業務用冷蔵庫ってどう処分すればよい?
費用の相場についても知りたい!
業務用冷蔵庫は業者に限らず個人で所有している場合や、相続などで、突然片付けが必要になった方もいらっしゃるでしょう。しかし、いざ処分となった場合に捨て方が分からず困るものの1つです。
そこで本記事では業務用冷蔵庫の処分方法を解説します。ぜひ本記事を参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 業務用冷蔵庫は自治体で処分することはできない
- 業務用冷蔵庫は産業廃棄物に分類される
- 処分するなら専門の業者に依頼する必要がある
- 業務用冷蔵庫を手間なく簡単に処分するなら不用品回収業者がおすすめ
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業務用冷蔵庫の正しい5つの処分方法
業務用冷蔵庫の正しい処分方法を5つ解説します。
それぞれのメリットについてもご紹介しますので、ご都合に合わせて処分方法を選んでください。
産業廃棄物運搬業者に回収を依頼する

最も確実な方法は、産業廃棄物回収業者に依頼する方法です。
自治体のホームページ等に記載されている産業廃棄物収集運搬業者を参考にして依頼すると間違いありません。
産業廃棄物収集運搬業者の許可を得ていない業者に依頼した場合、不法投棄や適正でない処理方法で廃棄される恐れがあります。必ず許可を得ている業者に依頼しましょう。
デメリット
- 費用が高い
- 一部、産業廃棄物収集運搬業者の許可を得ていない悪質な業者があり見極めが重要
専門業者に買い取りを依頼する
まだ使用できる状態の冷蔵庫であれば、買い取りも視野に入れましょう。
業務用冷蔵庫は業務用機器の買取専門店などで取引されており、買い取ってもらえれば処分費用がかかりません。
一般のリサイクルショップで買い取ってもらえるケースもありますが、専門的な知識がある専門店で適正価格で買い取ってもらうのがおすすめです。
業務用冷蔵庫でトップシェアを誇るホシザキの製品が特に需要が高い傾向です。
ホシザキ専門の買取業者もあり、中には製造10年以内なら壊れていても買い取ってくれるケースもあるため確認してみましょう。
メリット
- 買い取ってもらえば処分費用がかからない
- 手元にお金が残る
買い替え時に引き取りを依頼する
新しい業務用冷蔵庫の購入を検討している場合は、買い替え時の引き取りサービスが利用できるか確認しましょう。
多くの販売店やメーカーで提供していますが、家庭用と異なり複雑な条件や費用が設定されているケースがあります。設置場所によっては、クレーンでの搬入作業や解体を要する場合も。
下取り割引などを用意しているメーカーもあるため、買い換えを検討している方は見積もりを依頼すると良いでしょう。
メルカリやラクマなどのフリマアプリを活用する
メルカリやラクマなどのフリマアプリでも、業務用冷蔵庫の取引が可能です。
フリマアプリでは自分の好きな価格で出品できるので、買い取り店などで思ったような値段がつかない場合は出品してみるのも良いでしょう。
ただし業務用冷蔵庫はかなり重さも大きさもあるため、配送料が高額になります。
送料を考慮して価格を設定したり、購入者を近隣のエリアに限定もしくは送料を購入者負担にするといった方法もあります。
デメリット
- 配送料が高額
- すぐに売却できるわけではないため時間に余裕が必要
不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者の中には、産業廃棄物運搬業者の許可を取得している業者もあります。
許可を得ている業者であれば、業務用の家電や事業所のゴミも処分してもらえるため、さまざまな不用品をまとめて引き取ってもらうことが可能です。
即日対応してくれる業者も多く、急いで退去する時にも頼りになります。
メリット
- 即日対応してもらえる
- その他の不用品もまとめて引き取りに来てもらえる
業務用冷蔵庫として処分する冷蔵機器の種類

業務用冷蔵庫として処分が可能な冷蔵機器には、以下のような種類があります。
いずれも「業務用」として設計・販売された機器が対象で、一般家庭用の冷蔵庫とは区別されます。
業務用冷蔵庫として処分が可能な冷蔵機器
- 業務用冷蔵庫(縦型・横型)
スタンダードな厨房用冷蔵庫(冷凍機能付きも含む)
- 業務用冷凍庫
ショックフリーザー
チェスト型(上開き)冷凍庫
- 製氷機
自動製氷機(カウンター下タイプ、大型タイプなど)
- 冷蔵ショーケース
飲料・食品用のガラス扉付きタイプなど
- コールドテーブル(作業台一体型冷蔵庫)
作業台としても使えるテーブル型冷蔵庫
- ドロワー冷蔵庫(引き出し型)
厨房やバーで使われる引き出し式冷蔵機器
- ブラストチラー/ショックフリーザー
急速冷却・冷凍に特化した機器
- ビールサーバー冷却装置付き冷蔵機
業務用のビールディスペンサー一体型冷蔵機
- ワインセラー(業務用)
レストランなどで使用される多段タイプ
- 製菓・製パン用冷蔵機器
プルーファー、ドゥレッファーなども一部該当
業務用冷蔵庫の処分にかかる費用の相場

業務用冷蔵庫を処分する際の費用相場は、20,000円〜100,000円です。サイズが大きければ費用が高くなります。
また、産業廃棄物収集運搬業者ではフロンガス使用のものとノンフロンのもので回収費用が異なるため、お手元の製品がどちらのものか確認しておきましょう。
業務用冷蔵庫を処分する際の費用相場 |
産業廃棄物収集運搬業者 |
フロンガス使用の冷蔵庫 |
50,000~100,000円 |
ノンフロンの冷蔵庫 |
20,000~40,000円 |
不用品回収業者 |
3枚扉のコールドテーブル |
20,000~30,000円 |
4枚扉の業務用冷蔵庫 |
35,000~50,000円 |
業務用冷蔵庫の処分について知っておきたいこと
業務用冷蔵庫を処分する前に知っておきたいポイントは以下の3つです。
業務用冷蔵庫を処分する前に知っておきたいポイント
- 家庭用と違い「産業廃棄物扱い」になるケースが多い
- 家電リサイクル法の対象外だが自己処理が不可能
- 店舗や法人が所有していた場合にはさらに注意が必要
それぞれ詳しく解説します。
家庭用と違い「産業廃棄物扱い」になるケースが多い

業務用冷蔵庫は家庭用の冷蔵庫と異なり、産業廃棄物に区分されます。
そのため、産業廃棄物収集運搬業者の許可を持った業者に廃棄してもらう必要があります。
もちろん、自治体で粗大ゴミとして回収してもらうこともできません。
家庭用冷蔵庫を処分したい方は、家庭用冷蔵庫を無料で処分する方法の記事をご覧ください。
家電リサイクル法の対象外で自己処理が不可能
家電リサイクル法の対象外のため、基本的に自己処理は不可能といっても過言ではありません。
業務用冷蔵庫には「フロン(温室効果ガス)」が使用されている場合がほとんどのため、適切な回収や処理が非常に重要です。
そのため、処分には産業廃棄物処理法に則った業者に依頼するのが一般的です。
店舗や法人が所有していた場合にはさらに注意が必要
保有者が店舗や法人の場合は、処分にも法的・契約的な責任が発生します。
個人間での処分とは異なるため、必ず確認しておきましょう。
注意点
- 無許可の業者に依頼した場合は「不法投棄」と見なされる
- マニフェスト(産廃管理表)の発行が必要
- フロンの処理が適切でなかった場合は罰則あり
- リースの場合もあるため、所有権の確認が必須
業務用冷蔵庫の処分前にやっておくべきこと

業務用冷蔵庫を処分する前に、以下の4つを必ず行いましょう。
業務用冷蔵庫の処分前にやっておくべきこと
- 中身を空にする
- 電源を落として霜取り・乾燥
- 排水・ドレン処理
- 設置場所の経路・出入り口のサイズの確認
それぞれ詳しく解説します。
中身を空にする
冷蔵庫内の食品や飲料、備品などはすべて取り出しておきましょう。
異物が残っていると、搬出作業や処分時にトラブルになる可能性があります。
電源を落として霜取り・乾燥
処分の前日には電源を切り、冷却ユニットの霜取りを行いましょう。
庫内をしっかり乾燥させることで、カビや悪臭の発生を防げます。
排水・ドレン処理
ドレンパンにたまった水や排水ホース内の残水は、あらかじめ抜いておきましょう。
運搬中の水漏れトラブルを防ぐためにも重要です。
設置場所の経路・出入り口のサイズの確認
冷蔵庫の搬出経路を確認し、ドアや通路の幅、高さが十分かをチェックしておきましょう。
必要に応じて一時的な備品の移動や扉の取り外しも検討します。
クレーンでの搬入作業や解体が必要な場合、追加で費用が発生する可能性があります。
こちらもあわせて念頭においておきましょう。
業務用冷蔵庫の処分は不用品回収業者が手軽で便利

業務用冷蔵庫の処分は重量やサイズの問題もあり、個人で対応するのは非常に大変です。
そんなときに便利なのが、不用品回収業者の利用です。
搬出から解体、回収までを一括で依頼できるため、スムーズに冷蔵機器の廃棄が可能です。
業務用冷蔵庫はサイズも重量もあるため、自力での運び出しは困難です。不用品回収業者なら、解体から搬出まですべてお任せできるので安心・安全です。
急な移転や閉店などですぐに処分したい場合も、不用品回収業者なら即日〜翌日の対応が可能なことも。スピーディーな処理が求められる場面でも安心して頼れます。
業務用冷蔵庫の処分なら日本不用品回収センターがおすすめ

業務用冷蔵庫の処分を検討されているなら、ぜひ日本不用品回収センターをご利用ください。
日本不用品回収センターは年間20,000件を超える実績を持ち、連絡をいただいてから即日対応も可能なので急ぎの処分も安心して依頼できます。
深夜や早朝の時間帯の回収にも応じておりますので、「忙しくて片付けられない」という方もまずはご相談ください!
日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件を超える回収実績あり
- 即日対応可能 最短30分で駆けつけます
- 深夜・早朝の回収もOK
- 365日24時間電話対応
お急ぎの方は下記よりお問い合わせください!
現在、
つながりやすくなっております!
0120-961-609
営業時間8:00~22:00
冷蔵ショーケースの回収実績
回収エリア |
東京都葛飾区 |
回収品目 |
冷蔵ショーケース |
作業時間 |
70分 |
スタッフのコメント
飲食店に設置していた冷蔵ショーケースの処分対応を実施しました。設置期間が長く、汚れや埃がついていて動かすのが困難な状況だったので、弊社にご依頼いただいたそうです。建物自体の搬出動線が非常に狭く、お客様自身で運んでいたら転倒や怪我をしていたかもしれないと考えると、搬出をご依頼していただいてよかったと感じました。ありがとうございました。
厨房機器の回収実績
回収エリア |
神奈川県川崎市 |
回収品目 |
厨房機器一式 |
作業時間 |
70分 |
スタッフのコメント
神奈川県川崎市でかつて経営していた自宅兼店舗の建物から、厨房機器一式の処分のご依頼をいただきました。歴年の油汚れと埃が強く残り、容易に動かせる状態ではなかったので、専用の手順を踏んで処分を実施しました。また、周囲には粗大ゴミも散乱していたので、別途料金で合わせて処分しています。
飲食店の回収実績
回収エリア |
埼玉県さいたま市 |
回収品目 |
店舗内テーブルとイス |
作業時間 |
70分 |
スタッフのコメント
日本不用品回収センターでは、厨房機器や業務用冷蔵庫以外にも不用品全般の回収を実施しています。
今回は埼玉県内の飲食店で店舗内テーブルとイスのセットを7つ回収しました。今後、建物丸ごとの処分を検討されていたので、所有者不明の傘など他の不用品も合わせて回収しました。
業務用冷蔵庫の処分方法 まとめ
業務用冷蔵庫は一般家庭用と異なり、特殊な処理が必要です。
適切な処分方法が行われていない場合は罰則の対象にもなりかねません。
処分方法を正しく理解し、スムーズかつ適正に対応しましょう。
また業者選びは、きちんと産業廃棄物収集運搬業者の許可を取得した業者に依頼しましょう。
搬出から解体、回収までを一括で依頼できる不用品回収業者での処分もぜひご検討ください。
記事の執筆者
日本不用品回収センター
関東や関西で年間20,000件の実績のある不用品回収業者(
第451910009933号)。不用品回収業界歴5年以上のプロが各記事を執筆。実際の回収作業で得た知識や経験をもとにわかりやすく伝えることを心がけています。
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