庭や駐車場の手入れをする際は、敷いていた砂利を撤去したり入れ替えたりする場合もありますよね。ただし、砂利をごみとして回収できない自治体も多く、処分に困っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、砂利を処分する方法を7つに分けて解説します。処分にかかる費用やホームセンターの回収対応についてもご紹介しますので、適切な方法で砂利を処分してください。
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砂利の用途によっては産業廃棄物に該当する

庭や水槽に敷いていた砂利であれば一般ごみですが、建築廃材として使用された砂利は産業廃棄物にあたります。建物の基礎や骨材など、建築資材として使用した砂利は、「産業廃棄物収集運搬業」の許可を得ている業者に処分を依頼してください。
ごみとして回収できない自治体も多い
砂利は処理が困難なため、自治体では基本的にごみとして収集できません。知らずにごみの日に出してしまうと条例違反となり、罰金が課される場合もあるので注意しましょう。
少量であれば、不燃ごみとして回収する自治体もあるので、お住まいの地域の規定を確認してみてください。神戸市では、袋が破れない程度(5kg以内)の砂利であれば、燃えないごみとしてクリーンステーションで回収されています。
参考:神戸市公式ホームページ「砂・砂利の処分方法」
砂利についての記載のない自治体も多いです。その場合は、自治体に問い合わせてみてください。
公園や山に捨てるのは不法投棄にあたる
公園や山には同じような小石がたくさんありますが、公園や山、河川敷などに砂利を捨てる行為は不法投棄にあたります。人気のない山奥や河川敷でも自治体や地主が管理している土地なので、無断で捨てないでください。
不法投棄と判断された場合は、個人でも5年以下の懲役、または1,000万円以下の罰金、またはその両方が科される可能性があります。
砂利を処分する7つの方法

砂利を処分する方法を7つに分けて解説します。状況に合わせて、利用しやすい処分方法を選んでください。
自治体のルールに従って捨てる
砂利を処理できる自治体であれば、不燃ごみで出せます。自治体によっては砂利の処分を受け付けていない、もしくは一度に出せる量が決まっているので、まずは規定を確認してください。
デメリット
- 処分できない自治体の方が多い
- 捨てられる場合も少量に限る
一般廃棄物事業者に問い合わせる
お住まいの自治体で砂利を回収していない場合、一般廃棄物事業者に依頼すると確実に処分できます。
自治体のホームページでは、一般廃棄物収集運搬の許可を受けた業者の一覧が掲載されています。業者によって処理できる品目が異なるので、事前に問い合わせましょう。
一般廃棄物事業者のデメリット
- 処分費用がかかる
- 対応範囲や対応品目が限られている
販売店の引き取りサービスを利用する
購入した店舗で回収されている場合もあるので、販売店に相談してみましょう。無償、または格安で引き取ってくれます。
ただし、ホームセンターの不用品無料引き取りサービスの多くは砂利を対象外にしています。
各ホームセンターの対応(2025年5月現在)
|
コメリ |
砂利は回収対象外 |
カインズ |
砂利は回収対象外 |
コーナン |
砂利は回収対象外 |
砂利を対象外とする店舗は意外と多いので、持ち込む前に購入した店舗が砂利を回収しているか確認しましょう。
販売店のデメリット
- 砂利を回収対象とする販売店が少ない
- 店舗までの運搬が必要
砂利敷き業者や造園業者に引き取ってもらう
新たに砂利を敷き直す場合は、砂利敷き業者や造園業者に回収を依頼できます。作業後にそのまま古い砂利を回収してくれるので、手間をかけずに処分できるでしょう。
砂利敷き業者や造園業者のメリット
- 手間をかけずに処分できる
- 無償で回収してくれる業者もある
人に譲る
ジモティのような不用品を投稿できるサイトを活用し、砂利を必要としている人に譲るという方法もあります。高価な石を使用した砂利であれば、フリマアプリやネットオークションで売却するのも良いでしょう。
重量がそれなりにあるので、運搬方法や配送料にも注意してください。
デメリット
- 劣化や摩耗していない砂利に限る
- 交渉の手間がかかる
- 重量があるので配送料がかかる
再利用する
劣化の少ない砂利なら、再利用も検討してみてください。他に砂利を敷けるスペースがあれば、別の場所に敷き直すのも良いでしょう。
植木や花壇の周りに敷けば、雑草の発生を防ぐ効果が期待できます。水捌けをよくして根腐れを防ぐために、鉢の底石に使う方法もあります。
不用品回収業者に回収してもらう
レンガや園芸用の土など、ガーデニング関連のアイテムは自治体で捨てられない場合が多く、そのまま放置されているケースも目立ちます。砂利以外にも処分に困っているものがあるなら、まとめて回収できる不用品回収業者が便利です。
自宅まで回収に来てくれるので、重い砂利を自分で運ぶ必要もありません。これを機に、捨てられずにいたものをまとめて引き取ってもらいましょう。
メリット
- 自治体で捨てられない品目を引き取ってくれる
- さまざまな不用品をまとめて処分
- 対応が早い
砂利を処分する費用

砂利を処分する費用をまとめました。一般廃棄物事業者に回収を依頼する場合は、1kgあたり30〜40円ほどです。
重機を使う場合は、別途費用が必要です。
造園業者に依頼する際は、庭のリフォーム費用がかかります。リフォームの基本料金に処分費用を含む業者もありますが、別途回収費用が発生する場合もあるので、事前に問い合わせましょう。
砂利を処分する費用の目安(2025年5月現在)
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自治体で処分する |
無料(指定のごみ袋が必要な自治体も) |
一般廃棄物事業者 |
1kg 30〜40円 |
販売店の引き取りサービス |
無料 |
砂利敷き業者・造園業者 |
要問い合わせ |
不用品回収業者 |
定額プラン15,000円〜 |
不用品回収業者に依頼する際は、定額プランの利用がお得です。トラックの荷台に積める範囲であれば、何点回収してもらっても料金が変わりません。
軽トラックプランであれば、15,000円〜が相場となっています。
砂利を処分する際に注意したいポイント

砂利を処分する際の注意点をご紹介します。石の種類や業者の信頼性、自治体のルールを確認してから処分しましょう。
化粧砂利などの高価な石は捨てる前に再利用・譲渡を検討する
化粧砂利には、高価な石が使用されている場合も。金華砂利や那智黒石などは、20kgあたり4,000〜5,000円と、一般的な砂利に比べ高額です。
敷石として量を用意するとそれなりに費用がかかるので、中古品でも需要があります。フリマアプリやネットオークションでの売却も検討してみてください。
業者に依頼する際は処分先の信頼性を確認する
不用品回収業者のなかには、不当に高額な費用を請求する悪質な業者も潜んでいます。信頼できる業者かどうか見極めるには、必要な資格の取得状況を確認しましょう。
適切に運営する業者は、会社概要に「一般廃棄物収集運搬業」や「古物商」の許可番号が記載されています。
口コミをチェックし、あらかじめ評判を知っておくのも大切です。
大量の砂利の処分はほとんどの自治体が処分不可
少量であれば回収している自治体もありますが、大量の砂利を受け付けている自治体はほとんどありません。
砂利を不燃ごみで回収している神戸市でも、1度に出せるのは5kgまでです。
1度にどのくらいの量が回収できるのか、あらかじめ確認してください。大量に処分する場合は、一般廃棄物事業者や不用品回収業者に依頼しましょう。
砂利の処分は日本不用品回収センターへ

砂利の処分に困っている方は、ぜひ日本不用品回収センターにお任せください。コンクリートブロックやレンガ、土など、他にも処分に悩んでいるものがあるなら、まとめて回収いたします。
カゴ車に積める程度の不用品を回収するSSパックから、1軒まるごとお片付けに適した3Lパックなど、幅広い定額パックをご用意しています。
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出張見積もりは無料です。即日回収にも応じていますので、急いで処分したいときもぜひご相談ください。
日本不用品回収センターの特徴
- 幅広い定額プランが利用できる
- 出張見積もり無料
- 即日回収に対応
- 買取対応あり
日本不用品回収センターのお客様の声
日本不用品回収センターをご利用の方から、いただいた口コミをご紹介します。買取サービスを併用していただければ、トータルの処分費用も抑えていただけます。
LLパックを利用
倉庫から大量の不用品が出てきてしまい、自分たちだけではどうしようもなかったので、日本不用品回収センターさんにお願いしました。電話の対応から良い業者さんというのが伝わるほど、丁寧に対応してくれました。
Lパックを利用
一部屋丸ごとの片付けをお願いしました。冷蔵庫や洗濯機は買取してくれたので、思っていたより処分費用を抑えられました。買取サービスを利用したい人にもおすすめの業者です。
砂利の処分に関するよくある質問

砂利の処分に関するよくある質問をまとめました。砂利の処分で悩んでいることがあれば、参考にしてください。
自分の庭に埋めるのはあり?
自分が保有する土地であれば、砂利を埋めても問題ありません。ただし、土地の売却を検討している場合は注意しましょう。
買主にとっては不要な異物となるため、埋没物として問題になるおそれがあります。
契約内容に反すると判断される可能性もあるので、売却前に撤去する必要があります。
土と砂利が混ざってる場合はどうしたらいい?
土と砂利が混ざっていると、業者に引き取ってもらえない場合もあります。譲渡や売却も断られてしまうので、手間はかかりますが、ふるいを使って土と砂利を分離させましょう。
ホームセンターでは、園芸用の大型のふるいも販売されています。
砂利の汚れを落としたい
高価な砂利を売却する際は、汚れを落とさないと買取額が下がるので、きれいにしておきましょう。軽度な汚れであれば、水洗いで落とせます。
網やふるいに砂利を乗せ、水をかけてきれいにします。
頑固な汚れの場合は、高圧洗浄機を使うと良いでしょう。
まとめ

砂利を処理できない自治体も多いので、お住まいの地域の規定を確認してください。回収を受け付けていない自治体の人は、一般廃棄物事業者に処分を依頼しましょう。
建築資材に当たる場合は産業廃棄物となるので、産業廃棄物を処理できる業者に問い合わせてください。
販売店によっては、使用済みの砂利を回収しています。まだ使用できる砂利なら、ほしい人に譲渡するのも良いでしょう。
砂利以外にも処分品があるなら、まとめて回収できる不用品回収業者が便利です。不用品の量に合わせて無駄のないプランをご提案いたしますので、日本不用品回収センターのご利用も検討してください。
記事の執筆者
日本不用品回収センター
関東や関西で年間20,000件の実績のある不用品回収業者(
第451910009933号)。不用品回収業界歴5年以上のプロが各記事を執筆。実際の回収作業で得た知識や経験をもとにわかりやすく伝えることを心がけています。
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