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COLUMN

灯油の正しい処分方法!処分費用や間違った処分方法

灯油の正しい処分方法!処分費用や間違った処分方法

寒い時期に石油ストーブを使っている家庭など、シーズンが終わった後に余った灯油の処分を持て余していませんか。「余った灯油は来年使おう」と考える人もいるかもしれませんが、灯油というのはどんどん劣化が進んでいきます。
 
今回は、シーズン内に使い切れなかった灯油をどうやって処分すれば良いのかお困りの人向けに、灯油を安全に処理する正しい処分方法や処分に伴う費用、絶対NGな処分方法などを詳しくまとめました
 
灯油が劣化しているかどうかの確認方法などについても紹介します。

この記事を読んでわかること
  • 灯油の処分方法
  • 灯油の処分にかかる費用
  • 灯油の間違った処分方法
  • 灯油の劣化を確認する方法

灯油の処分方法別の費用相場

灯油の処分方法別に生じる費用相場
 
灯油を処分する際にかかる費用について、次の項目から紹介する方法別にまとめました。

灯油の処分方法別に生じる費用相場
ホームセンター 無料~500円くらい
ガソリンスタンド 無料~500円くらい(量によって金額変動)
不用品回収業者 プランによる(軽トラ1台で25,000円くらい)
知り合いに譲る 無料
可燃ゴミに出す ゴミ袋代
暖房器具で空焚き 無料

灯油の処分方法を4つ紹介

灯油の処分方法を4つ紹介
 
大量の灯油を処分したいという人には、下記の4つの処分方法がおすすめです。

大量の灯油を処分する方法
  • 灯油を購入したホームセンターなどに持って行く
  • ガソリンスタンドに持って行く
  • 必要とする知り合いに譲る
  • 不用品回収業者に依頼する

それぞれ、どんな処分方法なのかについて確認してみましょう。

灯油の処分方法① 灯油を購入したホームセンターなどに持って行く

灯油を販売している店舗では、古くなった灯油や使わなくなった灯油の処分をサービスで無料にておこなっています。なお、レシートがなければ、購入したという証明ができないため、回収してもらえない恐れがあります。
 
まずは購入店に「回収サービスをおこなっているかどうか」の確認を入れましょう。購入できたのだから処分も当然できるもの、と思いがちですが、実際は多くのホームセンターで灯油の処分サービスを実施していないことが多いようです。
 
灯油が特別管理産業廃棄物であるからでしょう。特別管理産業廃棄物について詳しく知りたい方は「灯油は特別産業廃棄物だから自治体で処分するのが難しい」の項目をご確認ください。
 
一方、灯油販売店では購入した人でなくても灯油の処分を引き受けてくれるところもあります。近くに引き取ってくれる店舗があるなら、処分費用も含めて確認してみてください。

灯油の処分方法別に生じる費用相場
ホームセンター 無料~500円くらい

灯油の処分方法② ガソリンスタンドに持って行く

ガソリンスタンドに持って行き、灯油の処分をお願いすることもできます。ただし、セルフガソリンスタンドでは灯油の販売はおこなっていても、回収はおこなっていないところもあります
 
「引き取りサービスはやっていないと言われてしまった」という事態にならないよう、事前に処分をおこなってくれるかどうかの確認は必ずおこないましょう。
 
処分にかかる費用については、量によって費用が変わる場合があります。

灯油購入レシートが必要な場合も

灯油を購入した人に限り、無料で処分するというガソリンスタンドも存在します。灯油をガソリンスタンドで処分することを考えているのであれば、購入時のレシートは取っておくようにしましょう。

購入店以外のガソリンスタンドが良い場合も

無料で引き取ってくれるガソリンスタンドが自宅近くにないのなら、近くにある有料引き取りのガソリンスタンドを選択するのがおすすめです。
 
遠くのガソリンスタンドへわざわざ灯油を処分するためだけに行くのは、時間もガソリン代も無駄になります。

灯油の処分方法別の費用相場
ガソリンスタンド 無料~500円くらい(量によって金額変動)

灯油の処分方法③ 必要とする知り合いに譲る

近所に住んでいる人や仲の良い人が、灯油を欲しがっている場合、譲るという方法もありでしょう。
 
相手がどれだけの量を必要としているかの情報も必要となります。なるべく早めに譲りたいという相談をしておくことをおすすめします。また、譲る灯油が劣化していないかはしっかりと確認しておく必要があります。

灯油の処分方法別の費用相場
知り合いに譲る 無料

灯油の処分方法④ 不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に灯油の処分を任せることも考えてみて良いでしょう。不用品回収業者全てが灯油の処分に対応しているというわけではないので、事前確認は必要です。
 
電話や問い合わせフォームなどで、見積もりを取ってみてください。車を所有していなかったり何かしらの理由で運転が難しく、ガソリンスタンドや灯油販売店への持ち込みが難しい場合に有効です。

他の不用品も一緒に処分可能

不用品回収業者では、灯油以外の不用品も同時に処分をおこなえます。なので、灯油とは別に処分したいものがあるという人にはうってつけの処分方法であえると言えるでしょう。

悪徳業者に注意

業者の中には、見積もりとは全く違う高額料金の支払いを求めてきたり、強引な回収をおこなう業者もいます。

そうした悪徳業者に引っかからないためにも、「一般廃棄物収集運搬業許可」もしくは「古物商許可」などの資格許可を保有しているかどうか(もしくは資格を持つ業者と提携しているかどうか)、スタッフの対応が良いか、口コミ・評判が良いかなどを確認してみることをおすすめします。

灯油の処分方法別の費用相場
不用品回収業者 プランによる(軽トラ1台で25,000円くらい)

少量の灯油を処分する2つの方法

少量の灯油を処分する2つの方法

「あとちょっとだけ灯油が余っている」という人もいるでしょう。そういう時に適した処分方法を2つお教えします。

少量の灯油を処分する方法
  • 可燃ゴミとして出す
  • 暖房器具で空焚きする

少量の灯油の処分方法①可燃ゴミとして出す

余った灯油が50~100cc程度なら、可燃ゴミとして出すという処分方法を選択するのもありです。
 
灯油を染み込ませた古い布や新聞紙などを濡れた布で包み込み、ビニール袋に入れてください。そうすることで、静電気などで引火してしまうのを防ぎます。

自治体によってはNGの場合も

可燃ゴミとして、少量の灯油を処分して良いかどうかは自治体ごとのルールによって異なります。可燃ゴミに出しても良いというところもあれば、禁止しているところもあるでしょう。

持ち込みでの処分は難しい可能性大

各自治体が運営しているクリーンセンターなどへ持ち込みをおこなうことは、基本的に難しいようです。
 
どうしても持ち込んで処分したいという場合は、自分の住んでいる地域のクリーンセンターのサイトなどで、灯油の処分がおこなえるかどうかを確認してみてください。

灯油の処分方法別の費用相場
可燃ゴミに出す ゴミ袋代

少量の灯油の処分方法②暖房器具で空焚きする

少量の灯油であれば、石油ストーブやファンヒーターなどの暖房器具にて空焚きしてしまうのも良いでしょう。空焚きとは、灯油の入った暖房器具をつけっぱなしにするというもの。ファンヒーターの場合、灯油の量が少なくなると給油サインが出ますが、無視して運転してみましょう。
 
そして、火が消えてからも、何回か空焚きを繰り返すことで、ストーブやファンヒーター内に残っている少量の灯油を使い切ることができます。完全に火が着かなくなったらOKです。空焚きしているストーブやファンヒーターがある部屋で、洗濯物を部屋干しすれば、洋服を乾かしたりもできます。雨の日を狙って、空焚きをおこなうのも良いでしょう。
 
ポリタンク一杯ほどなら、一日で処理できますよ。なお、劣化している灯油を使っての空焚きはおすすめできません。ファンヒーターやストーブの故障に繋がってしまう恐れがあるからです。

灯油の処分方法別の費用相場
暖房器具で空焚き 無料

やっては駄目!灯油の間違った処分方法とその理由

やっては駄目!灯油の間違った処分方法とその理由

灯油を処分する方法の中には、避けたほうが良い方法もあります。

灯油の間違った処分方法
  • 凝固剤などで固めて可燃ゴミに出す
  • 下水・川に流す
  • 土(庭)に埋める
  • 直接触って処理する

間違った灯油の処分方法①凝固剤などで固めて可燃ゴミに出す

「油だし、食用油を固める凝固剤を使って処分してみよう」と考える人もいるかもしれませんが、危険なので絶対にやめてください。
 
食用油を固める凝固剤は、「熱い状態の油」の中に入れる必要があります。灯油の引火点は食用油と比べて低いため、灯油を温めるとすぐに引火して火事が発生する可能性があります。

間違った灯油の処分方法②下水・川に流す

誰にも知られなければ良い、という気持ちで下水や川に灯油を流すことはNGです。灯油は水と混じり合うことなく、揮発性の高いものです。下水管内で灯油が気化してガスが充満してしまえば、爆発事故が起こってしまう恐れがあるでしょう。
 
下水管が破裂してしまい、修復が必要となった時の費用を請求される可能性も考えられます。下水処理場まで流れた灯油は、生物処理機能という微生物を使った汚れの分解機能をストップさせてしまいます。灯油を流すことで、かなりの数の微生物が死滅してしまい、処理場の生物処理機能が停止してしまうのです。
 
また、川に灯油を流してしまったとしたら、川が汚染されてしまって生態系に悪い影響を及ぼしてしまうでしょう。灯油の除去作業費用もかかってしまいます。除去作業費用は、灯油を流した人が負担しなければなりません。
 
灯油を流したことによってトラブルが起こったら、罰金などが科せられる可能性もありますので、下水・川などに灯油を流さないようにするのが賢明な判断と言えるでしょう。

間違った灯油の処分方法③土(庭)に埋める

土に埋めたとしても、灯油は分解されることがありません。灯油は自然界にはないものですから、土の中にいる微生物は灯油を分解することができないのです。
 
灯油を土に埋めることで、土壌汚染や生態系の乱れが生じてしまい、植物などが枯れたり育たなくなったりする恐れがあります。一度バランスが崩れてしまった土の状態を戻すためには、専用の微生物剤が必要になります。

間違った灯油の処分方法④燃やす

灯油は決して、直接燃やして処分してはいけません。引火点が低く、一気に燃え上がるという性質を持っているので、そんなことをしてしまえば、火事になってしまう可能性があります。

間違った灯油の処分方法⑤直接触って処理する

灯油の処分時に、直接手で触るのはやめましょう。灯油は皮膚に吸収されやすく、そのままにしておくと灯油皮膚炎となってしまいます。
 
最初は「ヒリヒリするな」くらいに思うかもしれませんが、だんだん痛みを感じ、やけどのような症状が出ます。なので、灯油を処分する時はゴム手袋をするというのを徹底しましょう。

灯油は特別産業廃棄物だから自治体で処分するのが難しい

灯油は特別産業廃棄物だから自治体で処分するのが難しい
 
灯油は「特別産業廃棄物」に指定されているのをご存じでしょうか。特別産業廃棄物に指定されているために、自治体やホームセンターなどでは灯油の処分をおこなっていないところもあるのです。

特別産業廃棄物とは?

特別産業廃棄物とは、廃棄物処理法に則り指定された特定の廃棄物を指します。灯油もその一つです。
 
爆発の恐れや毒性、感染性といった観点から、国民の生活や健康に害を及ぼす可能性がある廃棄物を意味し、取り扱いや管理の規制が厳しいです。

灯油の管理は規制がかかっている

灯油は、専用処理施設にて有資格者が処分をおこなうというルールがあります。専用処理施設へ灯油を運ぶ費用や処理にかかる費用などを鑑み、灯油の処分をホームセンターなどがおこなっていないことも多いです。

灯油を処分するタイミング

灯油を処分するタイミング
 
灯油を処分する際にベストなタイミングとはいつなのでしょうか。そもそも灯油を捨てるべきか、お悩みの方必見です。

灯油を処分するタイミング
  • 不要になったとき
  • 保管期間が過ぎたとき
  • 古い灯油の処分は要注意

不要になったとき

「ファンヒーターやストーブなどを使わなくなった」「冬が終わったのでもう必要ない」という場合、灯油の処分を考えるという人も多いです。
 
灯油が不要になったときは先述した灯油の処分方法で、正しく廃棄しましょう。

保管期間が過ぎたとき

灯油は、購入してから1シーズン中に使い切るのが良いと言われています。次のシーズンまで灯油を放置しておくと、どんどん劣化が進んでしまい、暖房器具のトラブルが発生してしまったり、燃焼不良・着火不良を起こしてしまったりする可能性があるからです。
 
国民生活センターでは「暖房器具に昨シーズンの灯油を使わないで」と注意喚起をしています。処分するのがもったいないからといって、そのまま保管しておくのはやめましょう。

古い灯油の処分は要注意

古くなった灯油を処分する時には、「暖房器具での空焚き」はおこなわないようにしましょう。先述した通り、暖房器具が故障してしまうなどのトラブルが発生する恐れがあります。
 
また、事故が発生する恐れがあるので、近くの川や下水に流すのも絶対にやめましょう。灯油を下水に流した場合、最大で1000万円の罰金が課されることもあります。

まだ使えるかを見分けるポイント

灯油が劣化していないかどうかを見分けるには「色」「におい」を確認してみてください。

劣化していない灯油は透明です。しかし、劣化してくるとだんだん黄色く変色してきてしまいます。

においについては、すっぱいにおいがする場合、劣化が進んでいると考えておいて良いでしょう。

灯油を処分時にこぼした時の対応法

灯油を処分時にこぼした時の対応法

この項目では、灯油をこぼしてしまった時の対処方法について紹介します。

換気をする

まずは、換気をすることが大切です。窓を閉め切った状態だと、灯油のにおいなどによって気分が悪くなってしまいます。

フローリングにこぼした場合

タオルやキッチンペーパーなどで灯油を取り除き、ワックスを塗り直すと良いでしょう。

玄関にこぼした場合

新聞紙や布などで灯油を取り除き、小麦粉や十三などを撒いてから再び拭き取ります。ほうきで残りの灯油を除去し、最後に中性洗剤を撒くと良いでしょう。

手に付着した場合

灯油が手についてしまった時は、下記の方法を試してみると良いでしょう。

灯油が手に付着した場合
  • 食器用洗剤を使う
  • サラダ油と石けんを使う

食器用洗剤には、油汚れを除去する成分が入っているので灯油が付着した場合の対応策としては有効と言えます。

サラダ油を手につけ、石けんで洗い流すという方法も良いでしょう。

また、灯油のにおいが気になる時には消毒用エタノールを使ってみてください。

不用品の処分なら日本不用品回収センターにお任せください!

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お客さまのご要望や不用品の数を考慮し、適切なプランをご案内いたします。相談やお見積もりは無料ですので不用品の処分にお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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灯油の処分についてのまとめ

使い切れなかった灯油の処分は、正しい方法でおこなうのが大切です。記事内でも説明したとおり、灯油は特別産業廃棄物なので、保管や処分などの管理に関して厳しい規制がかかっています。
 
適当に処分してしまって、大きな事故が発生してしまっては困りますよね。灯油の量や、自身の状況などを鑑みて最適な方法で灯油を処分するようにしましょう。

日本不用品回収センター大竹執筆者
大竹
ハウスキーピング協会認定 整理収納アドバイザー。2020年から整理収納コンサルタントとして活動。「部屋の乱れは心の乱れ」をモットーに、一般家庭から企業のオフィス環境の改善までコンサルタント業務を手掛ける。学生時代からコラムニストとしても活動し、不用品回収や収納ノウハウを中心とした記事執筆を行っている。
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