家電製品の処分方法について悩んでいる方も多いでしょう。使わなくなった家電をどのように処分すればいいのか、捨てる際の手続きや料金など、気になるポイントがたくさんあります。
この記事では、ヤマダ電機の家電引き取りサービスについて詳しく解説します。ヤマダ電機で不要な家電を安く処分しましょう。
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ヤマダ電機の家電引き取りの料金【2024年最新版】
ヤマダ電機での家電引き取りには3種類の費用が掛かります。
ヤマダ電機の家電引き取り
- リサイクル回収料金
基本的にすべての引き取りにおいて発生する料金。家電によって異なります。
- 収集運搬料
全国一律で2,200円(税込)。こちらも基本的にすべての引き取りにおいて発生します。家電を店舗に持ち込んだ場合も支払う必要があります。
- 訪問回収費用
全国一律で2,750円(税込)。家電の回収のみを依頼する場合や、購入家電の届け日と異なる日に回収を依頼する際に追加でかかる費用。
つまり、単に家電の回収のみを依頼した場合には、「リサイクル回収料金+収集運搬料+訪問回収費用」が掛かります。反対に、買い替えの新品設置の際に古いものを持って帰ってもらう場合にはかかりません。
以下は2024年のヤマダ電機での家電引き取りリサイクル回収料金(税込み)を示している表になります。
家電リサイクル法該当品目
家電 |
料金(リサイクル回収料金) |
テレビ |
2,000円~3,000円 |
エアコン |
990円~9,900円 |
冷蔵庫、冷凍庫 |
6,000円~8,000円 |
洗濯機、衣類乾燥機 |
2,500円前後 |
小型家電リサイクル法該当品目
家電 |
料金(リサイクル回収料金) |
電子レンジ |
1,100円 |
天井照明(ペンダント) |
1,100円 |
扇風機 |
1,100円 |
小型プリンター |
1,100円 |
炊飯器 |
550円 |
掃除機 |
550円 |
ビデオ・レコーダー |
220円 |
ヤマダ電機で引き取りできる家電
以下では、ヤマダ電機で引き取りのできる家電について詳しく紹介していきます。
①家電リサイクル法の該当品目
ヤマダ電機では家電リサイクル法の該当品目の引き取りをしています。
家電リサイクル法とは、家庭で使用される家電製品を、適正に回収・処理するための法律です。家電製品には、冷蔵庫や洗濯機、テレビ、エアコンなど、さまざまな種類があります。
これらの家電製品には、レアメタルや貴金属など、資源として再利用できる材料が含まれています。
以下では、家電リサイクル法該当の4品目について詳しく紹介していきます。
テレビ
ヤマダ電機ではテレビの引き取りを行っています。
リサイクル回収料金は、大きさ、ブラウン管式なのか液晶・プラズマ式なのか、メーカーによって異なります。料金はおよそ2000円~3000円程度です。
収集運搬料は一律2200円(税込)です。そのため、リサイクル回収料金と収集運搬料の合計でおよそ4000円~5000円(税込)の料金になります。
液晶・プラズマ式
大きさ |
メーカー |
料金(リサイクル回収料金+収集運搬料) |
~15型 |
A・Bグループ |
4,070円 |
指定法人 |
5,300円 |
ミスターマックス |
5,552円 |
16型~ |
A・Bグループ |
5,170円 |
指定法人 |
5,900円 |
ミスターマックス |
5,552円 |
※A・Bグループ
パナソニック、ソニー、シャープ、三菱電機 など
※指定法人
ツインバード、アズマ、ディーオン、ザ・ビーズインター など
ブラウン管式
大きさ |
メーカー |
料金(リサイクル回収料金+収集運搬料) |
~15型 |
Aグループ |
3,520円 |
Bグループ |
4,070円 |
指定法人 |
5,300円 |
ヤマダデンキ製品 |
3,795円 |
ノーリツ |
5,170円 |
16型~ |
Aグループ |
4,620円 |
Bグループ |
5,170円 |
指定法人 |
5,900円 |
ヤマダデンキ製品 |
4,895円 |
※Aグループ
パナソニック、LGエレクトロニクス、ハイアールジャパン など
※Bグループ
シャープ、ソニー、三菱電機 など
※指定法人
ノジマ、ドウシシャ
エアコン
ヤマダ電機では不要なエアコンを引き取るサービスを行っています。
収集運搬料とリサイクル回収料金がそれぞれ別料金となっており、収集運搬料の費用は一律で2,200円(税込)です。リサイクル回収料金はメーカーごとに決められていて、990円~9,900円(税込)でかなり幅があります。
ヤンマーエネルギー製のエアコンはリサイクル回収料金が最も高く、9,900円(税込)です。収集運搬料とリサイクル回収料金を合計すると、およそ3,000円から12,100円(税込)です。
メーカー |
料金(リサイクル回収料金+収集運搬料) |
A・Bグループ |
3,190円 |
指定法人 |
4,200円 |
ヤマダデンキ製品 |
3,465円 |
ヤンマーエネルギー |
12,100円 |
※A・Bグループ
パナソニック、ダイキン工業、東芝ライフスタイル など
※指定法人
エスケイジャパン、ハイセンスジャパン、アイリスオーヤマ など
冷蔵庫、冷凍庫
ヤマダ電機では、いらなくなった冷蔵庫や冷凍庫の引き取りを行っています。
収集運搬料とリサイクル回収料金がそれぞれ別料金となっており、リサイクル回収料金は大きさとメーカーによって異なります。大きさでは171L以上または以下で料金が分けられており、値段は6,000円~8,000円(税込)です。
また、収集運搬料は一律で2,200円(税込)となっています。収集運搬料とリサイクル回収料金を合計すると、およそ8,000円~10,000円(税込)となります。
大きさ |
メーカー |
料金(リサイクル回収料金+収集運搬料) |
~170L以下 |
A・Bグループ |
5,940円 |
指定法人1 |
6,930円 |
指定法人2 |
7,400円 |
ヤマダデンキ製品 |
6,215円 |
ドメティック |
7,799円 |
171L以上~ |
A・Bグループ |
6,930円 |
指定法人 |
7,800円 |
ヤマダデンキ製品 |
7,205円 |
ドメティック |
8,349円 |
~170L以下
※A・Bグループ
パナソニック、シャープ、日立グローバルライフ など
※指定法人1
アイリスオーヤマ、コロナ、吉井電気
※指定法人2
ノジマ、ツインバード工業、エスケイジャパン など
171以上~
※A・Bグループ
パナソニック、日立グローバルライフ、シャープ など
※指定法人
ノジマ、デンソーエアクール、ツインバード工業 など
洗濯機、衣類乾燥機
ヤマダ電機では洗濯機、衣類乾燥機のリサイクル引き取りを行っています。
他の家電と同様に収集運搬料とリサイクル回収料金が別料金となっており、収集運搬料は一律で2200円(税込)となっています。リサイクル料金はメーカーによって異なりますが、大きな幅はなくおおよそ2500円(税込)前後です。
収集運搬料とリサイクル回収料金を合計すると、およそ4500円(税込)となります。
※A・Bグループ
パナソニック、日立グローバルライフ、シャープ
※指定法人
ツインバード工業、ツナシマ商事、ミーレ・ジャパン
メーカー |
料金(リサイクル回収料金+収集運搬料) |
A・Bグループ |
4,730円 |
指定法人 |
5,500円 |
ヤマダデンキ製品 |
5,005円 |
ヤンマーエネルギー |
4,840円 |
②小型家電リサイクル法の該当品目
ここでは、ヤマダ電機で引き取り可能な小型家電リサイクル法の該当品目について詳しく紹介していきます。
小型家電リサイクル法の該当品目の代表例は以下の家電になります。また、下記に記載のない家電であっても、電気や電池で動く家庭用電化製品で、家電リサイクル法の対象機器(テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機)以外であればほとんどが対象品目となります。
「環境省:捨てちゃイヤ!小型家電は、リサイクル」も参考にするとよいでしょう。
家電 |
料金(リサイクル回収料金) |
電子レンジ |
1,100円 |
天井照明(ペンダント) |
1,100円 |
扇風機 |
1,100円 |
小型プリンター |
1,100円 |
炊飯器 |
550円 |
掃除機 |
550円 |
ビデオ・レコーダー |
220円 |
ヤマダ電機では小型家電の出張引き取りも行っていますが要相談となっているため、近くのヤマダ電機に料金や実施の可否について問い合わせる必要があります。
また、ヤマダ電機では指定の段ボール一箱に入る家電を1,650円(税込)で回収しています。引き取りを希望する家電が小物ばかりの場合はこちらを利用する方がお得かもしれません。
③パソコン関連の家電
ヤマダ電機ではパソコン関連の回収も無料で行っています。自分で店舗に持ち込むまたは指定場所へ郵送の2つの方法がありますが、送料は無料です。
パソコンの本体のみならず、キーボードやマウスなどの周辺機器の引き取りにも対応しています。しかし、周辺機器についてはパソコンと同梱発送でないと引き取りができないためご注意ください。
④モバイルバッテリー・電池類
ヤマダ電機ではモバイルバッテリーや電池類の引き取りも行っています。持ち込みで引き取り可能となっており、店頭にある回収ボックスにいれるだけなので、事前予約や確認は不要です。
また引き取りにかかる費用も一切かかりません。
注意点
膨張していたり、リサイクルマークがなかったりするモバイルバッテリーは引き取りしてもらえません。持ち込まないようにしましょう。
ヤマダ電機では引き取りができない家電
多くの家電製品を回収しているヤマダ電機ですが、回収していない家電製品もあります。
ヤマダ電機では小型家電リサイクル法に該当しない小物家電、石油ファンヒーター、石油ストーブの引き取りを行っていません。
①小型家電リサイクル法に該当しない小物家電
ヤマダ電機では小型家電リサイクル法に該当する家電しか引き取りを行っておりません。対象品目以外の家電を処分したいという方はヤマダ電機に問い合わせを入れて確認するか、それ以外の方法で処分をしましょう。
小型家電リサイクル法に該当しない品目の例は以下になります。
小型家電リサイクル法に該当しない小物家電
- 電気ケトル
- 電気ストーブ
- おしぼりクーラー
- 店舗用のショーケース
- 冷凍ストッカー
②石油ファンヒーターと石油ストーブ
ヤマダ電機では石油ファンヒーター、石油ストーブの引き取りも行っていません。自治体や廃品回収業者を利用して処分をしましょう。
ヤマダ電機で家電を引き取ってもらう方法2選
ヤマダ電機では持ち込みまたは出張引き取りの2つの方法で家電を回収しています。どちらの方法でも申し込みは店頭、ヤマダウェブコムの両方から行うことが可能です。
ヤマダ電機で家電を出張引き取りしてもらう方法
リサイクル法対象家電の買い替えにより新品を設置してもらう際に一緒に引き取ってもらうパターンと回収のみを依頼するパターンで料金が異なります。
新品設置と一緒に引き取ってもらう場合には訪問費用は追加ではかかりませんが、回収のみを依頼する場合は訪問回収費用が追加で2750円(税込)かかります。
ヤマダウェブコムで家電引き取りを申し込むには、以下の手順で行います。
STEP.1
ヤマダウェブコムのサイトにアクセスする
ヤマダウェブコムのサイトにアクセスし、ログインします。
STEP.2
商品をカートに入れる
引き取りを依頼する家電製品をカートに追加します。
STEP.3
配送方法を選択する
「配送設置」のプルダウンメニューから「申し込み必要事項を入力する」をタップします。
STEP.4
オプション情報選択画面で「リサイクル申し込み」を選択する
「リサイクル申し込みはありますか?」のプルダウンメニューから「リサイクル申込み」を選択します。
STEP.5
注文手続きを完了する
注文手続きを完了します。
STEP.6
配送日時指定時に「リサイクル回収希望」を選択する
配送日時指定時に「リサイクル回収希望」を選択します。
ヤマダ電機での家電の持ち込み方法
ヤマダ電機では店頭でのリサイクル回収も行っています。ご自身で店頭まで持ち込みをする場合ですと、リサイクル料金+収集運搬料金のみとなり訪問回収費用はかかりません。
なるべく費用を抑えたいという方は自分で店頭まで家電を持ち込むとよいでしょう。
ヤマダ電機の店頭で家電引き取りを申し込むには、以下の手順で行います。
STEP.1
ヤマダ電機の店舗に持ち込む
引き取りを依頼する家電製品を、ヤマダ電機の店舗に持ち込みます。
STEP.2
サービスカウンターまたはレジで申し込む
サービスカウンターまたはレジで、家電引き取りの申し込みを行います。
STEP.3
リサイクル料金を支払う
リサイクル対象家電の場合は、リサイクル料金を支払います。
STEP.4
家電製品を引き渡す
スタッフに家電製品を引き渡します。
注意点
リサイクル回収を依頼する場合は、リサイクル券が必要となります。リサイクル券は、ヤマダデンキの店舗で入手することができます。
リサイクル回収を依頼する場合は、家電製品を運び出せる状態にしておきましょう。また、家電製品の電源は必ず切っておきましょう。
以上が、ヤマダ電機の店頭で家電引き取りを申し込む方法です。
リサイクル券の入手方法
ヤマダ電機では、2024年9月時点でリサイクル券のオンラインダウンロードは終了しています。
リサイクル料金は、新規商品の購入・配送時に配達員がリサイクル券をお渡しするので、その際に現金で支払ってください。
また、家電のリサイクル回収の申し込みはWEBページから可能なので、ヤマダウェブコムのページより確認しておきましょう。
ヤマダ電機で家電を引き取ってもらう際のよくある質問
以下では、ヤマダ電機での家電引き取りについてよくある質問についてお答えしていきます。
ヤマダ電機で家電リサイクル4品目は無料で引き取りしてもらえますか?
ヤマダ電機で家電リサイクル4品目の引き取りをしてもらう場合は、料金がかかります。
料金は家電の大きさやメーカーによっても異なり、各料金はヤマダ電機のオンラインショップ「ヤマダウェブコム」にて確認することができます。
ヤマダ電機には家電引き取りの回収ボックスはありますか?
ヤマダ電機では回収ボックスによる家電の引き取りは行っていません。ビックカメラやヨドバシカメラなど一部の家電量販店、地方自治体では小型家電リサイクル法の該当品引き取りを回収ボックスにて行っています。
エディオンやケーズデンキでも家電を引き取りしてもらえる!
ヤマダ電機以外でも、エディオンやケーズデンキで家電の引き取り処分ができます。
エディオンの場合、新規商品の買い替えと同時の引き取りと引き取りのみの2つの方法で処分可能です。
エディオンで購入した商品であれば、他社で購入した商品よりもリサイクル料金を安く抑えられるので、ぜひ利用してください。
また、ケーズデンキも同様の方法で処分できます。
詳しい処分方法は、エディオンでの家電引き取り方法とケーズデンキでの家電引き取り方法をご覧ください。
居住地域の近くにヤマダ電機がないという方は、エディオンやケーズデンキで家電引き取りをしてもらうのも一つの手段でしょう。
ヤマダ電機で家電の引き取りしてもらう方法!まとめ
本記事では、ヤマダ電機での家電の引き取りについて紹介しました。
ヤマダ電機では、家電リサイクル法の該当商品や小型家電リサイクル法の該当商品も幅広く処分できます。
家の中に使用せず置いたままの家電製品がある場合、ぜひこの機会に処分を検討してはいかがでしょうか?
また、ヤマダ電機だけでなくエディオンやケーズデンキなど、他の家電量販店でも家電の引き取り処分ができます。
これから新しい家電を購入したり、引っ越しによって不要な家電があるという方はぜひご利用ください。
執筆者