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剥製を処分する7つの方法!買取や譲渡で違法になる?登録方法や処分費用も詳しく解説!

剥製を処分する7つの方法!買取や譲渡で違法になる?登録方法や処分費用も詳しく解説!

まるで生きている動物がそこにいるように感じられる剥製。非常にリアルで美しいため、学術品としてだけでなく、観賞用として保有している方もいらっしゃいますよね。
元々は本物の動物から作られているので、処分するとなると「どうしていいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、剥製を処分する方法を7つに分けてご紹介します。登録せずに譲渡すると違法になる可能性もあるので、登録が必要な動物登録方法も一緒に解説します。

 

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剥製の譲渡は違法になる可能性も

剥製の譲渡は違法の可能性も
剥製を手放す際には「人に譲る」「売却する」という手段もありますが、条例によって売却してはいけない剥製もあるので注意が必要です。希少動物を守る種の保存法によるもので、希少動物に指定されている動物は原則的に、人の手に渡す、貸し借りする、売買するなど有償無償に関わらず取引が禁じられています。

規則ができる前に剥製になったものに対しても売買や譲渡は禁止されており、違法な譲渡や売買があった場合は5年以下または500万円以下の罰金が課されます。
希少野生動物に指定されているのは、下記のような生物です。
 

国際気象野生動物(ワシントン条約)

  • アオウミガメ
  • ヒグマ
  • ヒョウ
  • ハヤブサ
  • ベンガルヤマネコ
  • ワニ など
国内希少野生動物(種の保存法)

  • コウノトリ
  • イヌワシ
  • シマフクロウ
  • イリオモテヤマネコ
  • トキ など

参考:環境省 ワシントン条約と種の保存法
参考:環境省 国際希少動物植物一覧
 
希少動物に指定されていない動物の剥製に関しては、登録なしで譲渡や売却が行えます。

 

登録すると譲渡や売買が可能になる場合も

希少動物に指定されているものであっても、次のような条件を満たしている剥製に関しては、自然環境研究センターで登録を行うと売買や譲渡が可能になります。
 

登録すると譲渡が可能になる条件
  • 国内で繁殖させた個体を剥製にしたもの
  • 規則の効力発生前に国内で捕獲した個体を剥製にしたもの
  • 関税の許可を受けて輸入した個体を剥製にしたもの

 
お手元の剥製が条件を満たすかどうかわからない場合は、自然環境研究センターに問い合わせてみてください。
参考:一般社団法人 自然環境研究センター

 

登録の手続き方法

登録を行う場合は、自然環境研究センターに申請を行います。登録にかかる手数料は、1体5,000円です。

申請後、手続きの処理には1〜3ヶ月ほどかかります。売却や譲渡を考えているなら、登録票が交付されるのにかかる時間も考慮して、早めに申請を行ってください。

売却した方が良い剥製は?

売却した方が良い剥製
剥製の中には、美術品や学術品として価値が高いものもあり、高値が付く場合もあります。保存状態が良いものや、希少性の高い動物の剥製は、売却を検討してみてください。
 

保存状態が良いもの

剥製に関しても、その他の中古品を売却するときと同じように保存状態の良いものの方が高値がつきます。キレイな状態で保管されているなら、査定に出してみましょう。

剥製はその性質上カビが生える・虫が湧くといったトラブルが起きやすいので、良い状態で保存するために、湿気がこもらず風通しの良い場所に保管してください。調理中の油やタバコの煙も剥製の状態を悪くする原因ですので、喫煙場所やキッチンから離れた場所がベストです。

直射日光も大敵です。日の当たる場所を避け、定期的に羽箒で優しく埃をはらうようにします。
アクリルケースやガラスケースで保管し、防虫剤を使用するのも良いでしょう。

 

破損していないもの

剥製を購入する方は美術品としての価値を求めている方が多く、破損しているとどうしても買取価格が下がる、もしくは買取不可になってしまいます。毛が抜けてしまっているものや変色した状態のものも、買取は難しいですが、破損していないものであれば買い手がつく可能性は高いです。

剥製はカビやすく湿気を嫌性質上、乾燥した状態で保存されるため壊れやすいので、丁寧に扱うことを心がけてください。

 

希少価値のあるもの

キジやタヌキの剥製のように流通量の多いものだと、状態が良いものでも買取価格が安価になってしまいますが、希少性の高い生物の剥製は高額買取になる可能性があります。

登録が必要なものがほとんどですが、下記の動物の剥製は、希少価値があり高額査定が期待できるでしょう。
 

希少価値の高い剥製
  • ワニ
  • カメ
  • オオカミ
  • ヒョウ
  • ヘラジカ
  • シロクマ など

 
基本的には、サイズが大きいものの方が高値が付く傾向があります。

剥製を処分する7つの方法

剥製を処分する方法
剥製を処分する方法を、7つに分けて解説します。お手元の剥製の保存状態や希少性などを考慮して、処分方法を選んでください。
 

 

自治体でゴミとして処分する

基本的には、剥製は自治体で燃えるゴミとして処分できます。それほど希少性のないものや破損していて美術的な価値が損なわれているものであれば、お住まいの地域のルールに従ってゴミとして処分するのが良いでしょう。
そのまま捨てるとトラブルになる恐れもあるので、新聞紙で包んで剥製が見えないようにするなど工夫が必要です。

粗大ゴミに分類される大きさであれば、収集の申込みを行なってください。30cm以上になると、多くの自治体で粗大ゴミとして扱われます。
収集の申し込み後、コンビニやスーパーで手数料分のゴミ処理券を購入し、ゴミ処理券を貼り付けた状態で指定日の朝に排出場所に出しておきます。
 

メリット

  • 燃えるゴミであれば無料で捨てられる
デメリット

  • 粗大ゴミは手数料がかかる
  • そのまま捨てるのは後ろめたい

 

お焚き上げして供養する

元々は生きていた動物を加工したものなので、そのまま捨ててしまうのに抵抗があるのであれば、神社やお寺でお焚き上げを依頼して供養してから処分しましょう。剥製の供養は受け付けていないところもあるので、事前に問い合わせしてから持ち込むようにしてください。

近くに依頼できる寺社がない場合は、WEBから申し込める宅配供養が利用できます。供養が完了した後は「お焚き上げ証明書」を届けてくれるサービスもあります。
 

メリット

  • すっきりした気持ちで処分できる
  • 宅配でも利用できる
デメリット

  • 費用がかかる

 

骨董店で美術品として売却する

希少性の高い動物のものや、保存状態が良いものは高値がつく可能性もあるので、売却を検討しましょう。一般的なリサイクルショップは買取不可のところも多いので、古美術品や骨董品などを主に扱う専門店で、美術品として査定してもらうのがおすすめです。

希少動物に指定されている場合は登録票がない状態で売却すると違法になるので、必ず登録してから売却してください。
 

メリット

  • 売れれば利益になる
デメリット

  • 状態の良いものや希少性があるものに限る
  • 指定されているものは登録が必要

 

ネットオークションやフリマアプリで売却する

ネットオークションフリマアプリでも、様々な動物の剥製がやりとりされています。売却価格をコントロールできるので、専門店で売却するよりも利益を得やすいでしょう。

ただし剥製は壊れやすいので、発送には細心の注意が必要です。破損を防ぐため、直接受け渡しに限定するといった方法もあります。ネット上でやり取りする際も、指定された希少動物を売却する際は必ず登録を行なってください。

 

メリット

  • 専門店で売るよりも利益を得やすい
デメリット

  • 発送の際に破損する可能性がある
  • すぐに売れるとは限らない
  • 指定されているものは登録が必要

 

大学や研究施設に譲渡する

大学博物館研究施設などでは、学術品として研究するために剥製の寄贈を募っているところもあります。まずは最寄りの大学や博物館に寄贈したい旨を伝え、譲渡する先が見つからない場合は「全国的な自然史系標本セーフティーネット」に相談してみてください。

無償で譲渡する場合も、指定された希少性の高いものは登録が必要です。

 

メリット

  • 研究資料として大切に保管してもらえる
デメリット

  • 必要とされている剥製の種類が限られる
  • 指定されているものは登録が必要

 

人に譲る

大学や博物館への寄贈が難しければ「インテリアとして剥製が欲しい」という方に譲るというのも手です。ジモティーではお住まいの地域周辺に限定して引き取り手を探せるので、壊れやすい剥製も手渡ししやすいでしょう。

無償で譲渡する際も、指定された希少動物であれば登録を行なってください

 

メリット

  • 無料で手放せる
  • 手渡しできれば破損の心配も少ない
デメリット

  • 指定されているものは登録が必要

 

不用品回収業者に引き取ってもらう

剥製以外にも処分したいものがあれば、様々な不用品をまとめて回収してくれる不用品回収業者の利用が便利です。実家の片付けや遺品整理など「どこから手をつけていいかわからない」「分別するだけでも労力がかかりすぎる」といった場合も、分別や処分を任せられます。

即日回収に応じてくれるところもあるので、急いで処分したい場合にも利用できるでしょう。

 

メリット

  • その他不用品もまとめて処分できる
  • 遺品整理など1軒丸ごと片付けられる
  • 対応が早い
デメリット

  • 費用は比較的高い
  • 悪質な業者もある

 

悪質な業者にお気をつけください

不用品回収業者の中には、相場から大きく外れるような高額な費用を請求する悪質な業者も紛れています。そういった業者は無許可で運営している場合がほとんどなので、必ずホームページをチェックして自治体の許可を受けた業者であることを確認してから依頼してください。

「無料で回収します」とアナウンスしながら街を走る廃品回収車や、突然訪問してくるような業者は、悪質な業者である可能性が高いので、利用しないでください。

剥製を処分する際の費用

剥製の処分費用
剥製を処分する際の費用を一覧にまとめました。方法によってかかる費用も違うので、費用も参考にしながら処分方法を決めてください。

寺社で供養する場合、お寺や神社によって費用の設定に差があります。近年ではホームページで費用を公開しているところも増えてきているので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

 

剥製を処分する費用(※2024年月現在)
自治体でゴミとして処分する 無料
粗大ゴミ 200〜500円
供養してもらう 10,000円〜
宅配供養 5,000円〜
不用品回収業者 定額プラン 10,000円〜

 
引越しやお家の片付けなど、剥製の他にも多数不用品を処分したいなら、不用品回収業者の定額プランの利用がお得です。例えば「軽トラック積み放題」であれば、軽トラックの荷台に乗る分の不用品を、10,000円〜で引き取ってもらえます。
業者によって料金設定に差があるので、3社ほどから見積もりを取り、比較してから依頼するところを選ぶとさらにお得に利用できるでしょう。

剥製の処分なら日本不用品回収センターにお任せください

不用品の回収は日本不用品回収センターへ
剥製を処分したいなら、日本不用品回収センターにお任せください。1点の回収はもちろん、1軒丸ごとお片付けにも対応しています。
遺品整理にも対応しており、遺品整理士が故人が大切にしていた品々を分別いたします。

不用品の処分でお困りの方は、ぜひご相談ください。

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日本不用品回収センターの特徴
  • 年間20,000件を超える回収実績
  • 引越しや遺品整理などお家丸ごと片付けに対応
  • 即日回収OK
  • 深夜・早朝の回収にも対応

剥製を処分する方法 まとめ

剥製を処分する方法 まとめ
希少動物の剥製は、譲渡や売買すると違法になる可能性があります。条件を満たしているものなら登録をすることで譲渡や売却が可能になるので、手放す際は確認しておきましょう。

基本的には、自治体で燃えるゴミとして処分できます。30cmを超えるものは粗大ゴミとして扱う自治体も多いので、お住まいの地域の規定に合わせて手配してください。
そのまま捨てるのに罪悪感があるなら、神社やお寺でお焚き上げしてもらうといった方法もあります。

状態の良いもの、希少性の高いものは専門店で売却できます。フリマアプリネットオークションを利用して発送する場合は、運搬中に破損しないよう要注意です。
博物館や大学などに寄贈するのも良いでしょう。

剥製の他にも処分したいものが複数あるなら、まとめて回収してくれる不用品回収業者を利用すると手間を省けます。

日本不用品回収センター加藤執筆者
加藤
ハウスキーピング協会認定 整理収納アドバイザー。2020年から整理収納コンサルタントとして活動。「部屋の乱れは心の乱れ」をモットーに、一般家庭から企業のオフィス環境の改善までコンサルタント業務を手掛ける。学生時代からコラムニストとしても活動し、不用品回収や収納ノウハウを中心とした記事執筆を行っている。
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関東地方
中部地方 近畿地方
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