網戸を処分する5つの方法！何ゴミになる？費用や張り替えのタイミングも解説！

最終更新日：2024/02/24

風通しを保ちながら、虫の侵入を防げる網戸。住居用の窓には必需品となっていますが、穴が空いたり開閉しづらくなったりすれば、処分や交換を検討しますよね。

今回は、網戸の処分方法を5つに分けて解説します。処分費用や網戸を張り替えるタイミングについてもご紹介しますので、網戸の劣化が気になってきた方はぜひ参考にしてください。
 

まずは網戸の素材をチェックしよう

網戸には、さまざまな素材のネットが使われています。貼り替えを行いネットのみを処分する場合、素材によって分別が違うので、まずは使用されている素材をチェックしておきましょう。
網戸のネットに使用されている主な素材について、処分方法を解説します。
 

ポリプロピレン・ポリエステル

網戸のネットは、ポリプロピレンやポリエステルなど合成樹脂で作られたものが広く使用されています。軽量なのに強度があり、適度な光沢があるので見た目の美しさにも期待できます。
合成樹脂のネットは、自治体によって分別が違うので、各自治体のルールに従って処分してください。

例えば京都府京都市では、指定された資源ごみの袋に入れて資源ごみの日に出します。神奈川県横浜市では、燃やすごみとして処分しましょう。

 

グラスファイバー

耐久性が優れているだけでなく、熱に強いのがグラスファイバーです。タバコの火でも穴が空きにくく、穴が空いた場合も穴が広がりにくいといった特徴があります。
合成樹脂に比べるとそこまで普及はしていませんが、巻きぐせがなくたるみにくく、張り替えしやすいため需要が高まっています。

グラスファイバーは基本的には不燃ゴミとして処分できるでしょう。ただし自治体によっては資源ごみとして回収しているので、お住まいの地域のルールを確認してください。

 

ステンレス

他の素材より耐久性が高く、汚れがつきにくいのがステンレス製のネットです。高価なため普及率は高くありませんがなんといっても丈夫で、15年以上使用できるケースもあります。

ステンレス製のネットの場合は、不燃ゴミ、もしくは金属ゴミとして処分します。

網戸を処分する5つの方法

網戸を処分する方法を5つに分けて解説します。状況に合わせて、処分しやすい方法を選んでください。
 

 

張り替えで網戸だけを捨てるならゴミの日に出せる

張り替えのタイミングでネットだけを処分するなら、粗大ゴミに当たらない大きさなので一般ゴミとして処分できます。ネットの素材によって分別方法が違うので、お手元のネットの素材を確認してから処分しましょう。
素材ごとの分別方法については「まずは網戸の素材をチェックしよう」でも解説しています。

 

 

サッシごと捨てるなら粗大ゴミ収集を申し込む

サッシごと捨てる場合は、粗大ゴミとして処分します。粗大ゴミの大きさの基準も地域によって違いますが、サッシほどの大きさなら基本的に粗大ゴミとなるでしょう。

粗大ゴミを処分する場合は、自治体に収集を申し込みます。電話の他、インターネットから申し込める自治体も増えており、その場合希望する収集日を指定できます。
早くとも収集は4〜5日後となるので、スケジュールに余裕を持って処分を手配してください。

収集日までに手数料分のゴミ処理券を購入し、網戸に貼り付けた状態で排出場所に出しておきます。ゴミ処理券は、地域のコンビニやスーパーで購入できます。

 

 

張り替えや交換なら業者に回収してもらう

ネットの張り替えやサッシの交換を業者に依頼するなら、業者にそのまま引き取ってもらえます。張り替えや交換をお願いしている場合は、基本的に無料で引き取ってもらえるでしょう。

DIYで張り替えることもできますが、プロに依頼すると美しく仕上げてもらえ、サッシの点検をしてもらえるといったメリットがあります。

 

 

専門店に買い取ってもらう

生活用品を中心に扱うリサイクルショップで買い取ってもらうのは難しいですが、住宅建材を扱う買取店であれば、網戸の買取も行っています。

基本的には、製造年が浅いものが買取の対象ですが、古い家屋や古民家のサッシは、アンティーク品として高値がつく可能性もあります。

 

 

不用品回収業者に依頼する

実家の片付けや引っ越しなど、さまざまな不用品の処分が必要なタイミングなら、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。自宅まで引き取りに来てくれるので、運搬が難しいものや数が多いものでも一度で片付けられるでしょう。

費用が高いイメージもありますのが「トラック積み放題」や「1Kお片付けプラン」と言った定額プランを利用すると、トータルの処分費用を抑えられます。即日回収に対応しているところもあるので、急いで処分したい時にも便利です。
 

 

悪質な業者にご注意ください

不用品回収業者の中には、不法投棄をしたり、不当に高額な費用を請求する悪質な業者も紛れています。無料回収をアピールしながら街中を走っている業者や、突然訪問してくるような業者は、無許可で営業しているところがほとんどなので、依頼しないようにしてください。

連絡先が携帯番号のみのところも要注意です。後に悪徳業者だと気づいても、番号が変わっており連絡がつかないケースがあります。

不用品回収業者を選ぶ際は、ホームページで自治体の許可の有無を確認し、連絡先や所在地など必要な情報が明記されている点を確認してください。料金設定や回収実績など、運営している実態がわかればより安心です。

網戸を処分する費用

網戸を処分する費用をまとめました。不用品回収業者に依頼する際は、単品だと割高に感じますが、定額プランを利用するとトータルの処分費用を抑えられます。
業者によってプラン内容や料金設定が違うので、3社ほどから相見積もりを取り、比較するとよりお得に利用できます。
 

網戸を処分する費用（※2024年2月現在）
ゴミとして捨てる	無料
粗大ゴミとして処分する	200〜500円
張り替えや交換時に引き取ってもらう	無料
不用品回収業者	単品　５００円〜 定額プラン　10,000円〜

 
粗大ゴミの手数料は、自治体によって差があります。さいたま市や大阪市など一部の地域の費用をご紹介しますので、参考にしてください。
 

さいたま市

埼玉県さいたま市では、1辺の長さが90cm以上のものは、粗大ゴミとして扱います。粗大ゴミを処分する際、一部の「特定適正処理困難物」を除いては、1品につき手数料は500円です。
網戸は特定適正処理困難物にあたらないので、500円で処分できます。
参考：さいたま市　一般廃棄物手数料
 

大阪市

大阪府大阪市では、最大辺が30cmを超えると粗大ゴミとなります。網戸や障子、襖といった建具は、1枚200円で処分できます。
参考：大阪市　粗大ごみ処理手数料一覧
 

名古屋市

愛知県名古屋市では、30cm角を超えるものが粗大ゴミです。障子や網戸などの建具の処分手数料は1枚250円です。
参考：名古屋市　粗大ゴミ手数料のめやす

網戸を張り替えるタイミングは？

何気なく使用している網戸ですが、寿命はどのくらいなのでしょうか。網戸を張り替えるタイミングについて、解説します。

 

ネットに穴があいている・破れている

ネットに穴があいている、もしくは破れている状態であれば、そこから虫が入り込んでくるため、まだ新しい状態でも張り替えることをおすすめします。使用期間が長くなってくるとサッシがネットから外れたり、ネットがたるんだりしますが、そういった状態も張り替えのサインです。
 

埃がたまりやすくなってきた

汚れが落ちなくなってきた、埃がつきやすくなってきたと感じたら、ネットを張り替えた方が良いでしょう。

網戸は外気に触れているため、車の排気ガスや花粉、黄砂など汚れがつきやすい場所でもあります。汚れを放置すると、カビが発生する原因にもなります。
それがカーテンに付着して室内に入ってしまうと、健康被害を起こす可能性があるので注意が必要です。

 

変色している

直射日光が当たる場所の網戸は、紫外線の影響で劣化が進みやすくなります。変色している状態であれば劣化しており、強度も弱くなっている状態です。
簡単に破れるようになってしまうので、そろそろ張り替えを検討してください。

 

10年以上使用している

ネットは、4〜5年に一度の交換が推奨されていますが、使用状況や素材によってはもっと長く使用できるケースも少なくありません。ただし10年を過ぎるとネットが劣化してしまい破れやすくなるので、10年以上使用しているなら張り替えを検討してみてください
 

開閉しにくいならサッシごと交換

開け閉めの度にガタガタ音がする、ピッタリ閉まらない、開閉しづらいといった問題があれば、サッシ自体が歪んでいる状態です。修理で直る場合もありますが、ひどい状態であればサッシごと新品に交換するのがおすすめです。

網戸の処分なら日本不用品回収センターにお任せください

網戸を処分するなら、日本不用品回収センターにお任せください。1点の回収はもちろん、網戸の他にも処分したいものがあればまとめて回収いたします。

ご連絡をいただいてから最短30分でお伺い、深夜や早朝の回収にも応じておりますので、急いで処分したいという方もぜひご相談ください。

＞＞日本不用品回収センターの料金プランはこちら

 

網戸の処分に関するよくある質問

網戸を処分する際に、よくある質問をまとめました。網戸の処分についてお困りの際は、参考にしてください。
 

 

網戸はホームセンターで引き取ってくれる？

主なホームセンターでは、不用品の無料回収を実施しています。ショップによって引き取り品目に違いはありますが、家電が中心となっており、網戸のような建具を回収している店舗はほとんどありません。

リフォームに対応しているところも多く、網戸の張り替えや交換を依頼する際なら回収に対応してもらえるケースもあるので、相談してみましょう。
 

網戸は何ゴミに分類される？

サッシごと処分する場合は、粗大ゴミとして扱われます。

ネットのみを処分するなら、素材によって分別方法が違います。合成樹脂のものは資源ゴミや可燃ゴミ、ステンレス製のものは不燃ゴミや金属ゴミに分類されます。
地域によっても分類方法に差がありますので、お住まいの地域のルールを確認してください。

 

網戸は無料で処分できる？

ネットのみを不燃ゴミや可燃ゴミとして処分する場合は、無料で処分できます。サッシごと捨てる場合も、交換時なら業者に無料で引き取ってもらえるでしょう。
比較的新しい網戸なら建具の買取専門店で売却できるので、費用をかけずに処分できます。

網戸を処分する方法　まとめ

網戸を張り替えた際にネットのみを処分するなら、まず素材を確認し、自治体の分別方法に合わせて処分してください。サッシごと処分するなら、粗大ゴミとして収集を申し込みましょう。
張り替えや交換を業者に依頼するなら、無料で引き取ってもらえるケースもあります。

網戸以外にも多数不用品があるなら、まとめて回収できる不用品回収業者が便利です。