用が決まるポイント

一軒家の片付け費用は、荷物の量や回収品の種類、自宅の立地条件によって左右されます。
特に大きな割合を占めるのが、回収物の量です。多ければ多いほど搬出するための人件費や、運搬するトラックの車両費用が必要となります。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電4品目は、処分する際にリサイクル料金がかかります。ほかの家電よりも回収費用が高いので注意しましょう。
「家の前にトラックが停められない」「階段が狭く吊り下げになる」など、立地条件も追加費用が発生する原因です。トラックへの積み込みに手間がかかるほど、費用は高くなります。
一軒家の片付け費用が決まるポイント
- 荷物の量
- 回収物の種類(大きい家具やリサイクル家電など)
- 人件費
- 車両の大きさや台数
- 立地条件(階段作業・駐車場からの距離)
一軒家の不用品回収費用が高額になる原因

一軒家は、部屋も多く、複数人が生活する環境です。人数分の不用品が出る上に、ソファや食器棚なども大きな家具になるので、不用品を回収するための人件費や車両費用は高くなってしまいます。
2階建て・3階建ての場合は階段を昇り降りしながら荷物を運搬するため、階段料金もかかるでしょう。
業者によっては清掃も請け負っており、部屋の数が多いほど清掃にも時間がかかるので、費用の負担も増えます。
一軒家の不用品回収費用が高額になる原因
- 搬出に人手がかかる
- 運搬に大きな費用がかかる
- 階段がある
- 清掃に時間がかかる
一軒家の片付け費用を抑えるコツ

一軒家の不用品回収を依頼すると、費用はどうしても高額になりますが、抑える方法がないわけではありません。一軒家の片付け費用を抑えるコツをご紹介しますので、なるべく費用を抑えたい方は、ぜひ取り入れてください。
できる範囲で分別しておく
一軒家では処分が必要な不用品の品目もさまざまです。量や種類が多く分別に手間取るほど、人件費はかさみます。
可燃ゴミは袋にまとめておく、小型家電は一箇所にまとめておくなど、できる範囲で分別しておくだけでも作業時間が減らせます。解体が必要な家具も、自力で解体できるならしておきましょう。
「ゴミの日に捨てられるものは捨てておく」「簡単に運搬できるものは粗大ゴミで捨てる」など、ゴミを減らしておくとより費用を抑えられます。
費用を減らすためにできること
- できる範囲で分別しておく
- 解体できる家具はしておく
- 簡単に捨てられるものは捨てておく
3社以上の業者から相見積もりを取る
業者によって、基本料金の設定や定額パックに含まれるサービスの内容は違います。同じ回収量でも、依頼する業者によって請求金額は違うので、複数の業者から相見積もりを取って比較するとお得に利用できる業者がわかります。
3社以上から相見積もりを取ると、相場から外れた費用を請求するような悪質な業者も見分けられます。
あまり安すぎる業者も注意が必要です。階段作業や車両費用など、発生するであろう作業費用を見積もりに含んでおらず、後になってからどんどん追加で費用を請求してくるケースが見受けられます。
見積もりの内訳もチェックし、追加料金が発生しないか確認するのも大切です。
買取に対応している業者を利用する
不用品回収業者には、状態の良い家具や家電を買い取ってくれる業者もあります。買取金額は処分費用から差し引かれるので、トータルの処分費用を抑えられるでしょう。
一軒家から買取されやすい不用品は?

不用品回収業者の買取は、リサイクルショップのようになんでも買い取ってもらえるわけではありません。
業者によって買取対象となる品は違いますが、状態の良い家電やブランド家具を対象としているところが多いでしょう。組み立て家具やノーブランドの家具は、買取不可の場合がほとんどです。
アウトドア用品やスポーツ用品といった趣味の品、貴金属などを買取の対象としている業者もあります。骨董品や美術品などは実際に価値の高いものでも、一般に広く流通していない品であれば相場がわかりづらく、買取を断られるケースもあります。
買取されやすい不用品
- ブランド家具
- 使用年数の浅い家電
- 貴金属類
- アウトドア用品やスポーツ用品
- ホビー類 など
買取されない不用品
- 市場価値がわかりにくいもの
- 組み立て家具
- ノーブランドの家具・家電
- 再利用が難しいもの
一軒家の片付けで業者を利用するメリット

費用はかかるものの、一軒家の片付けを業者に依頼するにはさまざまなメリットがあります。家族だけで片付けるのが難しいなら、業者の依頼も検討してください。
連絡してからすぐに来てくれる
不用品回収業者は対応が早く、連絡して数日で来てくれます。電話したその日に対応してくれる業者もあり、粗大ゴミの回収では間に合わないときにも頼りになるでしょう。
「退去日が迫っている」「来客の予定がある」など、なるべく早く片付けたいときにおすすめです。
短時間で片付く
業者には片付けに関するノウハウがあり、効率よく作業を進められるため短時間で不用品を回収できます。「どこから手をつけていいのかわからない」といった状態でも、経験や知識を活かして速やかに作業を開始します。
部屋の広さやゴミの多さによっても違いますが、一軒家を片付ける場合、家族だけで作業すると数週間かかるケースも。業者に依頼すると、ゴミ屋敷のような状態であれば2〜3日かかる場合もありますが、一般的な荷物の量だと3LDK以上の間取りでも半日で作業が終わります。
重たい家財道具の搬出も任せられる
一軒家になると複数人で生活しているケースも多く、ダイニングテーブルや食器棚、ソファーなどの家具も大型のものが使われていますよね。かなりの重量があり簡単には運べないので、自治体の粗大ゴミ収集を利用しようとしても、自宅から搬出できず処分に困るケースも少なくありません。
金属製のラックやベッドフレームは搬出に解体が必要です。解体方法がわからず処分できない場合もあるのではないでしょうか。
業者に依頼した場合は、重たい家具の搬出や解体もお任せできます。養生を行い、壁や床を傷つけないように安全に運び出します。
シーンに合わせたサービスを提供している
引越しや大掃除だけでなく、遺品整理やゴミ屋敷の片付けなど一軒家を片付けるタイミングはさまざまで、それぞれ片付け方に困るポイントも違います。不用品回収業者には、そうしたあらゆるシーンに対応するためのサービスが用意されています。
遺品整理であれば、遺品整理士が在籍する業者だと、捨ててはいけないものや思い出の品として残すと良いものを相談しながら片付けられます。事故や事件があった場合は、特殊清掃に対応した業者も検討してください。
ゴミ屋敷の清掃では「人と顔を合わせづらい」「近所にバレたくない」など、複雑な事情を抱えている場合もあるのではないでしょうか。その場合は、「立ち合い不要での片付け」「人目につきにくい時間帯の清掃」など、対応策を用意している業者がおすすめです。
不用品回収業者が対応できる片付け
- 引越し時の片付け
- 大掃除
- 遺品整理
- ゴミ屋敷片付け
一軒家の不用品回収なら日本不用品回収センターまで

一軒家の不用品回収なら、日本不用品回収センターにお任せください。遺品整理やゴミ屋敷清掃などあらゆるシーンの片付けに対応しています。
女性スタッフも在籍していますので、女性一人で対応される場合もご安心ください。
買取にも対応しており、買取額は不用品回収の費用から差し引きするため、トータルの処分費用を抑えていただけます。自社で整備できるため、他社で買取を断られた家電も、年式によっては買取が可能です。
諦めずにぜひ査定をご依頼ください。
日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件以上の回収実績
- 即日回収や深夜・早朝の回収にも対応
- 買取対応あり
- あらゆるシーンの片付けに対応
日本不用品回収センターを利用したお客様の声
日本不用品回収センターで不用品を片付けたお客様から、いただいた声をご紹介します。「急いで処分したい」「なるべく処分費用を抑えたい」などご都合があれば、ご相談ください。
いくつかの業者に相見積もりを取ったのですが、買取制度のある日本不用品回収センターさんが一番安かったのでお願いしました。使える家電やブランドものの家電もあったので、思っていたよりも安く遺品整理が終わりました。
1品ずつ丁寧に整理してくださったのがありがたかったです。回収はスムーズで、さすがプロだなと実感しました。
引越し前に大量のゴミを処分したかったのですが、ソファや冷蔵庫が重く自力で処分できなかったので、日本回収センターに回収を依頼しました。電話したその日に対応してもらえたので、本当に助かりました。
電話の見積もり通りの金額で、安く抑えられました。スタッフさんの愛想もよく、気持ちの良い対応でした。
まとめ

一軒家を片付ける場合、2DKだと8〜20万円、3LDKだと15〜40万円が相場です。部屋の広さだけでなく、不用品の量や回収品の種類、立地条件によっても費用が左右されます。
一軒家であれば複数人分の不用品が出てしまい、使用している家具も大きいため処分費用は高くなりがちです。運搬に階段を昇り降りするため、階段費用が発生する点も一軒家の処分費用が高くなる原因です。
費用は決して安くありませんが、重たい荷物の運搬を任せられる上、短時間で片付くため自力で片付けられない場合は頼りになります。
買取できる業者を利用し、簡単に捨てられるものは処分しておくだけでも処分費用を抑えられます。3社ほどから相見積もりを取って比較すると、お得に利用できる業者を見つけられるでしょう。
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