
引越しの際は、不要になったものを処分する絶好のタイミング。家電を処分するにはさまざまな処分方法があるため、どの方法で捨てれば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか。
テレビや冷蔵庫といったリサイクル家電は、自治体の粗大ゴミで収集されないため注意が必要です。
この記事では、引越し時に家電を処分する方法をご紹介します。リサイクル家電の処分方法や引越し業者の回収対応についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
リサイクル家電はリサイクル法に従って処分する

冷蔵庫・エアコン・洗濯機・テレビの4品目は、家電リサイクル法でリサイクルするよう義務付けられているため、自治体の粗大ゴミ回収では捨てられません。
適切にリサイクルされるよう製品ごとに決まった「家電リサイクル料金」と、業者ごとに決まっている「収集運搬料金」を支払い、破棄を依頼する形となります。
適切にリサイクルするため、下記のいずれかの方法で処分してください。
家電のみの回収となる処分方法も多いため、家電4品目以外の不用品も多数ある場合は、あらゆる品目の品をまとめて回収できる不用品回収業者の利用が便利です。
日本不用品回収センターでは、SS〜3Lまで幅広い定額パックを用意しており、不用品の量に合わせて適切なプランをご提案いたします。Sパック以上のプランであれば、家電リサイクル法対象の家電も、各種オプション料金込みでお得に処分していただけます。
>>日本不用品回収センターの料金プランはこちら
当サイトでは、家電リサイクル法対象の家電の処分方法を解説しています。詳しくは下記のサイトを参考にしてください。
引越しの時に家電を処分する8つの方法

引越し時に家電を処分する方法を8つに分けて解説します。家電の種類や状況に合わせて、適切な処分方法を選んでください。
引越し業者に引き取ってもらう
引越し業者の中には、家電を回収するサービスを提供している業者もあります。引越しの荷物の運搬時に不要な家電を回収してくれるので、手間をかけずに処分できます。
家電リサイクル法対象の家電のみを回収している引越し業者が多く、すべての家電を引き取ってもらえるわけではない点にご注意ください。
主な引越し業者の対応については、「引越しの時に家電を引き取ってくれる引越し業者」でご紹介しています。
引越し業者に引き取ってもらうデメリット
- 回収できる家電の品目が限られている
- 費用は比較的高い
家電量販店の引き取りサービスを利用する
エディオンやケーズデンキ、ヤマダ電機など家電量販店では、有料の家電引き取りサービスを行っています。家電リサイクル法対象の家電だけでなく、あらゆる電化製品が対象です。
店頭のサービスカウンターに持ち込むと、回収の手続きが受けられます。別途料金を支払うと自宅まで引き取りに来てくれる販売店もあるので、持ち込みが難しい場合は問い合わせてみましょう。
参考:ケーズデンキの家電リサイクルサービス
指定引取場所へ持っていく
販売店や引越業者に家電4品目の引き取りを依頼すると、リサイクル料以外にも収集・運搬手数料が必要です。直接運搬する必要がありますが、指定引取場所へ持ち込むとリサイクル料のみで処分できるため、費用を抑えられます。
指定引取場所は、全国各地にあるので、利用しやすいところを選んでください。
参考:指定引取場所の検索はこちら
指定引取場所に持ち込む場合は、あらかじめ郵便局に備え付けられている家電リサイクル券を用いて、リサイクル料金を支払ってください。支払いの証明書と一緒に、営業時間内に家電を持ち込みます。
指定引取場所のデメリット
- 運搬する必要がある
- 平日の日中にしか持ち込めないところが多い
粗大ゴミで処分する
家電4品目以外の家電のうち、自治体で粗大ゴミに該当する大きさの家電は、粗大ゴミの収集を依頼して処分しましょう。自治体ごとに粗大ゴミとして扱う大きさは違いますが、30cm以上のものを粗大ゴミとする地域が多いです。
自治体に収集を申し込んだ後、手数料分の粗大ゴミ手数料券を購入し、家電に貼り付けて指定日に出すと回収されます。収集日は自治体にもよりますが、2週間以上先になる場合も。
引越しシーズンには1ヶ月以上先になるケースもあるので、余裕を持って回収を依頼しましょう。
粗大ゴミのデメリット
- 家電4品目は回収されない
- 回収が1ヶ月以上先になる場合もある
不燃ゴミとして処分する
粗大ゴミに該当しない大きさの家電であれば、不燃ゴミとして無料で処分できます。不燃ゴミの回収日に、集積所まで持っていきましょう。
不燃ゴミのメリット
- 無料で処分できる
- 収集日が決まっているのでわかりやすい
小型家電リサイクルボックスを利用する
小型の家電は、市区町村の施設に設置されている小型家電リサイクルボックスに投入するといった方法もあります。投入された家電はリサイクルを目的として回収されるので、環境にやさしい処分方法です。
自治体によって投入できる家電の品目や投入口のサイズは違うので、お住まいの地域の家電リサイクルボックスの規定を確認してから持ち込んでください。
東京都練馬区のリサイクルボックスは、携帯電話やデジタルカメラ、電子辞書など13品目を回収対象としています。投入口のサイズは、12×25cmです。
参考:
練馬区 回収ボックスについてはこちら
小型家電リサイクルボックスのデメリット
- 投入できる品目やサイズが決まっている
- 設置場所が限られている
リサイクルショップで売却する
使用年数が浅い家電は、リサイクルショップで売却できます。処分費用がかからないだけでなく、売れれば利益になるので、トータルの引越し費用を抑えられるでしょう。
不用品回収業者を利用する
家電以外にも不用品がある場合は、まとめて引き取ってくれる不用品回収業者に依頼すると、一度にすっきり片付けられます。即日回収に対応している業者も多いので、粗大ゴミの収集では引っ越しに間に合わないときにも便利です。
不用品回収業者のメリット
- あらゆる不用品をまとめて処分できる
- 即日対応してくれる業者もある
違法な業者にご注意ください
不用品回収業者の中には、無許可で運営する違法な業者もあります。不用品回収業者を利用した際の高額な費用の請求や、不法投棄といった被害が国民生活センターに寄せられていますが、こうした被害は無許可の業者によるものです。
不用品を処分するためには、「古物商」や「一般廃棄物収集運搬業」といった自治体の許可が必要です。ホームページを確認し、会社概要に許可を取得している旨を記載した業者に依頼しましょう。
引越しの時に家電を引き取ってくれる引越し業者は?

引越しの作業を依頼した際に、不要な家電を引き取ってくれる引越し業者もあります。引越しの前後に他業者への手配をしなくてもいいので、手間をかけずに処分できる便利なサービスです。
回収できる品目は引越し業者によって違うので、主な引越し業者の家電回収サービスについてご紹介します。
サカイ引越センター
サカイ引越センターでは、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の家電4品目であれば、有料で引き取りを依頼できます。家電リサイクル法対象外の家電は、引き取り不可です。
参考:サカイ引越しセンターの家電の処分についてはこちら
アート引越しセンター
アート引越センターでは、家電4品目であれば有料の引き取りを依頼できます。見積もり時に担当者に回収を希望する旨を伝えましょう。
家電リサイクル法対象外の家電については、処分を受け付けてもらえません。
参考:アート引越センターの家電製品処分についてはこちら
アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越者では、引越し当日に有料で処分品の取次を行っています。家電リサイクル法対象の家電だけでなく、その他家電も回収の対象です。
参考:アリさんマークの引越者の不用品の処分についてはこちら
回収品目や注意点、費用の目安については下記の記事で詳しくご紹介しています。
引越し時に家電を処分するときの費用の目安

引っ越し時に家電を処分する際の費用をご紹介します。メーカーやサイズによっても費用は異なるので、あくまでも目安としてください。
引っ越し時に家電を処分する費用(2025年1月現在)
|
引越し業者の引き取り |
テレビ |
5,000円〜 |
冷蔵庫 |
8,000円〜 |
指定引取場所 |
テレビ |
1,320円〜 |
冷蔵庫 |
3,740円〜 |
家電量販店 |
テレビ |
4,000円〜 |
冷蔵庫 |
7,000円〜 |
小型家電 |
550円〜 |
粗大ゴミ |
掃除機・扇風機など |
500円ほど |
不用品回収業者 |
テレビ |
5,000円〜 |
定額プラン |
10,000円〜 |
不用品回収業者に複数の不用品の引き取りを依頼する場合は、トラック載せ放題といった定額プランの利用が便利です。業者によって料金の設定が違うので、いくつかの業者から相見積もりを取って比較すると、お得に利用できる業者がわかります。
引越し時に家電を処分するなら日本不用品回収センターへ

引越し時の不用品の処分なら、日本不用品回収センターへお任せください。あらゆる不用品を、まとめて回収いたします。
幅広い定額パックを用意しており、不用品の量に合わせて最適なプランを提案いたします。
即日回収にも対応していますので、「退去日に間に合わない」「新居に不用品を持っていきたくないので、引越しの日までに来てほしい」など、お急ぎの場合もぜひご相談ください。
日本不用品回収センターの特徴
- 年間20,000件を超える回収実績
- 即日回収OK
- 幅広い定額プランを用意
- さらにお得に利用できるWEB割引あり
日本不用品回収センターを利用したお客様の声
日本不用品回収センターで引越し時の片付けを依頼した方から、いただいた声をご紹介します。買取にも対応していますので、使用年数の浅い家電やゲームなどがあればぜひ査定をご依頼ください。
以前住んでいた部屋の退去日が近くなり、粗大ゴミの回収を依頼しましたが、退去日に間に合いませんでした。ネットで調べてすぐに来てくれる業者を探したところ、日本不用品回収センターさんが見つかりました。
電話したその日に回収に来てくれたので、助かりました。
引越しで一軒丸々分の不用品の処分をお願いしたのですが、買取も利用したのでお得に利用できました。丁寧な仕事で満足しています。
まとめ

引越し時に家電を処分する際は、引越し業者に引き取ってもらうと手間が省けます。家電リサイクル法対象家電しか回収していない引越し業者も多いので、その他家電を処分する際は、家電量販店の回収サービスや粗大ゴミの収集を利用しましょう。
小型の家電は、自治体の不燃ゴミや小型家電リサイクルボックスでも処分できます。使用年数の浅い家電は、リサイクルショップで売却するといった方法もあります。
家電以外にも処分品がある場合は、まとめて回収できる不用品回収業者も検討しましょう。即日回収も依頼できるので、退去日までに片付けたい時にも頼りになります。